様々な困難を乗り越えたキュリー夫人の物語
ロザムンド・パイク主演『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』予告編とポスターが公開
2022.08.16 07:00
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2022.08.16 07:00
10月14日(金)より全国順次公開される『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』から予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作は『ゴーン・ガール』『パーフェクト・ケア』の主演で知られ、ゴールデングローブ賞受賞歴のあるロザムンド・パイクが主演を務める。監督は『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ。
19世紀、パリ。ポーランド出身の若き女性研究者マリ・スクウォドフスカは、ソルボンヌ大学から性差別を受け、ろくに研究の機会を与えられないでいた。そんな中、同僚の科学者ピエール・キュリーと運命的な出会いを果たした彼女は、結婚してキュリー夫人となる。彼の支援で研究に没頭した彼女は、ラジウムとポロニウムという新しい元素を発見したことから夫婦でノーベル賞を受賞する。科学界を席巻するが、ふたりの幸せは長続きせず、夫は不慮の事故死を遂げてしまう──。さらに、彼女が発見したラジウムは癌細胞の治療に役立つ一方、核兵器としても利用されるようになり、彼女の苦悩は深まっていくのだった。
このたび公開された予告編は主人公のマリ・スクウォドフスカが将来の夫となるピエール・キュリーと出会うシーンから始まる。公私ともに親睦を重ねていく二人は、ある鉱石の中に未発見の元素を見つける。その後、マリは研究所を追い出されてしまう不遇に見舞われたが、懸命に研究を続け、原子が有限であることは間違いである事象を見つける。彼女らの研究はノーベル賞受賞を果たすが、推薦状には夫の名前しか無かった。女性というだけで正当な評価を受けることが出来なかったマリ・キュリー。様々な困難が待ち受ける中、彼女はどのような人生を歩んだのだろうか。
合わせて公開されたポスタービジュアルは、パイクが演じるマリ・キュリーを中心に、夫や娘など、彼女の人生に深く関わった人物が横に連ね、愛する人々との交流と、並々ならぬ研究への情熱が伝わってくるビジュアルに仕上がっている。