二人で語り合う実写『ルックバック』の魅力と撮影秘話
お互い信頼していたからこそ、楽観的でいられた。出口夏希と蒔田彩珠が過ごした無防備な時間
2026.09.19 17:00
2026.09.19 17:00
絵は優しい目で見てもらえるとうれしいです(笑)
──おふたりは撮影中もよく一緒にご飯を食べたりしていましたか?
出口 はい。撮影の前も、マンガを描く練習の帰りに沖縄料理を食べに行ったよね。
蒔田 そうだね。あとは、よく飲みにも行ったよね。
出口 にかほで撮影をしていた時は、撮影後にご飯を食べるのは当たり前のコースで、ホテルに帰ったら「10分後にロビーね」って約束していて。楽しかったな~!

──マンガの練習は大変だったのではないでしょうか。
蒔田 ひたすら描いて、出された宿題をやってと、とにかく描いていました。撮影の4ヵ月前から始めたんですが、とにかくずっと描いていたよね。
出口 にかほで撮影しているときもホテルに戻ったら描いて……。彩珠はもともと絵が好きだよね。
蒔田 うん。でも、Gペンは初めて使ったので大変でしたね。

出口 私は……センスがなくて(笑)。でも、練習では下書きがあって、その上をなぞる練習をしていたので、本番で下書きがなくなって“これを描いて”と言われたときは本当に、本当に焦りました!(笑) 結果的に絵が上手になったかはわからないんですが、Gペンや道具を使って線を描くのは最初よりはずっと上手になりました。
蒔田 私が演じた京本は背景を担当していたので、定規を使うことが多かったんです。なので、夏希ちゃんは相当大変だったと思います。私だったらかなり緊張しちゃうと思うな。
出口 たくさん練習したので優しい目で見てもらえるとうれしいです(笑)。
──ちなみにおふたりが共作でマンガを描くとしたら、どんな作品に挑戦したいですか?
出口 日常系?
蒔田 『クレヨンしんちゃん』みたいな?
出口 そう!
蒔田 大好きだもんね。でも、ほのぼの系がいいよね。丸みを帯びた絵の作品がいいね。
出口 藤野が学級新聞に描いていたような、ほのぼのとしているのがいいね!
蒔田 作画と原作、どうする?
出口 え~! やっぱりできないかも!(笑)

──(笑)それでは最後に改めて、今作に向き合って感じたことを教えてください。
出口 春夏秋冬、四季を通して撮影をしているので、私たちが見たにかほの素敵な景色がそのまま映し出されているんです。ふたりが一生懸命夢に向かう姿もとてもカッコいいですし、見ていても応援したくなると思うので、ぜひ映画館で見てください!
蒔田 序盤のストーリーを盛り上げていくところは、子どものふたりが担ってくれているんです。あのふたりのお芝居から、私たちに繋がっているので、前半、後半ともに注目してもらえたら嬉しいです。

場面写真・メイキング ©︎藤本タツキ/集英社 ©2026 K2 Pictures・集英社


