音楽
邦楽、洋楽、HIP-HOPのニュースやコラム、話題のシンガー、バンドのインタビューやライブレポート
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL eillと語るアレンジ術、僅かなこだわりが生む芸術性
第4回 eill 2022.09.23 17:00
日本を代表する音楽プロデューサー、アレンジャーである本間昭光のインタビュー・コラム「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。毎回現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストを本間のプライベートスタジオに招き、世代を超えた音楽談義をお届けします。 今回お迎えするのは、9月7日(水)にEP『プレロマンス / フィナーレ。』をリリースしたeill。同作に収録された2曲は、ともに9月9日(金)公開の劇場版アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口。』を彩るべく書き下ろした楽曲だ。今回はその2曲の話題を中心に、「その発想はなかった」と本間も驚いた楽曲アレンジや、eillの楽曲制作スタイルについてトーク<a href="https://bezzy.jp/2022/09/9182/">…
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オタズネモノ by 庄村聡泰 yonawoが東京で究めし音楽の原点
#3 2022.09.21 18:00
どうも読者の皆々様方「オタズネモノ」こと庄村聡泰にございます。第3回目にご登場いただくのは、約1年ぶりにインタビューさせていただきましたyonawoの皆様。 上京を経て初の客演を迎えての楽曲「tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai」を軸として、生活環境やそれに伴う心境の変化などを伺うつもりが、斉藤雄哉(Gt)は飲んでばっかり、荒谷翔大(Vo)の歌詞は尖り狂う事この上なし、田中慧(Ba)はメシ炊きやベースソロに忙しく、野元喬文(Dr)は深夜練に精を出すという、実に「らしい」共同生活を営んでいる模様。制作録音含め自宅で完結させたと言う今作の陶酔感や繊細な楽器のタッチなど、そのあたりの秘話<a href="https://bezzy.jp/2022/09/8882/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! DJキャレドが一流のプロジェクトマネージャーである理由とは?ジェイ・Zの関係から考えるプロデューサー論
第6回 2022.09.18 17:00
音楽プロデューサーという職業を聞くと、誰を思い浮かべるだろうか?世の中にはマイケル・ジャクソンの『Thriller』や『Bad』などの名盤をプロデュースした大御所プロデューサー、クインシー・ジョーンズなどを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、ヒップホップにおけるプロデューサーというと、ビートを制作した人物のことを指すことが多く、実際に多くのトラックメーカーがプロデューサーという肩書きを名乗っている。 本来であれば、プロデューサーという役割の仕事は幅広い。プロジェクトの責任者として、そのプロジェクトが成功するように管理をする立場の人を指す。ヒップホップにおいてはビートメーカーという認識の人は多い<a href="https://bezzy.jp/2022/09/8820/">…
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ヒダカトオルのプロデュース塾!! 神使轟く、激情の如く。──バンドでもアイドルでもないスタイルで戦っていける理由とは?
第2回 2022.09.07 17:00
ミュージシャン、そしてプロデューサー、ヒダカトオルです! 近年、DTMやDAWへの関心の高まりとともに「プロデューサーって何する人ですか?本当に必要なんですか?」という質問も増え始めているので、プロデュースとは一体何なのか……?この『プロデュース塾!!』では、そんな疑問を読者の皆さんと紐解いていきます! 今回は、自らプロデュースもこなす“神激”こと神使轟く、激情の如く。のメンバーを迎えて、またひとつプロデュースの真髄に迫っていきたいと思います!(ヒダカトオル/THE STARBEMS)
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ヒップホップで社会を生き抜く! 今最も熱いラッパーJ.I.Dのカムアップストーリー 夢破れつつも全力を注いだ天才リリシスト
第5回 2022.09.04 13:30
8月26日にニュー・アルバム『The Forever Story』をリリースしたJ.I.D(ジェイ・アイ・ディー)。今ではヒップホップ業界に欠かせない最高峰のラッパーJ. コールに才能を見出され、2017年に彼の〈Dreamville Records〉と契約した凄腕ラッパーであるが、今最も熱いラッパーと言っても過言ではないだろう。誰もが認めるリリシズム、そして音楽的な教養とクリエイティビティを感じる多彩なフロウはまさに唯一無二である。そんな彼のキャリアをおさらいしつつ、ニュー・アルバム『The Forever Story』のアウトロとして収録されるはずであった楽曲「2007」で語られたインスパ<a href="https://bezzy.jp/2022/09/7641/">…
#Arcane#Imagine Dragons#J. コール#J.I.D#JID#アーケイン#イマジン・ドラゴンズ#ヒップホップで社会を生き抜く!
