タグ一覧:#インタビュー(310件)
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“喪失”を大胆に描く『豚知気人生』誕生の裏側 秦 基博×枝 優花の創作信念 「イカロス」が生んだ三者三様の“再生”
2023.02.16 19:00
秦 基博の新曲「イカロス」の世界を3人の映画監督がオリジナル脚本で映像化。その3作品を束ねた映画と秦の撮り下ろし最新LIVE映像が融合し、“秦 基博 × U-NEXT FILM「イカロス 片羽の街」&PREMIUM LIVE「ICARUS」”として2月18日(土)までU-NEXTにて独占配信されている。 それぞれの視点で楽曲テーマの“喪失”を描く3本のオムニバス映画で、特に大胆な解釈かつ痛快な描写で「イカロス」の世界を拡げているのが、枝 優花監督作の『豚知気人生』だ。秦と枝監督に本プロジェクト始動のきっかけや制作の舞台裏を尋ねると、音と映像、メインのフィールドは違えど作品を生み出す両者に共通す<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19215/">…
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出演作が絶えない2.5次元俳優の現在地 目指すはトップの“オンリーワン” 赤澤遼太郎が追い求める俳優像
2023.02.16 18:00
赤澤遼太郎が、26歳記念公演舞台『赤澤と狐太郎の日常〜明日は大事なオーディション編〜』を2月18日・19日に開催する。舞台『おそ松さんon STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME〜』シリーズのトド松や、MANKAI STAGE『A3!』シリーズの七尾太一役、ミュージカル『憂国のモリアーティ』シリーズのフレッド・ポーロック役など2.5次元舞台・ミュージカルを中心に活躍の場を広げている赤澤。先日、自身初となるグランドミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』を無事終え早々に、6月2日公開の映画『アキはハルとごはんを食べたい』でダブル主演を務めることが発表された。自身の記念公演では、自分が<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19365/">…
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2枚組全22曲の1stフルアルバム『NAKIGOTO,』をリリース なきごと4年間の成長物語、次へ進むための一作
2023.02.15 18:30
2人組バンド・なきごとがファーストフルアルバム『NAKIGOTO,』をリリースした。全22曲からなる本作は、2022年にリリースされた楽曲を含む新曲を収録した「A面」と、これまでリリースしてきた楽曲にライブで披露してきた未発表曲を集めた「B面」の2枚組。結成から4年となるなきごとのこれまでと今をすべて注ぎ込んだ、現時点での集大成である。 デビューした当時のなきごとの楽曲には、「夜」や「ひとり」というイメージが強くあった。ファーストミニアルバムのタイトルからして『夜のつくり方』である。水上えみり(Vo・G)の書く歌詞には孤独の影が色濃く映り、そのとても内面的でリアルな心情が、岡田安未(G・Cho<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19123/">…
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2023年第一弾曲「Enchant」で打ち出す“攻め続ける”モード THE ORAL CIGARETTESの新たな武器、縛られないことで手に入れた強さ
2023.02.14 18:00
ラッパーのKamuiをフィーチャーした「ENEMY feat. Kamui」とそれを先行配信曲としたフィーチャリングEP『Bulletes Into The Pipe』、山中拓也を中心としたギルド的コミュニティ「JOGO」とのタッグで制作された「BUG」、そしてさいたまスーパーアリーナで開催された主催イベント「PARASITE DEJAVU 2022」……ホールツアーや各地のフェスへの参戦も含めて、THE ORAL CIGARETTESの2022年はかなりアグレッシヴで挑戦的だった。 いや、外側から見ると挑戦的に「見えた」ということにすぎないかもしれない。いずれにしても彼らはそれまでの自分たち<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19136/">…
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恩師たちから受け継いだ精神とは もっと踏み込んだ形でエンターテインメントを作っていく、錦織一清が踏み出す新たな一歩
