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伝説的ギタリストを愛する2人の世代を超えたスペシャル対談 アンドレ・レリス×Katzuya Shimizu、映画『ランディ・ローズ』で呼び起こす自らの原点
2022.11.19 17:00
11月11日に劇場公開を迎えた映画『ランディ・ローズ』は、1982年3月19日に25歳の若さで他界した伝説的ギタリストの、あまりにも短い生涯を追ったドキュメンタリー作品である。オジー・オズボーンに選ばれた最初のギタリストであり、『BLIZZARD OF OZZ』(1980年)、『DIARY OF A MADMAN』(1981年)という彼の初期2作で美しくも鬼気迫るプレイを聴かせていた彼が、そこに至るまでにどのような日々を過ごしていたかを垣間見ることができるのみならず、その人物像についても伝えてくれる資料的価値のある作品に仕上がっている。 そして先頃、この作品を手掛けたアンドレ・レリス監督がプロ<a href="https://bezzy.jp/2022/11/13491/">…
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映画『よだかの片想い』インタビュー 松井玲奈が語るコンプレックスとイメージ。 “視点を変えること”の重要さ
2/2 2022.09.15 12:00
9月16日より公開される映画『よだかの片想い』。本作で主人公の相手役を演じた中島歩に続き、主演の松井玲奈にもインタビューを行った。 今回松井が演じるのは、顔にアザがありながらもたくましく生きるなか、飛坂との出会いで“遅い初恋”を迎える主人公・アイコ。現実では女優、小説家など様々な顔を持つ彼女だが、今回の映画化にあたっては、松井自身が島本理生の原作小説を読み、長年映像化を熱望していたという。本インタビューでは、原作との出会いから、本作のテーマである“コンプレックス”について、そしてそのテーマを通して伝えたい作品の魅力を聞いた。 ──映画『よだかの片想い』は、2012年に島本理生さんが発表された恋<a href="https://bezzy.jp/2022/09/8346/">…
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パンサー・菅の若者に教えたい遊び 秋葉原で触れる遊びの原点、スーパーポテト
第2回 2022.09.09 12:00
パンサー・菅の若者に教えたい遊び、第2回目で紹介するのは秋葉原のレトロゲームショップ『スーパーポテト』さん。秋葉原はここ何十年かで街が生きているかの如く、一定のラインからはブレずに進化を続けていてとても興味深いエリアでございます。 元々僕はゲーム漫画アニメなどのカルチャーが好きなので、比較的若い頃からよく秋葉原には遊びに行っていました。ここ最近「Y2Kファッション」という2000年代に流行ったファッションがまた盛り上がってきているとシソンヌの長谷川君が言っていましたし、僕たちからしたら懐かしいの代表である「カセットテープ」が逆に新しいと言ってラジカセで音楽を聴いてみたりしているなんて話も聞きま<a href="https://bezzy.jp/2022/09/7942/">…
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パンサー・菅の若者に教えたい遊び 緩急のスペシャリストが集う街、新宿二丁目
第1回 2022.07.28 17:00
『パンサー・菅の若者に教えたい遊び』第1回目で紹介するのは新宿二丁目。僕は二丁目で飲み過ぎてどこからか話がねじ曲がり、同性愛者の男性芸能人まとめという動画をYouTubeに載せられているほどには通っています。それほどよく飲みに行くのですが、意外と僕の周りに多いのは興味はあるけど行ったことはないという人。僕は必ず「めちゃ楽しいから行った方がいいよ」と言うのですが、その中で何回か言われたのが「なんか怒られそうで怖い」という意見。 エンタメとしてゲイの方をテレビなどで見るとき「あんたブスね」など辛口対応してるのを目にする時もありますが安心してください、そんなステレオタイプなゲイの方は滅多にいらっしゃ<a href="https://bezzy.jp/2022/07/4599/">…
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特集『UA 25th→→→30th』 UA×藤原さくら初対談――世代を超え結びつくふたりの人生観
第3回 2022.07.26 12:00
2020年に活動25周年を迎えたUAが、現在地から自身を振り返る特集『UA 25th→→→30th』。これまでの2回はUAの「過去と現在」を紐解くロングインタビューをお届けしたが、ラスト回はUAの目の前にある「未来」のひとつ、ミュージカル『ジャニス』で共演を果たす藤原さくらとの対談をお送りする。共演が決まってから、しっかり話すのは初めてだというこの日は、対談前に藤原よりUAの最新MV『お茶』が好きという話がありつつ、UAが持参した「茶ひよこ」をふたりで食べながらゆるりとトークがスタート。ふたりの接点や共通項、それぞれの時代観などをじっくりと語り合ってもらった。 UAさんの活動のスタイルにすごい<a href="https://bezzy.jp/2022/07/4313/">…
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特集『UA 25th→→→30th』 UAロングインタビュー(後編)──東京の再認識から始まった新たな旅