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三浦ジュンの「あなたに届けたい音と薬。」 「手抜きコラム」
#3 2022.08.28 12:00
こんにちは。こんばんは。三浦ジュンです。 ここ数日、仕事が立て込んでいたので、今日のコラムは手を抜かせてもらいます。 不定期コラムを書かせていただくようになり、3回目にして早くも手抜きを宣言してたら、レギュラーから外されるかもですね…😅 ただ、僕もエンターテインメント業界の端くれとして、書く以上は楽しんでもらるような作品を目指しますが、全力で書き続ける余裕がないため、どこかで「少しだけ」手を抜かせていただきます……ご了承ください。 ちなみに最近のSNSの主流はInstagram、Twitterですかね?若い人はFacebookを使っている人が減っているようですが…数年前にFacebookに追加<a href="https://bezzy.jp/2022/08/7174/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL マルシィの希望と野望、本間が見る解像度
第3回 マルシィ 2022.08.22 13:00
数々のヒットソングを生み出し、日本を代表する音楽プロデューサーでアレンジャーの本間昭光がホストとなり、若手アーティストとの音楽談義を繰り広げる対談企画「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。2回目となる今回のゲストは、6月1日に1st アルバム『Memory』でメジャーデビューを果たした福岡発の3人組ロックバンド・マルシィ。同作には、本間がサウンドプロデュースを手がけた「ワスレナグサ」も収録されている。今回の対談では当時の制作秘話はもちろん、バンドの現在地、これからの展望を吉田右京(Vo &Gt)、フジイタクミ(Ba)、shuji(Gt)の3人と本間でじっくり語り合ってもらった。ト<a href="https://bezzy.jp/2022/08/6596/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! インディーズ・アーティスト必見!エド・シーランともコラボしたインディペンデント・ラッパー、ラスのカムアップを紹介
第4回 2022.08.21 12:00
世界で最も成功したインディペンデント・アーティストと言ったとき、誰を思い浮かべるだろうか?近年のヒップホップファンであれば、Russ(ラス)の名前を思い浮かべる人も多いだろう。ヒップホップ業界には多くのインディペンデント・アーティストがいるが、ラスは地道な活動で名を広め、最も成功したインディペンデントアーティストの一人と言っても過言ではないだろう。2022年の9月に30歳になる彼は、2011年から今までに15枚のアルバムをリリースしており、全てのアルバムを自身のレーベル〈DIEMON〉と〈Russ My Way〉からリリースしている。 2015年にSoundCloudでリリースした「What <a href="https://bezzy.jp/2022/08/6168/">…
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オタズネモノ by 庄村聡泰 Hakubiが導かれ導く「あいたがい」
#2 2022.08.13 13:00
どうも読者の皆々様方「オタズネモノ」こと庄村聡泰でございます。第2回目となります此度(コタビ)はHakubi(ハクビ)。 andropの内澤崇仁をプロデューサーとして迎え”Hakubi流のラブソング”と銘打たれた最新曲「あいたがい」。片桐(Vo/G)の葛藤や疎外感、劣等感などを強烈な純度、速度でぶち撒ける音源やライブと言う印象が強いバンドであったものの、2021年のアルバム『era』や今年に入っての10-FEETのコラボアルバムに収録された「蜃気楼」のカバー、そして自身の2022年第一弾音源となった「Twilight」は、確実にその表現の幅を広げにかかっているなと言う意<a href="https://bezzy.jp/2022/08/5745/">…
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三浦ジュンの「あなたに届けたい音と薬。」 「片想い」
#2 2022.08.05 12:00
おはようございます。こんにちは。こんばんは。2回目のコラムになります。 これを読んでいるみなさんは「行きつけの店」ってありますか? 僕は友だちが少ないうえに、1人で飲みに行くことやご飯を食べに行くことも苦手です。 そんな僕が唯一、1人で入れる行きつけの店があります。バンドマンの友人が経営している「T」というお店です。 僕はそんなにお酒が強くないし味の違いもよくわかりませんが、この店のレモンサワーはこれまでに飲んだレモンサワーでダントツに好きです! 今日のコラムは、ちょっと前の話ですが音楽と映画の宣伝の仕事をしている友人と「四星球」というバンドのワンマンライブを観たあと「T」に立ち寄ったときの話<a href="https://bezzy.jp/2022/08/5085/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! 〜文化を次世代へ〜 ヒップホップアーティストとスケートボードから学ぶポジティブのサイクル
第3回 2022.08.04 12:30