2023.02.10 12:50
現在、三越劇場で上演中の舞台『サラリーマンナイトフィーバー』は、錦織一清が作・演出を手掛ける人情喜劇。2020年に初演、2022年の再演では全国6都市を巡業し、今回は満を持しての東京公演となる。 アイドルとして、俳優として、そして作・演出家として。エンターテインメント界の第一線を走り、体感してきた彼だが、実は今作は新たな挑戦への第一歩でもあるという。これまで出会ってきた「師」の話や、エンターテインメントというものへの思い……錦織一清が今、考えていることとは? 等身大の演劇があっていい ──この『サラリーマンナイトフィーバー』の発想自体は、かなり昔から温めていたものとのことですが。 今現在の、み<a href="https://bezzy.jp/2023/02/18784/">…
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映画『生きててごめんなさい』に重ねた“かつての自分” 穂志もえかが語る現在地、行動力を生んだ心の変化
2023.02.05 12:00
『新聞記者』の藤井道人が企画・プロデュース、ドラマ『アバランチ』の山口健人が監督を務めた映画『生きててごめんなさい』が2月3日に公開を迎えた。主演に黒羽麻璃央を迎え、現代の日本の若者たちが抱える“病み”を描く本作で、ヒロイン・清川莉奈役に抜擢された穂志もえか。 映画『少女邂逅』(2018年)で初主演を務め、『街の上で』(2021年)での好演も話題を呼ぶなどステップアップを続ける彼女だが、何をやっても上手くいかない莉奈には自身を重ねることが多かったそう。そんな穂志が、丁寧に作り上げた“莉奈”に込めた思いとは。アメリカテレビシリーズ『SHOGUN』に出演するため、2021年9月から約8ヵ月間にわた<a href="https://bezzy.jp/2023/02/18456/">…
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映画『生きててごめんなさい』主人公との共通点を語る 黒羽麻璃央の原動力は嫉妬心? 充実するために必要な“余裕”とは
2023.02.04 17:00
『新聞記者』の藤井道人が企画・プロデュースを手がけ、ドラマ『アバランチ』の山口健人が監督を務めた映画『生きててごめんなさい』が2月3日に公開を迎えた。 現代の日本の若者たちが抱える“病み”を描く本作で、主人公・園田修一を演じた黒羽麻璃央。2023年は昨年から続くミュージカル『エリザベート』に加え、ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』に出演。立て続けに映画公開も控えるなど、様々なフィールドで活躍する彼は、人生に悩み、彼女への“嫉妬心”をあらわにする修一という役にどう挑んだのか。2012年にミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビューして以来、役者道をひた走る黒羽に、プライベートと仕事のバ<a href="https://bezzy.jp/2023/02/18457/">…
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2nd EP『青を生きる』に秘めた思いとは 高橋李依が到達した新たな高み、「好き」が実を結んだ6曲の物語
2023.01.27 19:00
多くの話題作でメインキャラクターを演じるなど大活躍中の声優・高橋李依が、歌手として2nd EP『青を生きる』をリリースした。前回のインタビューでは歌手デビューを決断するまでの葛藤、新しい挑戦を模索する気持ちを希望とともに届けてくれたが、今作『青を生きる』はその全てが結実したと思える作品だ。 さまざまなジャンルからアプローチされた豊かな楽曲群で構成され、その全ての曲で複雑な心情を抱えた主人公が描かれており、6曲入りながら1枚のフルアルバムを聴いたような充実感に浸ることができる。さらには昨年10月にリリースされたシングル「共感されなくてもいいんじゃない」で巡らせた伏線も回収するなど、人気声優として<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17977/">…
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STAYC Japan Debut!! 特集 日本に来たらここに就職希望!? STAYCはじめての飴細工体験
第4回 2023.01.24 18:00
