ドラマ『おかえり、初恋。』で目指した型に頼らない芝居とは
もし職場恋愛したらどこまでオープンにする?樋口幸平×林芽亜里が考える、恋人との理想の距離感
2026.10.29 19:00
2026.10.29 19:00
社内恋愛は、他の人に知られていないほうがドキドキしそう
──現代のシーンでは、大人になった田口と山根が仕事仲間として再会します。お二人はもし社内恋愛をするとしたら、職場の人たちには秘密にしていたいタイプですか。それともオープンにしたいですか。
樋口 秘密まではいかなくても、オープンにするのも嫌かな。本当に仲いい友達数人と彼女側の友達数人で一緒にご飯行くみたいなのはいいなと思うんですけど。そんなに関わりのない人にまでオープンにする必要はないなと思っちゃうので。と考えると、わりと秘密にしたいほうかも。
林 私は山根と田口みたいな感じがいいです。⼤畑さんのような頼れる人にだけ相談して。オープンにしすぎないほうが楽しいじゃないですか。二人は繋がっているけど、他の人は知らないくらいのシチュエーションのほうがドキドキする。せっかくだったら、そのドキドキワクワク感を楽しみたいですね。

──で、職場で二人きりになったときだけ頭ポンされるみたいなことを。
林 (関西のイントネーションで)やられたい。
樋口 なんで関西弁やねん(笑)。
林 (笑)。そういうちょっとした刺激じゃないですけど、社内恋愛ならではの二人だけの秘密みたいなのは憧れますね。
──ちなみにお二人は恋人と付き合ったら毎日ちゃんと電話したいですか。それとも一人の時間もとれる程々の距離感がいいですか。
樋口 毎日かはわからないですけど、わりとまめに連絡はとるほうだと思います。
林 私も毎日連絡はとりたいですけど、電話じゃなくていいかも。やっぱり電話ってLINEとかと比べても特別感があるじゃないですか。毎日電話より、たまに電話のほうがより相手を大切に感じられる気がするので、そのちょっとした特別感は残しておきたいなと思います。

──今の若い人は電話するならビデオ通話なイメージですが、お二人はどうですか。
樋口 いや、そんなことないんじゃないですか。
林 ちょっと今顔は見せたくないみたいなこと、結構ありますもんね(笑)。
──そうなんですね。ドラマだとビデオ通話をよくしてるイメージだったので……。
樋口 確かに。でも、意外とせえへん気がします。
──じゃああともう一つ。山根が恋愛についてAIに相談するくだりがあります。お二人は恋愛相談は友達にしますか。それともAIにしますか。
二人 友達!
樋口 AIにはせんわな(笑)。
林 相談するなら、生身の人間というか、友達にしたいです。
──では、恋愛に限らずAIに相談することはありますか。
樋口 たまにします。それこそ役のこととか作品のこととか。
林 え〜!
樋口 この作品は世の中的にはどういうふうに見えてるかとか、そういう客観的な意見をもらうために聞きます。恋愛みたいな感情ベースのことはチャッピーに相談しないけど、情報を分析したり、世の中の声を聞くみたいなことは結構使いますね。またチャッピーの答えが的確なんですよ。すごいなって思う。

林 そうなんですか。
樋口 面白いのが全部肯定じゃないの。たとえば、自分のこれからのキャリアについて聞いたりすると、こういうことはやらないほうがいいってちゃんと理由もつけてアドバイスしてくれて。この監督はこういう作品を撮っていてとか、俺の知らないことまで調べて教えてくれるから、チャッピーすご!って思う(笑)。
林 その使い方をしたことはなかったです。私は聞くとしたら、旅行のプランとか。
樋口 あ、それは俺も聞く。
林 そういうのは役に立つなと思いますけど、あまりAIを信じないようにしていて。というのも、以前、乗り換えのときに、何号車の電車に乗ったら改札に近いかを知りたくて、AIに聞いたんですね。で、AIの言う通りの車両に乗ったら、全然違うところに出ちゃった経験があって。そこからAIのことはあまり信用しなくなりました(笑)。

『おかえり、初恋。』場面写真 ©「おかえり、初恋。」製作委員会・M B S