第2回 2022.07.19 07:00
2000年リリースの4thアルバム「泥棒」以降、オルタナティヴな表現方法で内観と祈りの旅を続けてきたUA。その旅はどのようなもので、どこへ辿り着き、そこからいかにしてポップでカラフルな新EP「Are U Romamtic?」が誕生するまでに至ったのか。インタビューの「前編」では、歌を始めた頃のことから90年代の終わりまでの話を紹介したが、「後編」では「泥棒」から現在までを追っていこう。 次に私はどうするんだ?という問いがあった ──4thアルバム「泥棒」はサウンドの変化に加え、ジャケットの写真もインパクトがありました。 あれはモデルにした絵があって、MOMAに飾られているアンドリュー・ワイエス<a href="https://bezzy.jp/2022/07/3770/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL キタニタツヤが日本で見据える未来、大切にしたい“響き”と世界観
第2回 キタニタツヤ(後編) 2022.07.12 17:00
日本を代表する音楽プロデューサーである本間昭光が、現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストを自身のスタジオに招き、楽曲制作論を中心とした音楽談義を繰り広げる連載コラム「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。 記念すべき第1回は、若手シンガー・ソングライターの筆頭にして、今まさにさらなる進化の真っ只中にいるキタニタツヤ。キタニが持つさまざまな疑問や憧れについて、本間が丁寧に持論を語った前編に続き、後編では本間が思う楽曲アレンジのポイントや、キタニの音楽的展望に迫った。 編曲はコラージュに近い(キタニ) 本間 編曲する時って何を一番意識する? キタニ メロディや歌詞とは逆で<a href="https://bezzy.jp/2022/07/3249/">…
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特集『UA 25th→→→30th』 UAロングインタビュー(前編)──歌への目覚めとサウンドの変遷
第1回 2022.07.11 07:00
6月21日にデビュー28年目を迎えたUA。5月には2016年発表の「JaPo」以来6年ぶりとなる新作「Are U Romantic?」が届けられたばかりだが、6人のアーティストと共作したこの多彩なEPを聴いて、「おかえりなさい」と言いたい気持ちになった人も少なくないだろう。そこにはポップで思わず口ずさみたくなるような親しみやすい曲ばかりが収録されていたからだ。 2002年の4thアルバム「泥棒」から前作「JaPo」まで作品毎にオルタナティヴな性格を強めていったUAだったが、デビューから1999年の3rdアルバム「turbo」あたりまではまだ、クラブミュージック的なサウンドでメロディアスな曲を歌<a href="https://bezzy.jp/2022/07/2850/">…
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ロックンロール“Brother”によるトーク・セッション ジェットセイヤ×高岩遼、現代のDIYロックンローラー対談
2022.07.10 17:00
片やオリジナル・グッズの制作から、イラストも含めた個展の開催まで、ストイックに創作活動を続けるgo!go!vanillasのドラマー、ジェットセイヤ。 片や自らオーナーとなって、今年2月、三軒茶屋にオープンしたホットドッグと玩具の店、“good junk store Brother”(通称Brother)で自作の改造おもちゃを販売するTHE THROTTLE、SANABAGUN.のフロントマン、ジャズマンでエンターテイナーの高岩遼。 本業であるバンド以外でも積極的にクリエーションを発信する2人が刺激を受けた音楽、映画、カルチャーについて語るトーク・セッションをお届けする。もちろんセッションの舞<a href="https://bezzy.jp/2022/07/3084/">…
#go!go!vanillas#SANABAGUN.#THE THROTTLE#インタビュー#ジェットセイヤ#バニラズ#高岩遼
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL キタニタツヤと語るバランス感覚、微妙な“ずれ”が生む温度
第1回 キタニタツヤ(前編) 2022.07.05 12:00
数々のヒットソングを生み出した日本を代表する音楽プロデューサー、アレンジャーである本間昭光の対談連載「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。本間氏がホストとなり、毎回現代のセルフプロデュースに長けた若手アーティストを招いての音楽談義や楽曲制作にまつわるトークをお届けします。 記念すべき第1回は、5月25日に最新アルバム『BIPOLAR』をリリースした若手シンガー・ソングライターの筆頭、キタニタツヤ。宅録からメジャーシーンにかけ上がり、自身名義の音楽活動に留まらず、ベーシストとしてヨルシカのバンドサポートなどでも活躍する彼は、実は大のポルノグラフィティファン。なお当連載は、毎回本間氏が所有す<a href="https://bezzy.jp/2022/07/2040/">…
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