昨年11月に待望の日本デビューを果たした6人組K-POPガールズグループ、STAYCの魅力を1ヵ月にわたりお届けしてきたこちらの特集もいよいよ4回目。日本デビュー特集としてはラストとなる今回は、来日中大忙しの6人に限られた時間でも日本らしい文化を楽しんでもらいたい!との思いで浅草ロケを敢行。日本デビューシングル「POPPY」では動物の耳をイメージしたダンスを取り入れ、デビューショーケースでは「ケーキ大好き!」と公言するくらいスイーツ好きな彼女たちに、スイーツで動物を作れる飴細工を体験してもらいました。 今回訪れたのは、浅草の「飴細工 アメシン」。通常の初心者向けの教室ではうさぎを作るところ、今<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17695/">…
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グラミー2部門ノミネート中の“USインディーの至宝” Big Thiefにみるバンドの本質、瞬間を奏でる尊さ
2023.01.23 18:30
今年のグラミーにも2部門でノミネートされ“USインディーの至宝”とも評されるバンド、Big Thief(ビッグ・シーフ)が昨年11月に待望の初来日。メンバーはエイドリアン・レンカー(Vo/Gt)、マックス・オレアルチック(Ba)、バック・ミーク(Gt)、ジェームズ・クリヴチェニア(Dr)の4人で、2015年の結成からこれまで5枚のアルバムをリリースしている。最新作はドラムのジェームズがプロデュースも手がけた、5thアルバム『Dragon New Warm Mountain I Believe In You』。今回、同作を携えて大阪、名古屋、東京(東京のみ2日間)でライブを行った彼らに話を聞くこ<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17578/">…
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映画『BAD CITY』の傷だらけエピソードを振り返る 坂ノ上茜の本気は“いい加減”? 初めての本格アクション作で魅せた存在感の秘訣
2023.01.22 18:00
「小沢仁志還暦記念作品」として、1月20日より新宿ピカデリー他にて全国公開中の映画『BAD CITY』。主演・脚本・製作総指揮を務めた小沢仁志へのインタビューに続いて、小沢演じる虎田と同じく“特捜班”に配属される新人刑事・野原恵を演じる女優、坂ノ上茜にインタビュー。役名さながらに、劇中で野原(実際は荒野も荒野)に咲く一輪の花のように清廉な存在感を放ち、映画のなかで非常に重要な役どころを担っている。とはいえ、本作で全編にわたって繰り広げられるのは、主演の小沢が「俳優人生最後の無茶」と宣言するCGなし、スタントなしのガチンコアクション。彼女も当然、その撮影は無事では済まなかったようで──。 あまり<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17640/">…
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“奇跡の作品”と語る集大成作が1月20日に全国公開 小沢仁志が還暦に誓う過去へのリベンジ 『BAD CITY』で目指した究極のエンターテインメント
2023.01.20 17:30
1月20日より新宿ピカデリー他にて全国で公開される映画『BAD CITY』。「小沢仁志還暦記念作品」と冠される本作は言うまでもなく、俳優や監督といった肩書きや「顔面凶器」「Vシネマの帝王」などさまざまな異名を持つ小沢仁志の一つの集大成となる作品だ。1984年に本格的に俳優デビューし、これまで日本のエンターテインメントの潮流の中で堂々たる活躍を見せてきた彼が、その流れに逆らうかのように、自身のなかでブレない“面白さ”を貫き完成させた本作。主役にして、欲望渦巻く架空の“犯罪都市”で巨悪を相手取るために期限付きで復活を命じられた服役中の元警部・虎田誠を演じている。 CGなし、スタントなしで100人以<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17408/">…
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ドラマ『あなたは私におとされたい』インタビュー 村井良大が見据える俳優としての在り方 34歳の今感じる“変化”とは
2/2 2023.01.19 17:00
2023年1月よりMBS 毎日放送「ドラマ特区」で放送中の不倫サスペンスドラマ『あなたは私におとされたい』。 本作で、先にインタビューを公開した鶴嶋乃愛と共にダブル主演を務めるのが俳優・村井良大。宇垣美里演じる妻・夏菜がいながら鶴嶋演じる若い女性部下・ノアにグイグイと迫られる、なんとも羨ましくも(!?)困った役を演じている。これまでも映像、ストレートプレイ、ミュージカルと幅広く活躍している彼が「落ちそうで落ちない役」を演じるにあたり求められた繊細なアプローチや、キャリアを重ねた“今”思うことを聞いた。 既婚者の役がちょっとずつ増えてきた ──今回のドラマ出演のオファーが来たときの感想は。 不倫<a href="https://bezzy.jp/2023/01/16816/">…
