音楽
邦楽、洋楽、HIP-HOPのニュースやコラム、話題のシンガー、バンドのインタビューやライブレポート
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代々木第一体育館公演を韓国公演との違いも交えレポート SHINeeが体現する“輝き合う”関係、5年5ヵ月ぶり日本アリーナツアーで15年の絆を刻む
2023.12.06 18:30
SHINeeが9月のさいたまスーパーアリーナを皮切りに、大阪、愛知、東京と全国4都市全8公演のアリーナツアー「SHINee WORLD VI [PERFECT ILLUMINATION]」を開催。11月29日の東京・代々木第一体育館公演でファイナルを迎えた。 メンバーの兵役やコロナでグループ活動ができなかった期間もあり、SHINee単独の日本公演としては京セラドームと東京ドームで行われた「SHINee WORLD THE BEST 2018~FROM NOW ON~」以来、実に5年5ヵ月ぶりとなる日本アリーナツアー。 今回は日本オリジナルツアーではなく、韓国でリリースした楽曲をベースに構成され<a href="https://bezzy.jp/2023/12/37024/">…
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自身最大規模で開催したツアーのセミファイナルで見せた成長 水瀬いのりが届けた等身大の楽曲世界 ひとつとして同じものはなかったスクラップアートの物語
2023.11.26 17:00
水瀬いのり史上最大規模となる「Inori Minase LIVE TOUR 2023 SCRAP ART」。今年9月にリリースした12thシングル『スクラップアート』を引っ提げたこの全国ツアーは、それぞれの曲が持つ世界観をステージ上で演出し、様々な趣を持つアートを表現するというコンセプトのもと開催された。 2015年のアーティストデビュー以降、ジャンルにとらわれないバラエティに富んだ音楽に挑戦し、昨年は自身が表現したい音楽を追求したフルアルバム『glow』を完成させるなど、アーティストとして新たな面を開拓し続けている水瀬。ツアーファイナルシリーズである神奈川・ぴあアリーナMM初日のステージは、<a href="https://bezzy.jp/2023/11/36579/">…
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自身最長ツアーの東京ガーデンシアター2日目をレポート あいみょんの全国ツアー「マジカル・バスルーム」が示す、コロナ禍の3年間を越えた先の地平
2023.11.08 17:30
「AIMYON TOUR 2023 -マジカル・バスルーム-」のセミファイナル、東京ガーデンシアター2日目公演にて、あいみょんは「お風呂が嫌いやから敢えてツアータイトルにした」と話していた。その理由について彼女は言及しなかったが、バスルームは身体を綺麗にできる心地のよい場所でありながらも、入浴は手間や時間を取られ、疲労時に取り掛かるには非常に億劫な行為という側面を持つ。冬場は寒いし、さらには湯船に浸かっているとふと過去の後悔や苦しい記憶が蘇ることが多々ある。メリットを得るための代償は大きい。 だがそれはバスルームに限らず、我々の生活も同じではないだろうか。楽しいことをするために苦痛に耐える時間<a href="https://bezzy.jp/2023/11/35697/">…
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4都市8公演を巡ったツアーが代々木第一体育館2daysで終幕 宮野真守が15年間磨き続けた“楽しませる”矜持 全方位に届けた全身全霊の「SINGING!」
2023.10.29 18:00
宮野真守にとって約4年ぶりにファンによる声援が可能となったライブツアー「MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2023 ~SINGING!~」。今年6月にアーティストデビュー15周年を迎えたアニバーサリーとしての意味合いも持つ同ツアーは、彼がこれまでのライブで感じてきた思いや、培った経験、ファンやサポートと育んできた信頼関係がダイレクトに表れる夜となった。このレポートでは千秋楽の前日となる国立代々木競技場第一体育館の1日目公演の様子をお届けする。 最新シングル「Sing a song together」を用いたオープニングムービーに乗せてダンサーとバンドメンバーが現れ、客席<a href="https://bezzy.jp/2023/10/35255/">…
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tetsuya率いるコピーバンドが歓喜で満たした日比谷野音公演 極上の夢を見せたLike~an~Angelのパラレルワールド、圧倒的名曲群に新たな彩りを加える