人間が成長していく上で、出会いというものは非常に重要だ。どのような人から何を言われ、どのようにインスピレーションを受けるかによって、その後の人生が全く違うものになる可能性もある。特に子供のうちは、出会いがその後の人生に与えるインパクトは大きく、どのような道を志すかにも影響を与える。今回は、その幼少期の出会いと、「ポジティブのサイクル」によって人生が変わったラッパーたちのエピソードを紹介したい。 コモンが電話した相手 シカゴ出身のベテランラッパー・Common (コモン)。グラミー受賞アーティストであり、俳優としても知られているリリシストであるが、2018年にUSA Todayが報じた内容を紹介<a href="https://bezzy.jp/2022/08/5002/">…
#Chance The Rapper#DJ Premier#DJプレミア#コモン#スケートボード#チャンス・ザ・ラッパー#トラヴィス・スコット#ヒップホップで社会を生き抜く!
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ヒップホップで社会を生き抜く! アンダーソン・パークの人生から学ぶ「ハッスル精神」〜ホームレスから世界的スーパースターへ〜
第2回 2022.07.21 13:00
2021年11月にブルーノ・マーズとのユニット、Silk Sonicとしてアルバム『An Evening With Silk Sonic』をリリースしたAnderson .Paak(アンダーソン・パーク)。シングル「Leave The Door Open」は全米ナンバーワンヒットを記録し、2022年6月に行われたBTS「Proof」のロケでゲスト出演したことも話題になっている。 現在36歳のカリフォルニア州オックスナード出身のラッパー/シンガー/ドラマー/プロデューサーのアンダーソン・パークであるが、彼の人生からは絶対に夢を諦めない「ハッスル精神」を学ぶことができる。 アンダーソン・パークは、<a href="https://bezzy.jp/2022/07/3730/">…
#Anderson .Paak#Dr. Dre#Dumbfoundead#アンダーソン・パーク#ドクター・ドレー#ヒップホップで社会を生き抜く!
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL キタニタツヤが日本で見据える未来、大切にしたい“響き”と世界観
第2回 キタニタツヤ(後編) 2022.07.12 17:00
日本を代表する音楽プロデューサーである本間昭光が、現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストを自身のスタジオに招き、楽曲制作論を中心とした音楽談義を繰り広げる連載コラム「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。 記念すべき第1回は、若手シンガー・ソングライターの筆頭にして、今まさにさらなる進化の真っ只中にいるキタニタツヤ。キタニが持つさまざまな疑問や憧れについて、本間が丁寧に持論を語った前編に続き、後編では本間が思う楽曲アレンジのポイントや、キタニの音楽的展望に迫った。 編曲はコラージュに近い(キタニ) 本間 編曲する時って何を一番意識する? キタニ メロディや歌詞とは逆で<a href="https://bezzy.jp/2022/07/3249/">…
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〜次世代の新しい才能をフックアップ!〜 ふくりゅうのNEXT POP AWARD vol. 1
2022.07.06 12:00
2022年、新しい才能が続々と誕生する音楽シーン。そのはじまりを遡ると、10年前、2012年にアルバム『diorama』で開花した米津玄師による、あらゆるジャンルやカテゴリーを乗り越えていく突破力だったと思います。その後、King Gnu、Official髭男dismによるスキルフルな演奏、歌唱、楽曲制作力におけるポップミュージックの革新。ストリーミング文化からヒットした、あいみょん、Vaundy、Adoの躍進。そして、Mrs. GREEN APPLEがアップデートしたフェーズ2展開などなど、枚挙にいとまがありません。 そんななか、続々と次世代アーティストが芽吹いているのが2022年の日本のポ<a href="https://bezzy.jp/2022/07/2498/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL キタニタツヤと語るバランス感覚、微妙な“ずれ”が生む温度
第1回 キタニタツヤ(前編) 2022.07.05 12:00
数々のヒットソングを生み出した日本を代表する音楽プロデューサー、アレンジャーである本間昭光の対談連載「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。本間氏がホストとなり、毎回現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストを招いての音楽談義や楽曲制作にまつわるトークをお届けします。 記念すべき第1回は、5月25日に最新アルバム『BIPOLAR』をリリースした若手シンガー・ソングライターの筆頭、キタニタツヤ。宅録からメジャーシーンにかけ上がり、自身名義の音楽活動に留まらず、ベーシストとしてヨルシカのバンドサポートなどでも活躍する彼は、実は大のポルノグラフィティファン。なお当連載は、毎回本間氏が所有す<a href="https://bezzy.jp/2022/07/2040/">…
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ヒダカトオルのプロデュース塾!! BiS──もし後輩ができたらどんなアイドルにする?
