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INTERVIEW

映画『死神バーバー』で育んだ信頼そのままに送る本音トーク

「生きる」って結局どういうこと?桜井日奈子×日穏(STARGLOW)が出した、現時点での答え

2026.07.09 19:00

2026.07.09 19:00

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普段ぼんやり毎日を過ごしていると、生きていることの尊さを感じるのは難しい。でも、命の終わりが見えた瞬間、おざなりにしていたあらゆるものが、かけがえのないもののように輝きはじめる。

映画『死神バーバー』は、そんな人生最後の5日間を描いた物語だ。死神の手違いによって、予定よりも5日早く冥土の手前にまで連れてこられた主人公・美帆。思いがけず知ることとなった死亡予定日に向けて、残された時間をどう過ごすのか。人間と死神の奇妙で優しい最後の旅が幕を開ける。

ヒロイン・美帆を演じるのは、桜井日奈子。美帆と行動を共にする新米死神・サクマを演じるのは日穏(STARGLOW)。二人は「生きる」という大きなテーマに、どんな答えを見つけただろうか。

桜井日奈子、日穏(STARGLOW)

桜井さんの表現力と存在感にずっと圧倒されていました

──お二人は今回が初共演。お互いのお芝居からどんなことを感じましたか。

桜井 日穏くんの演じた死神のサクマは、台本を読んだときは、ぶっきらぼうで感情を表に出さない、私たちがイメージする死神そのもののような冷徹さを含んだキャラクターだと思いました。でも現場に行ってみたら、監督がサクマをすごくポップに演出されて、不思議な動きをどんどんつけていったんです。

日穏 まったく予想していなかったことばかりで。最初に監督から「やってみてよ」と言われたのがサクマのステップ。でも僕がやるとダンスみたいな感じでちょっとカッコよくなりすぎちゃって。(笑)「もっとカッコ悪く」って結構何テイクか撮り直しましたね。

桜井 普通そういうまったく準備していなかったことをいきなり注文されても、できるかな?ってなるじゃないですか。でも、日穏くんは「わかりました」って咀嚼して、その場で対応していた。その瞬発力が素晴らしいなと思いました。

日穏 (恐縮して)光栄です。美帆を起こすときの「アサー!」のポーズとかは、監督から「考えておいて」って事前に宿題としていただいていて。で、当日やってみたんですけど、監督の反応は「まあいいんじゃない?」って感じでした(笑)。

映画『死神バーバー』本予告映像

──桜井さんのお芝居はいかがでしたか。

日穏 この世界に入る前から見ていた方なので、共演が決まったときは本当に「あの桜井さんと……?」ってなって。

桜井 やめてよ、大げさだよ(笑)。

日穏 実際、お芝居を目の当たりにしても、画面上の桜井さんより現場の桜井さんのほうが迫力があって。

桜井 迫力!?(笑)

日穏 たった一言でそのシーンを印象づけられるというか、あとになってもパッとそのシーンが思い出せるんです。そんな桜井さんの表現力と存在感にずっと圧倒されていました。

桜井 ありがと。あとでジュースおごるわ(笑)。

日穏 あざっす! いただきます!

桜井 美帆って、人間関係があまりうまくいってなかったりして、人生に対する充実感をあまり感じられていなかったんですよね。怒るシーンも多かったので、特に序盤の美帆は結構パワフルな感じを意識してやっていたんですけど。そしたら、パワフルすぎたのか、監督が「怖い」と言って(笑)。

日穏 そこも含めて迫力がすごかったです(笑)。

桜井 あはは。そんな美帆が最期の時間と向き合う人々をサクマと一緒に送り出しながら、これまで目をそらしていたものと向き合うようになる。そこで、やっとガチガチになっていた心が柔らかくなっていく感じをうまく出せたらいいなとイメージしていました。

桜井日奈子

──共演してみてお互いの人柄についてどんな印象を受けましたか。

日穏 僕の勝手なイメージですけど、桜井さんって普段はもう少しおっとりというか、静かなタイプなのかなと思っていたんですよ。一緒にやってそのイメージを覆されたというか。

桜井 あははは!

日穏 もうとにかく最初から明るくて元気で、すごい接しやすかったです。

桜井 うれしいです、そう言ってもらえるのは。でも、私、本当は人見知りなんですよ。

日穏 本当ですか?

桜井 そうなんです、でも日穏くんは人の良さがにじみ出ていたから、私もすっごい話しやすかったです。しかも日穏くんはこの映画を撮ってる最中にオーディション番組(『THE LAST PIECE』)に出てて。

日穏 並行しながらでした。

日穏(STARGLOW)

桜井 でも私はその番組を観ていなかったから、日穏くんが歌って踊れることを全然わかっていなくて。撮影の合間に練習してる動画を見せてもらって、「すごくない? ダンスうま! 歌うま!」って今思えばめちゃくちゃ失礼なことを言ってました(笑)。

日穏 いやいや(笑)。あの時期はスケジュール的にも大変だったんですけど、こっちの現場に来たらみなさん温かく迎えてくれて。

桜井 そう! (美帆の母役を演じる)美保純さんは番組を観ていたから、「応援してるよ!」ってすごい言ってくれてたよね。

日穏 うれしかったです。おかげでなんとか頑張れました。

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それぞれの「自分の機嫌の立て直し方」

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PARTNERS

作品情報

死神バーバー

©︎『死神バーバー』製作委員会

©︎『死神バーバー』製作委員会

死神バーバー

2026年6月26日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:桜井日奈子 日穏
岡部大 平井亜門 猪塚健太 佐久間祥朗
河屋秀俊 武田 暁 山脇辰哉 細井 じゅん
坂巻有紗 日高七海 光嶌なづな 荒井啓志 佐々木ほのか
山下敦弘 川上さわ 守屋文雄 森蔭晨之介 西山真来
工藤遥 宇野祥平 美保純

監督:いまおかしんじ 脚本:谷口恒平 主題歌:Furui Riho「太陽になれたら」(LOA MUSIC / PONY CANYON)
音楽:大槻美奈 撮影:達富航平 照明:及川凱世 録音・整音:三門優介 原案:梅木陽一
企画・キャスティング:直井卓俊 製作: 『死神バーバー』製作委員会 制作プロダクション:レオーネ
製作幹事:ポニーキャニオン

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