2023.10.23 19:00
“コピーバンド史上初の日比谷野外大音楽堂ワンマンライヴを敢行!!”と銘打って行われたLike~an~Angel “PARALLEL WORLD 2023”。2023年10月7日の日比谷野外大音楽堂はまさに来場者、演者全てを巻き込んだ一夜限りのパラレルワールドといった様相であった。 一応、改めて当バンドについて説明しておくと、Like~an~Angel(ライク アン エンジェル)とは、L’Arc~en~Cielのtetsuya(Ba)が率いる“L’Arc~en~Cielのコピーバンド”である。2023年4月1日に自身のSNSにて始動を発表。投稿日がエイプリルフー<a href="https://bezzy.jp/2023/10/34897/">…
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全席完売で迎えたワールドツアー東京公演を独自レポート 無限の可能性を見せたxikers初の日本単独公演、road𝓨を道標にどこまでも続く旅路を示す
2023.10.13 18:00
今年3月、1stミニアルバム『HOUSE OF TRICKY : Doorbell Ringing』で韓国デビューした10人組ボーイズグループxikers(サイカース)が、デビュー後わずか6ヵ月で初のワールドツアーをスタートさせた。メンバーのJUNGHOON(ジョンフン)の負傷で、現在は9人で活動を行っている彼らが10月7日に行った「TRICKY HOUSE : FIRST ENCOUNTER IN JAPAN」東京・Zepp Haneda公演の模様をレポートする。 xikersは、現在K-POP第4世代ボーイズグループの旗手として人気爆発中のATEEZの弟分としてデビューした新人グループ。練<a href="https://bezzy.jp/2023/10/34192/">…
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サプライズ演出も披露した有明アリーナ公演3日目をレポート 水樹奈々のライブシリーズ4部作が大団円、新たなプロローグも見せた「LIVE PARADE」最終日
2023.09.25 18:00
6月に公開したインタビューで、水樹奈々は全国ツアー「NANA MIZUKI LIVE PARADE 2023」について、「ド派手にいこう!といろいろ考えている」「(2023年1月開催の)『LIVE HEROES』とはがらりと違った趣」「皆さんが思い描く“パレード”とは一味違うものかもしれない」「サプライズを仕掛けたい」と話していた。同ツアーの千秋楽となる有明アリーナ3日目のステージはまさにその言葉のとおり、否それ以上のスケールを持った3時間超えのステージ。“パレード”の固定観念を覆す深みとダイナミズムには、水樹のライブに対する並々ならぬ思いが漲っていた。 ステージの前面に立ちはだかるモニターに<a href="https://bezzy.jp/2023/09/33020/">…
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今年もフル満喫した庄村聡泰が最も印象的だったアクトは? フジロック総括1万5000字レポート(後編) 誇るべき日本を感じた2日目夜〜最終日
2023.09.07 18:00
(前編はこちら) さあ、ついにこの瞬間がやってくる。先述の通り筆者の初フジはFUJI ROCK FESTIVAL ’05。他ならぬ『In Your Honor』リリース直後のFOO FIGHTERSを観るためであった。それ以降の来日公演にも足を運んではいるものの、18年ぶりにまた同じ地で、そして奇しくもまた最新作『But Here We Are』リリース直後という縁を感じざるを得ないタイミングで彼らのライブを観られることとなったのである。登場SEはなし。定刻を少しすぎたところでDave Grohl(Vo,Gt)が袖からギターをかき鳴らしつつ勢いよく登場。6人が定位置へ着いたところで歯切れのよい<a href="https://bezzy.jp/2023/09/31980/">…
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前夜祭から乗り込んだ庄村聡泰が観たライブを凝縮して解説 フジロック総括1万5000字レポート(前編) 体がいくつあっても足りなかった初日〜2日目夜
2023.09.06 17:30