第1回 2022.07.04 18:00
ミュージシャンとして色々なことをやらせていただいている、ヒダカトオルです! 年齢が上がると共に楽曲提供やプロデュースの機会も増えていき、プロデューサーとしても活動させていただいておりますが……音楽好きなら誰しも一度は「プロデューサーって何をする人なの?」という疑問を持ったことがありますよね? 自分も小さい頃よく思ってたし。 なので、かつての自分への返答も含めて、プロデューサーの業務内容を皆さんにお教えしながら「プロデュース」の真髄に迫る連載を始めたいと思います!(ヒダカトオル/THE STARBEMS)
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三浦ジュンの「あなたに届けたい音と薬。」 「書く仕事」
#1 2022.07.04 00:00
初めまして。私、三浦ジュンと申します。 ロン毛にサングラスの「みうらじゅん」さん、ではありませんので、悪しからず。 普段はテレビ局で働いていて、主に音楽番組を作っているのですがひょんなキッカケでコラムを書かせていただくことになりました。 コラム?エッセイ?その違いもよくわからないまま引き受けてしまいましたが…昔から文章を読むことや書くことが好きだったので「書く仕事」の依頼は、正直、驚き半分、喜び半分です。 「内容は好きに書いてください!」 と言われましたが…人生の大半を「音楽」に捧げてきたと言っても過言ではなく、音楽以外にほぼ興味がないので、やはり音楽について書こうと思います。 そう言えば、今<a href="https://bezzy.jp/2022/07/1649/">…
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オタズネモノ by 庄村聡泰 黒子首の芯は強くて太い
#1 2022.07.04 00:00
ひょっとしたらひょっとすると、ご存知かも知れませんと言うてしもうては奢りが過ぎるのですが、なんとなく既視感を感じられる方もいらっしゃられるかも知れません。と申しますのは、元々、このような企画をやらせていただいてたんです実は他媒体にて。というわけで、どこかで見かけた様なお写真と文章にてお届けします、私・庄村聡泰ことショウムライターのインタビュー企画は「オタズネモノ」と名付けさせていただきました。 記念すべき第1弾にお越し下さったのは黒子首。個人的にはもう一献行けてしまうくらいの声質をお持ちの堀胃あげは(Vo.Gt)を中心として、2018年に結成された御三方。あれやこれやをオタズネモウシまして、ま<a href="https://bezzy.jp/2022/07/2008/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! フライング・ロータスとタイラー・ザ・クリエイターから学ぶ「アイディアを実現させる」精神性 
第1回 2022.07.02 16:00
ミュージシャンとしてだけではなく、レーベル<Brainfeeder>の代表、そして映画監督としても活躍する凄腕クリエイター、Flying Lotus(フライング・ロータス)。現在、新作映画を制作している最中のフライング・ロータスであるが、そんな彼が2017年に発表した衝撃作『KUSO』が印象に残っている人も多いだろう。『KUSO』はフライング・ロータスが監督を務めた初の映画であり、サンダンス映画祭で上映した際には、あまりのグロテスクさに、観客400人のうちの20人ほどが退館するというエピソードが話題になった。 フライング・ロータスは、アルバム『Cosmogramma』などの作品で、LAのビート<a href="https://bezzy.jp/2022/07/1668/">…