©2022「月の満ち欠け」製作委員会
2022.11.15 08:00
12月2日(金)全国公開予定の映画『月の満ち欠け』から本編映像と場面写真が公開された。
2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラー小説『月の満ち欠け』(岩波書店刊)。本作はその実写映画化作品。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、”瑠璃”という名の女性の存在で交錯する。これは、「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こした”奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリーとなる。
主人公・小山内堅には大泉洋。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃には有村架純。正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦には、単独での映画出演は初となる、Snow Manの目黒蓮。小山内の妻・小山内梢には柴咲コウ。そして、正木瑠璃の夫・正木⻯之介には田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆいには伊藤沙莉と、豪華キャストが集結。
監督は、 『余命1ヶ月の花嫁』(2009年)、『ストロボ・エッジ』(2015年)他、リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある廣木隆一。脚本には『映画 ビリギャル』(2015年)、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(2018年)他、コメディから感動作まで幅広いジャンルを手がける実力派、橋本裕志。
この度公開されたのは本作の本編映像。愛娘・瑠璃(菊池日菜子)の誕生日パーティーで食卓を囲む堅(大泉洋)と梢(柴咲コウ)夫妻、そして瑠璃の親友である緑坂ゆい(伊藤沙莉)。ゆいの提案で、小山内家のホームビデオを撮影することに。カメラが回ると「どうして、ママと結婚したんですか?」といきなり瑠璃からの容赦ない質問が堅に投げかけられる。困ったように照れ笑いを浮かべながらも、ワインをぐいっと飲み、大学時代に食堂で梢を見かけてから夢中だったと話し始める堅。隣で微笑みながら話を聞く梢の優しい表情にもフォーカスが当たり、終いには堅は「俺には、この人しかいないって、ずっと、今でもそう思っている」と愛の告白。堅の梢に対する深い愛情、そして瑠璃も含めた家族3人での幸せいっぱいの日常が切り取られた映像となっている。しかしこの後、梢と瑠璃に悲劇が……。そしてそこから数奇な運命に巻き込まれる堅にどのような結末が待ち受けるのか。