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パンサー・菅の若者に教えたい遊び 第1回

緩急のスペシャリストが集う街、新宿二丁目

2022.07.28 17:00

2022.07.28 17:00

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『パンサー・菅の若者に教えたい遊び』第1回目で紹介するのは新宿二丁目。
僕は二丁目で飲み過ぎてどこからか話がねじ曲がり、同性愛者の男性芸能人まとめという動画をYouTubeに載せられているほどには通っています。それほどよく飲みに行くのですが、意外と僕の周りに多いのは興味はあるけど行ったことはないという人。僕は必ず「めちゃ楽しいから行った方がいいよ」と言うのですが、その中で何回か言われたのが「なんか怒られそうで怖い」という意見。

エンタメとしてゲイの方をテレビなどで見るとき「あんたブスね」など辛口対応してるのを目にする時もありますが安心してください、そんなステレオタイプなゲイの方は滅多にいらっしゃいません。
観光バーという初心者向けのゲイバーには確かにブスという言葉が飛び交う時はあるのですが、エモいと同じくらいの多様性で使われているので気にする必要一切なし。この前行ったバーの店員さんは弱い炭酸水に向かってブスと言っていました。ね?気にする必要ないでしょう?

店員さん達は基本的にはめちゃ頼りになるし、しっかり悩みも聞いてくれます。
僕が思うゲイバーのすごいところ、こればかりは行って体感しなきゃわからない事なんですが、本当に面白い店員さんが多すぎるんです。二丁目の観光の常連さん達は『面白さ』を求めて通う人たちが多い。そこに揉まれてきている店員さん達ですからほぼもれなく面白い。ここが本当にすごいなぁと感心してしまいます。盛り上げて欲しい時はきっちり盛り上げてくれて、時にはしっとり悩みを聞いてくれて、こちらが凹んでいると察知した瞬間、いかつい自虐や下ネタなどを放り込んできて和ませてくれたり。この緩急が本当に素晴らしい。

二丁目は男性だらけなんじゃないかといったら全然そんなこともなく、観光バーに関しては女性だけで飲みにくるグループも沢山いますし、女性1人で飲んでいる方もよく見かけます。酔っ払いに絡まれてもしっかり店員さんや周りが守ってくれるので安心ですよ。色々と通ってみて自分の肌感にピッタリのお店を見つけたら居心地の良さから抜け出せなくなる事間違いなし。万が一少しでも怖いなと思って行けていなかった方、楽しいのは保証しますのでぜひ足を運んでみてください!

撮影協力:Bar LionTRAP’

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