(取材・文/庄村聡泰) こういうことがあるからさ、やっぱり可能な限り前夜祭からおっ始める方がいいんだよと思う。というわけで今年も前夜祭からの参加となったFUJI ROCK FESTIVAL ‘23である。フジロッカーたちの憩いの場となるオアシスとRED MARQUEEが今年も前夜祭のみ入場無料で開放。フードとドリンク、そして中央に組まれたやぐらでの苗場音頭に大道芸。からの開催を祝しての打ち上げ花火、当日に演者が公表されるRED MARQUEEでのライブ(こちらも前夜祭のみ無料)が楽しめる。今年は事前記事にて推しまくったインドのフュージョンバンド、JATAYUが前夜祭にも出演という俺得に加え沖縄<a href="https://bezzy.jp/2023/09/31979/">…
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ビハインド映像の公開を記念して詳細レポートを初公開 STAYCの魅力を再認識!過去一番の充実度だった日本初ファンミーティングをプレイバック
2023.09.05 20:00
今夏、日本で初のファンミーティング「2023 STAYC FANMEETING “SWITH Gelato Factory” in Japan」を行ったSTAYC。帰国後すぐに韓国でミニアルバム『TEENFRESH』をリリースし、リード曲「Bubble」の活動を行ったのも記憶に新しい。そんな彼女たちが先日、日本公式YouTubeでファンミーティングのビハインド映像を公開した。このタイミングで温存していた詳細レポートを初公開。7月15日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで行われたファンミーティングの昼公演をじっくり振り返る。 STAYCは、スミン、シウン、アイサ、セウン、ユン、ジェイから<a href="https://bezzy.jp/2023/09/31933/">…
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RBW初のファミリーコンサートをプレイバック! MAMAMOO+、OH MY GIRL、B1A4が一堂に「RBW 2023 SUMMER FES」を振り返る
2023.09.04 18:00
MAMAMOO、ONEUS、そして2021年にデビューしたPURPLE KISSが所属する芸能事務所RBWは、B1A4とOH MY GIRL、ONFを擁するWM エンターテインメント、KARAを輩出し現在はMIRAEが所属するDSPメディアを傘下に迎え、現在は韓国でも大手事務所へと成長。そんなRBWが所属アーティストをこぞって来日させ、初めてのファミリーコンサートを東京ガーデンシアターで開催した。もともと注目度の高いMAMAMOO+やOH MY GIRLに加えて、B1A4とONFはメンバーが兵役を終え、ようやく全員が揃い踏み。完全体としては久しぶりのステージになるため、ファンの期待は否応なしに<a href="https://bezzy.jp/2023/09/31824/">…
#B1A4#LEE CHAE YEON#MAMAMOO+#MIRAE#NewID#OH MY GIRL#ONEUS#ONEWE#ONF#PURPLE KISS#RBW#VROMANCE
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海外アーティスト最速の東京ドーム公演を詳細に振り返る aespaが東京ドームで見せたシーズン1の集大成、9万4000人を掌握した圧倒的2日間
2023.08.13 20:00
第4世代K-POPボーイズグループのドーム公演決定のニュースが続く中、第4世代K-POPガールズグループの中で最初に東京ドームに到達したのが4人組メタバースグループaespa(エスパ)だ。しかもまだ、日本デビュー前。韓国デビューからも2年9ヵ月という海外アーティスト史上最速での東京ドームだ。8月5日・6日の2日間、東京ドームで開催された「aespa LIVE TOUR 2023 ‘SYNK : HYPER LINE’ in JAPAN -Special Edition-」は、両日ともにソールドアウトし、2日間で9万4000人を集めた。本記事では、8月6日のライブの模様を核に<a href="https://bezzy.jp/2023/08/30456/">…
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みんなで楽しむ姿勢を貫いたZepp DiverCity公演をレポート 一途に進化を続けるにしな、今を鮮やかに刻んだツアー「クランベリージャムをかけて」最終日
2023.08.02 17:30
ソファや本棚、クッションやおもちゃが並べられ、まるで自分の部屋のようなあしらいがされたZepp DiverCityのステージ。そこに静かに登場してきたにしなは、白いドアに赤いペンキで文字を書き始める。「with cranberry jam」──「クランベリージャムをかけて」。今回のワンマンツアーのタイトルであり、ちょうどこのライブの前日に配信がスタートした新曲の曲名でもある。 そんな演出を経て、「ランデブー」からライブは始まっていった。バンドメンバーの奏でるゆったりとしたグルーヴに身を委ねながら、にしなは身体を揺らしながら気持ちよさそうに歌う。先ほどのオープニングで一気に自分の世界へと惹き込ん<a href="https://bezzy.jp/2023/08/29766/">…
