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INTERVIEW

コント公演で初共演した2人が語る互いの印象と趣味への愛

貪欲に“挑戦”する2024年に向けて、堀田茜&樋口日奈が見つけた新境地

2023.12.21 17:00

2023.12.21 17:00

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恐れずにいろいろなことに挑戦していきたい

──お二人共にとって新たな扉となった今作が2023年の最後にあったわけですが、来年の目標としてはどのようなものを考えていますか? お仕事、プライベートどちらも教えてください。

樋口 最近はプライベートで47都道府県をひとりで旅するという目標を立てています。あと、私は本を読むことも好きなので、ひとり旅の経験や本から沢山インプットして、自分の糧にしてお仕事でどんどんアウトプットできたらと思っています。様々な経験をすることによって意識せずとも人間の深みが出てくるんだろうなと思うので、プライベートでも経験を重ねて、味のあるというか、内側からも発信できるような女優さんになりたいです。人間くさくいたいんですよね。もちろん良いイメージでいることは大事ですが、そればっかりではなくて人間くささも出していけると、より魅力的な女優さんになれるんじゃないかなって。自分の経験を演じる役に反映させられるようになれたらいいなと思っています。

──樋口さんは今年、ドラマに8本出演されましたが、来年も多くの作品に出演したいですか? それとももうちょっとバランスを考えたい?

樋口 今はもう、お仕事は貪欲に挑戦していきたいなと思っています。そういう一つひとつが積み重なって大きなものになっていくと思うので。なんでもやりたいです! 来年ももっと忙しくしたいです。

──堀田さんの来年の目標を教えてください。

堀田 今まではバラエティやモデル、ラジオのお仕事だったりと、数を踏ませてもらって見える景色がなんとなくわかるようになってきたところに、今回初めて舞台に立つという経験をさせていただいて。新しいことに挑戦するってすごく大事なことなんだなと思ったんです。学ぶことや感じられることがすごく多い。だから恐れずに、いろいろなことに挑戦していきたいなと改めて思いました。プライベートでは、スキューバのライセンスを取ったのですがなかなか潜りに行けていないので、来年は海に潜って探検したいですね。あとは自炊も頑張って健康面も自分で管理できるようになりたいです。

──新しいことに挑戦していきたいということですが、「こんな役をやってみたい」とか「こんな作品に出てみたい」と今思っているものは何かありますか?

堀田 今回コントに挑戦させてもらって、コメディってすごく楽しいなと思ったので、コメディチックなものをもっとできたらいいなと思います。

──最後に少しプライベートなお話を。樋口さんは読書、堀田さんは音楽がお好きと公言されていますが、お二人にとって趣味を楽しんでいる時間とはどういう時間ですか?

樋口 本を読む時間は息抜きです。台本を読んで役と向き合ったあと、「よし、自分の時間!」と決めてから違う本を読むんです。そうすると全く違う世界に入ることができて。息抜きになっているなと思います。私は本を読みながら、その本に出てきて素敵だなと思った言葉や大事にしたいなと思った言葉をノートに書き留めているのですが、そのノートに書き留めること自体もすごく楽しみになっています。友達に何か相談されたときに「あの子にはあの本のこの一節を言ってあげたら響くんじゃないかな」とか、そういうものが頭の中でできあがることが楽しいです。

堀田 お仕事でアウトプットしてばっかりだと、空っぽになっていくのがわかるんですよね。「自分ってこの表現一辺倒だな」と自分で自分に飽きてしまったり。そういうときに好きなアーティストのライブに行ったり、友達に誘われて知らなかったアーティストのライブに行ったりすると、自分にない引き出し……と言うと薄っぺらいですが、ライブに行くと「自分もこうやって動いてみよう」とか「あの現場でこういう言い方をしてみよう」とか、そういうふうに思える瞬間があるんです。あとは、好きなアーティストのライブが、前回よりもパワーアップしている姿を見ると、エネルギーになります。単純に、その日のセットリストでプレイリストを作ってライブの時間に浸るのもすごく好きです。

──次に読む本や聴く音楽は、それぞれどのように選んでいるのでしょうか?

樋口 一番好きな作家さんは原田マハさん。心が温まったり、前向きになれたりするお話が多いのでよく読みます。でもあるとき、テイストの全く違う作家さんの作品を読んだら、その作品がズーンと心に来る内容だったこともあって、「素敵な世界ばっかりを見ていちゃいけないな」と学びました。だから基本は大好きな原田マハさんの作品を読みつつ、たまに書店に行って「これは人間らしさがうごめいている小説だろうな」と思った作品を読んで、ダークなほうに自分を引きずり込むようにもしています(笑)。

堀田 私は、古着屋さんが好きなので古着を買いに行ったときにお店でかかっている音楽を調べて聴いてみるというのを繰り返したり。あとは、周りに音楽が好きな人が多いので「最近、何聴いてる?」って聞いて情報交換し合っています。

『混頓 vol.2』は12月24日までアーカイブ配信中!配信チケットの購入はこちら

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作品情報

コント公演『混頓 vol.2』

©AOI Pro.

©AOI Pro.

コント公演『混頓 vol.2』

2023年
12月15日(金)15:30/19:30
12月16日(土)15:00/19:00
12月17日(日)13:00/17:00
※12月24日(日)23:59までアーカイブ配信
会場:シアターマーキュリー新宿
チケット:一般 6,600円 SS席 11,000円
配信チケット:3,300円
【演目】
①『占いの館で』脚本:秋山寛貴(ハナコ)演出:小村昌士(AOI biotope)
②『姉妹と男たち』脚本・演出:上野友之(劇団競泳水着)
主催/企画・製作:AOI Pro.

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:堀田茜、樋口日奈、納谷健、神谷圭介(テニスコート・画餅)
チーフプロデューサー:代情明彦/プロデューサー:黒澤優介・伊藤夏恵/協力プロデューサー:吉田和睦/アシスタントプロデューサー:鈴木伊織/宣伝・広報:大髙日菜子/劇中映像:鈴木智貴/制作:style office/制作プロデューサー:米田基(style office)

1992年生まれ。東京都出身。
モデル活動をはじめ、「世界の果てまでイッテQ!」(NTV系)などのバラエティ番組やCM・ラジオ、女優としてドラマ・映画など幅広く出演中。
2023年は「恋と友情のあいだで」Special(CX・FOD)、「私と夫と夫の彼氏」(TX系) にて主演。現在、ナビゲーターを務めるJ-WAVE「ENEOS FOR OUR EARTH ~ONE BY ONE~」、アーティスト特化型音声配信サービスArtistspoken「㌢なふたり」が放送・配信中。

1998年1月31日生まれ。東京都出身。

2011年、乃木坂46の1期生オーディションに合格。グループ活動のみならず、舞台『フラガール-dance for smile-』主演、ドラマ『教場Ⅱ』、『世にも奇妙な物語‘22 夏の特別編』(共にフジテレビ系)への出演やファッション誌『JJ』専属モデルを務めるなど、多岐にわたり活躍。2022年10月にグループを卒業してからは、ドラマ『かりあげクン』(BS松竹東急)、『往生際の意味を知れ!』(MBS/TBS系)、『月読くんの禁断お夜食』(テレビ朝日系)、『湯遊ワンダーランド』(テレビ大阪/BSテレ東)、『わたしの一番最悪なともだち』(NHK)、ミュージカル『日劇前で逢いましょう』、コント公演『混頓vol.2』など多くの作品に出演し、俳優としてさらなる飛躍を見せている。

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