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ドラマ『あなたは私におとされたい』インタビュー 鶴嶋乃愛の生きがいは「表現すること」 初主演で挑む全く違う“ノア”
1/2 2023.01.18 12:00
1月よりMBSドラマ特区枠で放送がスタートしたドラマ『あなたは私におとされたい』は、「ゼッタイに不倫しない男×ゼッタイに不倫させる女」というキャッチコピーの通り(!?)手に汗握る不倫サスペンス。 本作のダブル主演で既婚者を“落とす”女・立花ノアを演じているのは、『仮面ライダーゼロワン』のイズ役で女優デビューして以来、マルチな活動で活躍の幅を広げている鶴嶋乃愛。同じ「ノア」という名前の役柄を演じるにあたり、並ならぬ思い入れがあるようで……。 「またやってる」って思っていただけたら ──今回のこのドラマ出演の話が来たときのお気持ちはいかがでしたか? 原作を読ませていただいて、本当にディープな世界観<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17059/">…
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STAYC Japan Debut!! 特集 セウン、ユン、ジェイ──“妹”チームが天真爛漫に語るメンバー愛と日本愛
第3回 2023.01.17 18:00
昨年11月にシングル『POPPY』で待望の日本デビューを果たした6人組K-POPガールズグループ、STAYCの魅力をたっぷりとお届けするこの特集。その第2弾と第3弾では、『POPPY』発売の瞬間を日本で迎えるために来日した彼女たちを3人ずつに分け、一人ひとりにじっくりとショーケースの思い出や今後の意気込みを聞いてきました。前記事のお姉さんチームに続き、今回はセウン・ユン・ジェイの妹チーム。お姉さんチームより少し(だいぶ?)キャピキャピした雰囲気をお楽しみください! お姉さんたちは言わなくてもわかってくれる ──お姉さんチームに続いて、3対3に分かれて、一人ひとりにフォーカスするインタビューをし<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17058/">…
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STAYC Japan Debut!! 特集 スミン、シウン、アイサ──“姉”チームが紹介する互いの持ち味と隠し味(?)
第2回 2023.01.16 18:00
抜群のビジュアルと高い歌唱力、そして名曲揃いの楽曲群が世界で注目を集める6人組K-POPガールズグループ・STAYCが昨年11月に待望の日本デビュー。彼女たちの魅力をたっぷりとお届けする特集の第2弾と第3弾では、日本デビューのために来日した彼女たちをお姉さんチーム(スミン・シウン・アイサ)と妹チーム(セウン・ユン・ジェイ)に分けて、初ショーケースを経て肌で感じた日本デビューをじっくりと語ってもらいました。撮り下ろし写真は全てフィルムカメラで撮影。貴重な写真とともにお楽しみください! みんなでがんばって日本語を勉強してきた ──日本デビューを迎えて、本当に日本でデビューしたんだなという実感は湧き<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17038/">…
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STAYC Japan Debut!! 特集 STAYC初インタビュー はじめての日本で明かすフレッシュな野望
第1回 2023.01.09 18:00
昨年11月に待望の日本デビューを果たしたK-POPガールズグループ、STAYCの魅力をたっぷりとお届けする特集の第1弾では、デビュー直前に初来日した6人にインタビュー。日本の印象は? 日本でやりたいことは? などなど、はじめての日本にまだ慣れていない6人の初々しさ溢れる受け答えをお楽しみください。写真もすべて撮り下ろしの永久保存版、記事の最後にはプレゼントもあるので要チェック! このあと特集は3人ずつに分かれてのユニットインタビュー、そして過密スケジュールの合間で日本の伝統を楽しんだロケ企画(どちらも後日公開予定)へと続きます。お楽しみに! 長く長く活動したい ──まずは初登場ということで、S<a href="https://bezzy.jp/2023/01/16563/">…
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ニューアルバム『2100年』を元日にリリース Mega Shinnosukeが今ロックを鳴らす理由、夢中になれる未来に放つ会心作