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因縁の会場で行われた新体制初ツアーファイナルをレポート BiSが6人で揃い踏んだ区切りの一歩、さらなる飛躍を予感させたLIQUIDROOM公演
2023.07.25 17:00
BiSが新メンバー3名を加えた6人編成の新体制で初となる全国ツアー「3 balls and 2 strikes TOUR」を開催。全11公演(うち2公演は8月に振替)となる本ツアーのファイナルの場所として選ばれたのは、BiS三期が始まって早々に陥ったコロナ禍直前にワンマンライブを行った会場であり、先日のインタビューでもトギーが「これから頑張っていくぞっていう時にライブができない期間に入ってしまったので、ここからまた始められることがすごく嬉しい」と語っていた、グループとしては特別な、そしてある意味では因縁の、とも言えるLIQUIDROOMであった。 開演直前に会場入りした筆者が客席を見渡すとそん<a href="https://bezzy.jp/2023/07/29303/">…
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“生きる道”を言葉とスタイルで届けたZepp Shinjuku公演 水曜日のカンパネラ・詩羽が高らかに宣言した人間愛、肯定する強さで到達した次の目的地
2023.07.22 18:00
水曜日のカンパネラのワンマンライブツアー「RABBIT STAR ☆ TOUR」が7月19日水曜日、Zepp Shinjukuでファイナルを迎えた。詩羽が初代のコムアイから引き継いで2代目主演・歌唱担当となってから1年10ヵ月。新たなフェーズを迎えた水曜日のカンパネラのスタイルとメッセージが確立されたといっていい、とても完成度の高いライブだった。 今回のツアーでガイド役を務めてきた「シャトル青木ラビット」のカウントダウンとともに、フロアを埋め尽くしたオーディエンスを乗せたロケットが宇宙に飛び立つ。そしてステージがライトで照らされると、そこには赤い衣装を着た詩羽の姿が。そんな<a href="https://bezzy.jp/2023/07/29225/">…
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2デイズとも完売で迎えた日本武道館公演最終日をレポート 快進撃を続ける≠ME、12人+8000人でつくった“強さと絆”の大団円
2023.07.07 17:30
≠MEが、春の全国ツアー『≠ME全国ツアー2023「We shout “I am me.”」』のツアーファイナル公演を6月30日(金)に東京・日本武道館で開催した。 ≠ME(以下、ノイミー)は、=LOVEの姉妹グループとして2019年2月24日に結成された、指原莉乃がプロデュースの12人組アイドルグループ。結成当初は先輩グループの力を借りて活動していた時期もあったが、ライブを重ね人気も実力もグングン成長。2021年4月のメジャーデビュー1stミニアルバム『超特急 ≠ME行き』が1位を獲得するなど、これまで着実にステップアップしてきた。 今年3月31日には4周年<a href="https://bezzy.jp/2023/07/28420/">…
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最新アルバムを冠したツアーZepp Shinjuku公演をレポート 「明るく元気に行こうぜ!」SHERBETSが25周年を越えて奏でる自らの物語
2023.06.20 18:00
浅井健一(Vo, Gt)と福士久美子(Key, Cho)による「知らない道」の♪Hoo Wooという掛け声は、SHERBETSが4月26日にリリースした『Midnight Chocolate』の聴きどころの1つだと思っている。その♪Hoo Wooをいつか生で聴いてみたいという願いがこの日2曲目で叶ってしまい、筆者はもう感無量だった、という個人的な感想はさておき、前掲の『Midnight Chocolate』を引っ提げ、5月18日の新潟公演から全国各地を廻ってきた「SHERBETS 25th ANNIVERSARY TOUR Midnight Chocolate」が6月8日、東京のZepp Sh<a href="https://bezzy.jp/2023/06/27541/">…
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韓国で大ブレイクした曲と表情演技を武器に日本デビュー 「本当に幸せ!」Billlieが緊張と喜びで胸いっぱいの日本初ショーケースを開催
