中村倫也、青木崇高のコメントや撮影メイキングも収める
石原さとみが「多分、技量がない」「すごく不安」と涙ながらに話す『ミッシング』特別映像公開
2024.05.16 11:00
©︎2024「missing」Film Partners
2024.05.16 11:00
5月17日(金)に全国公開される石原さとみ主演、𠮷田恵輔監督の最新作『ミッシング』から特別映像が解禁された。
ある日突然いなくなった幼い娘。その帰りを3ヵ月間懸命に待ち望みながら、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親とその家族。本作で石原さとみは、事件により世間の注目を浴びた事により、謂れのない誹謗中傷や好奇の目に晒されながらも、会える日を信じて出口のない迷路を彷徨い続ける母親・沙織里を演じた。7年前、今までの自分を壊して欲しいと自ら𠮷田監督に直談判した石原が、2022年の出産後、1年9ヵ月ぶりの復帰作でこれまでのイメージを一新させた新境地を魅せる。
さらに中村倫也、青木崇高を筆頭に森優作、小野花梨、細川岳、有田麗未、小松和重、カトウシンスケ、山本直寛、柳憂怜、美保純ら実力派キャスト陣が集結。雑音溢れる世の中をリアルかつ繊細に描いた“人間描写の鬼”𠮷田監督は、本作を「自分のキャリアの中で最も覚悟のいる作品」と語る。
公開された特別映像は、これまでの石原さとみの経歴を振り返りつつ、順風満帆に俳優としてキャリアを積んできた彼女が“不安でしょうがなかった”と涙ながらに明かす、撮影現場でのインタビュー映像。「多分、技量がないから、監督が求めているものができているんだろうか、とすごく不安になることが多々ある」「口内炎がずっと3つあるんです(笑)。なんだかずっと体調も悪くて。でも、沙織里も多分そうだろうなと思いながら(演じていた)」など、自然と溢れてくる涙を押さえながらも、自分を取り繕うことなく、そのままに話す石原の姿が収められている。
また、共演の中村倫也は「さとみちゃんがあれだけいろんなものをすり減らしながらやっているのはみんな感じている」、青木崇高は「(石原さんの演技を見て)母親の子を思う力っていうのは、すごいなって思いましたね」と撮影現場で接した心身ともにボロボロになっていた石原について話す。併せて撮影現場の様子を捉えたメイキング映像も収められおり、現場で段取りに臨む石原と監督の𠮷田、アップ後には笑顔を見せるなど、キャスト&スタッフ一丸となっていた現場の温度感も伝わる映像となっている。