2023.01.05 12:00
東京生まれ福岡育ち、現在22歳のクリエイター、Mega Shinnosuke。昨年7月のEP『ハンサムなDANCE』に続く新作デジタルアルバム『2100年』は、資料に「渾身のロックアルバム」とあるとおり、どこを切ってもロックな1作になった。 まあ今でもロックをやったりやらなかったり、ヒップホップをやったりやらなかったり、ダンスミュージックをやったりやらなかったり、つまりはそのときどきの心の赴くままに自由奔放に音楽をやってきたMegaなので、もはや何をやろうと驚かないのだが、今回彼がロックを選んだのには、これまでとは違う確信と必然を感じるのである。何かと閉塞感のあるこの時代、コロナ禍も終わりそう<a href="https://bezzy.jp/2023/01/16320/">…
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芸人結成物語 by やついいちろう カミナリ(竹内まなぶ&石田たくみ)後編──不意の一発が切り拓いたロングロード
第6回 2022.12.29 17:00
やついいちろうがホストとなり、さまざまなコンビ・トリオの結成や現在までのエピソードを聞くインタビュー連載『芸人結成物語』。3組目のゲストは、ボケの竹内まなぶとツッコミの石田たくみから成るカミナリ。前編では保育園から幼なじみの2人の出会いから、着実に絆を深めていった学生時代を振り返ってもらったが、後編ではいよいよコンビとして本格始動の幕が開く!カミナリ名物の“どつきツッコミ”はいつ、何をきっかけに生まれたのか。今以上にイキっていた(?)駆け出し時代から現在までの逸話をやついに語ってもらった。 やつい 江古田に2人で住んでたんだね。でも住みはじめた頃はまだ何もやってないんでしょ? たくみ 僕が大学<a href="https://bezzy.jp/2022/12/16170/">…
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ブレイク必至の16歳シンガーソングライターの現在地に迫る 次世代アーティストao、新曲で示すたしかな成長と無限大のポテンシャル
2022.12.27 18:00
今年3月に1st EP『LOOK』をリリースしたシンガーソングライター、ao。オンタイムなポップサウンドの精度、陰影に富んだソングライティングの筆致、そしてすでに備わっている独立した歌のグルーヴという点においても、彼女を語る際にどうしても「10代とは思えないという」枕詞を添えたくなるのは重々承知だ。しかし、それだけの切り口では彼女の歌の本質を捉えることはできないということを、はっきりと提示しているのが新曲「瞬きと精神と君の歌と音楽と」である。これまでの様相とは異なるあり方で、オーガニックかつオーセンティックな普遍性をまとったラブソングを作り上げたaoにその現在地を聞いた。 ──aoさんの歌は一<a href="https://bezzy.jp/2022/12/16095/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL ヒグチアイと考えるアーティスト人生、一歩ではなく半歩先を行く難しさ
第7回 ヒグチアイ(前編) 2022.12.27 12:00
ポルノグラフィティの作曲&トータルプロデュースやいきものがかりのサウンドプロデュースなど、数々のヒット曲を生み出してきた本間昭光の対談連載「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。本間のプライベートスタジオを舞台に、毎回セルフプロデュースに長けた若手アーティストを招いた音楽談義が繰り広げられていく。 今回のゲストは、幼少期からクラシックピアノに触れながらさまざまな楽器や音楽を経験、18歳から鍵盤弾き語りを生業とするヒグチアイ。2016年のメジャーデビュー以降、自分自身を鼓舞するような楽曲リリースを重ね、着実に支持者を増やしてきた彼女は、何に迷い、どんな壁を越えて今にたどり着いたのか。前編では<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15965/">…
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辻村深月のベストセラー小説を待望の劇場アニメ化 物語の先に“救済”を──映画『かがみの孤城』原恵一監督が語る作品に込めた想い
2022.12.25 12:00