2023.05.30 17:30
Billlieが5月20日に東京・Zepp DiverCityで日本デビュー記念ショーケース「Billlie Japan Debut Showcase “what is your B?”」を開催した。韓国で大ブレイクした「GingaMingaYo (the strange world)」のJapanese ver.で5月17日に日本デビューしたBilllieは、2021年11月に韓国でデビューした当時から、つき、はるなの日本人メンバーがいることから日本でも注目されていた。この日は待望の日本デビューを記念したショーケースとあって、開場前からZepp DiverCityはたくさんのBel<a href="https://bezzy.jp/2023/05/26308/">…
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日本のiKONICに決意と感謝を見せた東京2日目をレポート 転機を越えたiKON、東京公演で示した変わらない楽しさと止まらない勢い
2023.05.30 12:30
YG ENTERTAINMENTを離れて新たな道を歩み始めたiKONが、ワールドツアー「iKON WORLD TOUR [TAKE OFF] 」の東京公演を敢行した。生バンドの生み出すグルーヴに乗って、新アルバム『TAKE OFF』収録曲を日本で初披露したほか、10年間彼らが作り出してきたヒット曲満載のステージで、アーティストとしてのプライドとアイドルとしての自負を見せ、ずっと彼らを支えてくれたiKONIC(iKONファンの呼称)への感謝と愛を伝えた。本記事では5月27日・東京ガーデンシアターでの昼公演の模様をレポートする。 iKONは2回のサバイバル番組を経て、2015年に「BIG<a href="https://bezzy.jp/2023/05/26360/">…
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過去最大規模で開催された熱気あふれる3日間をレポート K-POPに出会い、目撃し、体感できる一大フェス「KCON JAPAN 2023」今年も無事閉幕
2023.05.18 17:30
コロナ禍を乗り越えて、日本で最大のK-POPイベント「KCON」が完全復活。昨年は有明アリーナでライブのみの小規模開催だったが、今年はホームとも言える幕張メッセに場所を移し、5月12・13・14日の3日間に渡って開催された。 「KCON」とは「M COUNTDOWN」という音楽番組の拡大版でもあるライブと、K-POPだけでなくK-Beauty(韓国コスメ)やK-Food(韓国料理)など、さまざまなK-Culture(韓国文化)に触れられるコンベンションを包括したイベントのこと。今年はコンベンションホールも開放し、コロナ前の活気を取り戻したどころか、歴代最多観客である12万3千人を記録。K-PO<a href="https://bezzy.jp/2023/05/25560/">…
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日本だけの演出が詰まった有明アリーナ2日目をレポート 世界を旅するATEEZが日本に届けた恩返し、実力と絆で魅了したアンコール公演
2023.05.08 18:00
ようやく海外渡航ができるようになった1年半の間に、2回ものワールドツアーを敢行したATEEZ(エイティーズ)が、2度目のワールドツアーのアンコール公演「ATEEZ WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] ANCHOR IN JAPAN」を開催。他国の公演とは少し異なる、日本での新曲初パフォーマンスを含めたスペシャルなステージを展開し、世界を股にかけ活躍する自信と、それを裏付ける実力、そしてメンバーたちの熱い絆が見えるライブを見せてくれた。 ATEEZは、HONGJOONG(ホンジュン)、SEONGHWA(ソンファ)、YUNHO(ユンホ)、YEO<a href="https://bezzy.jp/2023/05/24930/">…
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これからリリースされる新曲群を初披露した新宿LOFT公演 WENDYが日本ロックシーンに開ける風穴、無限の可能性を発揮した“Showcase Live”
2023.05.08 17:30
