人によって見え方が違う?監督が幅広い演技への信頼を明かす
『マジカル・シークレット・ツアー』“クズ夫”役に挑んだ塩野瑛久の新写真解禁、メイキングカットも
2026.05.08 15:00
©2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会
2026.05.08 15:00
6月19日(金)に公開される映画『マジカル・シークレット・ツアー』から主演・有村架純と夫婦役を演じる塩野瑛久の場面写真が解禁された。
本作は、2017年に中部国際空港で主婦たちが“金の密輸”で逮捕された実際の事件に着想を得たオリジナルストーリー。物語では2児の母、大学の研究者、妊婦というそれぞれに事情を抱えた女性3人が偶然出会い、密輸という秘密によって絆を深めていく。
キャストでは夫の横領と解雇により突然借金を背負った2児の母で主人公の和歌子役を有村架純、奨学金の返済に追われる借金600万の研究員・清恵役を黒木華、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由役を南沙良が演じるほか、塩野瑛久、青木柚、斎藤工ら実力派キャストが集結。また、監督を『ミセス・ノイズィ』(2019年)で日本映画批評家大賞・脚本賞を受賞した天野千尋が務め、シンガポールでの煌びやかな金密輸の旅路を本場の空気そのままにスクリーンに描き出す。
本作で主人公・和歌子(有村架純)の夫・高志を演じる塩野瑛久は、2012年にデビュー後、数々の映画・ドラマ・舞台で活躍を続けてきた。近年では大河ドラマ『光る君へ』(2024)の一条天皇役で高い評価を受け、TBS系ドラマ『未来のムスコ』(2026)では志田未来演じる主人公のパートナー役を熱演。さらに今年は映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』や『SAKAMOTO DAYS』に続き、テレビアニメ『あかね噺』で声優にも初挑戦するなどジャンルを横断し存在感を放ち続けている。
そんな塩野が本作で演じる高志は、優しい夫でありながら妻の和歌子に言えない秘密を抱えた“クズ男”。 高志はギャンブルにのめり込み会社から300万円を横領するが、その事実が発覚し会社から解雇されたことも、闇金から借金をしていることも全て和歌子に隠していた。そんな中、高志がパチンコ店でくも膜下出血で倒れたことにより和歌子は事実を知ることになる。
高志の入院費や滞納中の返済金、そして生活費と金銭的に追い詰められた和歌子が高志の銀行口座を確認すると、その残高はわずか23円。主婦として家庭を守ってきた和歌子は絶望の淵に立たされ、他になすすべもなく“金の密輸”という闇バイトに手を染めていくことになる。一方で高志は2人の子供にとっては父親であり、実母からは今でも溺愛される息子。身勝手で未熟だけれど、どこか憎みきれない高志の危ういバランスを塩野が絶妙に演じている。
今回解禁されたのは、塩野瑛久演じる高志の新規場面写真とメイキングカット3点。幼い子供を抱きかかえる高志は“優しい父”の表情なのに対し、パチンコ店でのカットには、こちらをまっすぐに見つめる追い詰められた男の眼差しが映し出されている。そしてメイキングカットでは、入院中の撮影シーンで天野監督と塩野が真剣に言葉を交わす様子が捉えられている。

天野監督は高志という人物について「高志は、人によって嫌なヤツに見えたり、正論を言うキャラクターに見えたりと、見え方に幅があるようですが、私からすると人間味があって面白い人。プライドが高いし本人は一生懸命やっているつもりなのに、言っていることとやっていることがズレているんですよね」と、どこかズレてはいるものの単純な悪人ではない高志の性格を明かす。また、そんな高志を演じた塩野に関しては「役の面白さを引き出して、楽しんで演じてくださいました」と信頼のコメントを寄せた。

映画『マジカル・シークレット・ツアー』場面写真 ©2026「マジカル・シークレット・ツアー」製作委員会