そこは、私の世界を変える入口でした──学校で居場所をなくした7人の中学生の前に突如現れた鏡の向こうの世界で、狼面の少女“オオカミさま”と繰り広げられる、この冬感動のファンタジー・ミステリー作品。直木賞作家・辻村深月のベストセラー小説『かがみの孤城』が劇場アニメ化され、12月23日(金)に全国公開を迎えた。 監督は映画『クレヨンしんちゃん』シリーズや『カラフル』『河童のクゥと夏休み』など数々の名作を生み出した原恵一、制作は『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などを手がけるA-1 Picturesという、アニメ界屈指のタッグ。さらに北村匠海、宮﨑あおい、<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15905/">…
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新体制第1弾シングル『超FINE!!!』をリリース BOYS AND MENが語る「夢」への想い、叶えた先にある恩返し
2022.12.24 17:30
東海エリア出身&在住のメンバーで構成された、名古屋発のエンターテインメント集団・BOYS AND MEN(通称:ボイメン)がニューシングル『超FINE!!!』を12月21日にリリースした。2022年5月に長らくリーダーを務めていた水野勝がグループを卒業し、6月1日より新体制での活動を開始した6人は、辻本達規のケガ、手術、リハビリの経過を見ながらも歩みを止めることなく最大限の力を注ぎ続けている。「超FINE!!!」はそんな彼らの姿を爽やかかつ熱く描いた楽曲に仕上がった。 「何回だって、何歳だってオレら夢をみよう」というメッセージが刻まれた同曲を踏まえ、今回のインタビューではボイメンの考える「夢」<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15845/">…
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芸人結成物語 by やついいちろう カミナリ(竹内まなぶ&石田たくみ)前編──組むずっと前から「おめぇしかいねえ」ツレ
第5回 2022.12.18 15:00
やついいちろうがホストとなり、毎回さまざまなコンビ・トリオの結成にまつわるエピソードや現在に至るまでの紆余曲折を聞く『芸人結成物語』。3組目にお招きするのは茨城県出身、どつき漫才でお馴染みの、ボケの竹内まなぶとツッコミの石田たくみから成るカミナリ。毎回ゲストの“思い入れの場所”で撮影をしている当企画だが、今回2人がやついを招いたのは経堂駅前にある居酒屋CRiB。後々話題にも出てくるのだが、経堂に移転する前は江古田で「もつ焼 あぶさん」という店名で地元の方々に長年愛されていたお店で、2人が江古田で共同生活を送っていた時代にとてもお世話になった居酒屋だという。 そんなお店にて、着席するや否やビール<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15382/">…
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“生きづらさ”に葛藤しながらも前に進もうとする主人公の物語 伊藤万理華が向き合う自分の価値観、玉田真也監督と映画『そばかす』撮影を振り返る
2022.12.15 18:00
「愛する人と出会い、結婚して、家族を作ること」だけが幸せと言えるのだろうか?──そんな問いを投げかける映画『そばかす』が12月16日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開される。 <恋愛至上主義>が当たり前の世界で、他人に恋心を抱かないことで自らの居場所に葛藤しながらも、やがて自分の幸せを見出していく主人公・蘇畑佳純(そばた・かすみ)を演じるのは三浦透子。2021年公開『ドライブ・マイ・カー』でヒロインを務め、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、本作では単独初主演にして主題歌も担当している。そして監督には劇団「玉田企画」の作・演出を担う玉田真也が迎えられた。 また、佳純を取り巻くキャスト<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15240/">…
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新アルバム『FLOWERS』とバンドの現在地を語る go!go!vanillas牧達弥に訊くメンバーの進化、新作で立ち返る“自分たちのフィールド”
2022.12.15 17:00
原点回帰とバンド・サウンドの更新を印象づけるニュー・アルバム『FLOWERS』が発売された。今回もgo!go!vanillas(以下、バニラズ)らしい多彩な全12曲が揃っているが、バンドが原点回帰するには、そもそもバンドが進化していることが前提として必要だ。今回のインタビューでは原点回帰やバンド・サウンドの更新についてはもちろんのこと、そこに至るまでの進化をどう捉えているのか、バンドを代表して牧達弥(Vo, Gt)に訊いてみた。来年2023年、インディーズ・デビュー10周年、翌2024年、メジャー・デビュー10周年を迎えるバニラズの活動はここからさらに加速していきそうだ。 ──9月30日の日本<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15189/">…