「Are you ready, Shinjuku!? Yeah! Yeah! Yeah! Yeah!」 Sena(Dr)が力強いビートを打ち鳴らす中、Paul(Gt)とJohnny Bowie(Ba)がすでにジャム・セッション風の演奏を繰り広げているステージに飛び出してきたSkye McKenzie(Vo, Gt)が観客を煽りながら、バンドの演奏はPaulが奏でるリフが印象的なミッドテンポのブギィなロックンロール「Devil’s Kiss」で始まった。 10代という若さはもちろん、バンドとしてデビューする前に亜無亜危異のギタリスト、藤沼伸一が監督を務めた映画『GOLDFISH』でスク<a href="https://bezzy.jp/2023/05/24962/">…
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日本2ndシングル発売を記念した再来日公演を詳細レポート! STAYCがファンと幸せを分かち合った5ヵ月ぶりの日本ショーケース、感謝の手紙&再会の約束も
2023.04.18 18:00
日本2ndシングル『Teddy Bear -Japanese Ver.-』をリリースした韓国のガールズグループSTAYCが、それを記念した「STAYC Japan 2nd Showcase 2023 “Teddy Bear”」を大阪、東京で開催した。本記事では4月10日の東京・Zepp Haneda公演をレポートする。 STAYCはスミン、シウン、アイサ、セウン、ユン、ジェイからなる6人組。 ショーケースは日本デビューシングルリリース時の11月以来、約5ヵ月ぶりとなる。今回日本語バージョンになった「Teddy Bear」は、韓国で2月にリリースされた最新曲で、本国では音楽番組6冠を獲<a href="https://bezzy.jp/2023/04/23947/">…
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「FLOWERS TOUR」後半戦が中野サンプラザからスタート go!go!vanillasが“聖地”に捧げた感謝、3年越しのシンガロングに未来を誓う
2023.04.09 17:00
「こんな素敵な会場がなくなっちゃうのは寂しいです。ここに自分らの名前を、演奏を刻めたことは一生忘れられない思い出になると思うので、みんなもそれを持ち帰ってください!」(柳沢進太郎/Gt) 「俺にとって中野は聖地。上京したとき、中野ブロードウェイに通ったり、牧を含め、いろいろな人と遊んだりした思い出があります。その中野でライブができたなんてうれしい」(長谷川プリティ敬祐/Ba) 「昔、中野に住んでたから懐かしい。だから思い出深い場所だし、中野サンプラザで、ずっとやりたかったんです」(牧達弥/Vo, Gt) 「7,000人くらいの大きなホールになるらしい。そこでまたやろうぜ」(ジェットセイヤ/Dr<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22982/">…
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即完売で迎えた日比谷野音公演にみるバンドの真骨頂 yonawoが支持を集める所以、全てをドラマに変える“バンドのみぞ知る”生音遊び
2023.04.08 20:00
yonawoがメジャーデビュー3周年を祝した記念ワンマンの会場として選んだのは、つい先日開設から100年を迎え、現設備の解体と建て替えが決定した日比谷野外大音楽堂。通称“日比谷野音”の現設備は1983年竣工の第3形態とのことで、第4形態のお披露目は現状未定という。様々なアーティストに愛されてきたことをその歴史が語るこの会場にて、3月18日土曜日に「YONAWO YAON」と題されたライブが催された。 それはとても手荒い歓迎であった。 3月に入り日中20℃を超える日が幾度とあるなかで当日は生憎の雨、ここまでは野外ライブ“あるある”なのだが、気温がまた季節外れの真冬日というジョーカーを引き当ててし<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22611/">…
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輝き続けたアイドル人生の集大成を飾る卒業公演をレポート 矢吹奈子が過ごしたかけがえのない“青春” ラストステージに込めた10年分の感謝と決意
2023.04.08 18:00
HKT48のメンバーとして10年間活動してきた矢吹奈子が、4月1日(土)に横浜・パシフィコ横浜国立大ホールで行われたワンマンライブ『矢吹奈子 卒業コンサート〜未来への翼〜』を持ってグループを卒業した。 矢吹は2013年8月にHKT48第3期生オーディションに合格。当時は小学6年生の12歳というフレッシュさ。翌年の2014年には早くも正規メンバーに昇格し、3rdシングル『桜、みんなで食べた』で初の選抜メンバー入りするなるなど加入初期から活躍してきた。同期で同学年の田中美久とは、なこみくの愛称でファンに親しまれ、2018年の11thシングル『早送りカレンダー』ではダブルセンターを務めたりとまさに盟<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22963/">…