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話題作出演で注目の新鋭女優の等身大の声 菊池日菜子が『月の満ち欠け』で得たもの、継ぎたい想いと自分だけの夢
2022.12.05 17:00
第157回直木賞を受賞した、佐藤正午の最高傑作とも名高いベストセラー小説『月の満ち欠け』が実写映画となり12月2日に全国公開された。大泉洋を主演に迎え、“生まれ変わり”をテーマに年月を越えた純愛が描かれる本作。大泉とともに物語を彩るキャストに有村架純、映画初出演の目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウなど実力と華を併せ持つ役者陣が顔を並べるなか、主人公の娘役に抜擢されたのが新鋭女優の菊池日菜子。作中で演じた小山内瑠璃と同じく、あどけなさのなかに時折大人びた顔も見せる彼女は今、どんな気持ちで本作の公開を迎えているのか。撮影を振り返ってもらいつつ、今後挑戦してみたいことなど、笑顔を絶やさず答えてくれ<a href="https://bezzy.jp/2022/12/14716/">…
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翌日に響きまくりの“獣を喰らう”1万字インタビュー あなたはサバシスターを知ってるか?──躍進止まらぬ3人組のガチトーク
2022.11.30 18:30
“サバシスター”という名をご存知だろうか? 今年結成されたばかりの3人組ガールズバンドだ。「ジモティー」で知り合ったメンバーで結成し、MVをTikTokにアップしたところバズりまくり、8月にはオーディション「出れんの!?サマソニ!?」を勝ち抜いてSUMMER SONIC 2022に出演、9月には初の音源として1stデモCD-R『鯖ノ壱』をリリース(サブスクでも配信中)、そして12月には04 Limited Sazabysの2マンツアー「Harvest tour 2022」京都公演になぜか大抜擢……と、目の覚めるようなスピードで注目度を高め続けている彼女たち。 <a href="https://bezzy.jp/2022/11/14207/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL Lucky Kilimanjaroが提唱する“踊る楽しさ”と“楽しく踊れる”ライブ体験
第6回 熊木幸丸(後編) 2022.11.30 12:00
日本を代表する音楽プロデューサー、アレンジャーである本間昭光の対談連載「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。本間氏がホストとなり、毎回現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストを招いての音楽談義や楽曲制作にまつわるトークをお届けします。 前回記事に続き今回のゲストは「世界中の毎日をおどらせる」をテーマに掲げ、本日最新作となるシングル『一筋差す』をデジタルリリースしたLucky Kilimanjaroのコンポーザー、熊木幸丸。本間に「日本のダンスミュージックの最先端」と言わしめた対談前編に続き、後編では機材に明るい本間と熊木ならではのディープな機材話や、2人が定義する“グルーヴ”の話<a href="https://bezzy.jp/2022/11/13571/">…
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新作ミニアルバム『ZERO』を11月23日リリース Sano ibukiが立ち返る“ゼロ”地点、覚悟が生んだ原点回帰作
2022.11.23 17:00
2019年のメジャーデビュー以降、映画、ドラマ、アニメ、CMなど様々なタイアップソングを書き下ろし、その作品との高い親和性に定評を集めているシンガーソングライター・Sano ibuki。彼が6曲入りミニアルバム『ZERO』を完成させた。 今作は一つひとつ楽曲制作にじっくりと向き合ったうえで生まれた楽曲たちがコンパイルされている。過去作『STORY TELLER』と『BREATH』のように、コンセプトやプロットを綿密に立て、明確なテーマに向かって制作を進めた制作とは異なりながらも、バリエーション豊かな作品に仕上がった。彼にとって原点回帰的な作り方で生まれ、「常に自分は出発点に立っている」という覚<a href="https://bezzy.jp/2022/11/13793/">…