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UK最高峰ロックバンドの9年ぶり来日公演を独自レポート ただ“ロックンロール”だけが在る奇跡──アークティック・モンキーズが巻き起こした次元違いの狂騒
2023.03.16 17:30
これだけははっきりと覚えている。 “紛れもないロックンロールを観た、そしてそのロックンロールは名乗ることさえしなかった” サマーソニック2014にてヘッドライナーを務めて以来、9年振りとなる来日公演、そして単独公演としては2009年の武道館以来、実に14年振りとなるアークティック・モンキーズの来日公演初日、東京ガーデンシアターでの出来事である。 まさに待望と言える今回の来日、踊る胸を抑え切れない筆者は当日朝、とある行列に並んでいた。渋谷パルコ地下クアトロラボにて開催されていたスペシャル・ポップアップ・ストアの整理券を入手するためである。無事に昼過ぎの入場チケットにてTシ<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21486/">…
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ワンマンLIVE『春時雨』Zepp Haneda昼公演をレポート ツユが放った高次元の“生演奏” 削ぎ落とすことで生まれる圧倒的な充実感
2023.03.12 17:00
2023年3月4日、Zepp Haneda。開演時間ほぼ定刻の14時を迎えたところで場内は暗転。ステージ中央に据えられた円形のLEDにチャージャーの様な映像が映し出される。0%から100%へ充電完了といったところで、開演である。その狼煙として選曲されたのは今年初リリースでありTVアニメ『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編エンディング主題歌としてデジタル配信されている「傷つけど、愛してる。」であった。 改めて全容が明かされた此度のステージはリズム隊をサポートメンバーに従えた5人の編成であり、円形LEDの背後には巨大なLEDも据えられ、そこに投影されるミュージックビデオと凄まじいスピード感で駆け抜けて<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21112/">…
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多彩な個性と楽曲で魅了した初来日公演を詳細レポート LOONAが日本のファンに届けた希望、溢れる想いで再会を誓う
2023.03.09 19:00
韓国のガールズグループLOONA[今月の少女]が3月3日、東京・立川ステージガーデンで日本では初となる単独公演「LOONA 1st Live “LOONA THE WORLD in TOKYO”」を開催した。 本公演は、昨年10月に開催する予定だったライブの振替公演。昨年8月から、アメリカ、ヨーロッパでワールドツアーを行ってきたLOONAだが、日本オリジナル曲や日本最新曲「LUMINOUS」の初パフォーマンスなど、たった一度の日本公演のためにワールドツアーとは異なるセットリストを用意してきてくれたのが嬉しい。そしてライブの最後に、ファンに「これからもLOONAは続きます」や「LOONAはいつも<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20937/">…
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英米最大の音楽賞をW受賞した直後の“超貴重”な初日本ツアー Wet Legがもたらした熱狂空間、圧倒的多幸感とバンドの真価を見せたO-EAST公演
2023.02.17 21:50
Wet Leg(ウェット・レッグ)のデビューアルバムがリリースされたのは2022年4月8日。いきなり全英チャート初登場1位に輝いて全世界の熱い視線を集め、日本でもすぐに話題になった。10代・20代ばかりでなく、40代・50代の音楽好きたちが早くに好反応を示していたのも特徴的だった。2021年5月にデビュー・シングル「Chaise Longue」をリリースしたときから既に注目度は高かったが、アルバムがすごくいいという評判は高速で広まり、発売月中にもう来日公演が決まった。東京公演のチケットはあっという間に完売となり、6月には追加公演が発表されたが、それが売り切れるのも早かった。 チケットが発売され<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19532/">…