2026.08.13 17:30
2026.08.13 17:30
おもちゃ同士は対立してなんぼなので(笑)
──アフレコは他のキャラクターを担当される方とご一緒だったんですか?
いや、一人だったんですよ。でも逆にそれが良かったと思ってます。だって皆さんがいたら緊張してしまって(笑)むしろ一人でやらせてください! という感じでした(笑)。でもアフレコ初日は確か、2〜3人くらいの声が入った状態だったんです。で、時間をあけてまたアフレコに参加すると、他の皆さんの声がさらに少しずつ入っているわけなんです。その「会話している」のを聞くと、「トイ・ストーリー」シリーズの一ファンとして「わーっ!」という感動がありまして……だから仕事をしてるのか、ファンとして喜んでるのか、わけわかんなくなっちゃうっていう(笑)。

──演じられたリリーパッドは、ある意味ジェシーやウッディたち、これまでのシリーズでメインとなっていたおもちゃと対立する役柄ですよね。そういうポジションを演じることへの思いはいかがでしたか?
対立できるのは嬉しいです! だって、今までのシリーズにも対立構造がたくさんあって、何ならおもちゃ同士は対立してなんぼじゃないですか(笑)。そういう、ストーリーにしっかりと絡める役柄なので、そこは本当に嬉しかったです。ただまさか、自分がタブレット役を演じるとは……多分、人生で最初で最後だと思います(笑)。

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──今回、敵役がいわゆる「おもちゃ」ではなく、電子機器やタブレットとなったことが印象的でした。
本当に、今の時代そのままを描いているなと思ってます。これまでのおもちゃとはやれることや範囲が全然違うから対立をするんですけど、ネット上での関係が増えてきて、「友達づくりってどうやるんだったっけ?こんなんだったっけ?」っていうのがよくある世の中じゃないですか。子供たちにしても「お友達と遊ぼう」って言って、全員黙ってタブレット見てるとか……これって遊んでるの?それで「絆」は深まるのかしら?とか、そういうことがそのまま『トイ・ストーリー5』では描かれていて。キャッチコピーの「時が流れても変わらないもの」って、おもちゃと子供の関係もそうだし、人間同士の関係もそうだし、いろんなことに通じるので、本当にいい言葉だなと思いました。
──今の子供たち、みんなタブレット使いこなしますもんね。
私、その年齢でそんな横文字のもの使えなかったぞ!?って思います(笑)。時代は便利になっていくけど、変わって欲しくないものもあるんだな、というのを改めて感じました。

──実際にご自身の声が入り、完成した作品を観た時の感想はどうでしたか?
いつも通り「反省会」をしながら観ました(笑)。
──反省会ですか!?
そうです。基本的に、自分が参加させていただいたりとか、携わった作品っていうのは客観的に楽しむことはできないので「反省会」モードで観るんです。今回も変わらずです(笑)。まあ、少なからず向上心があるということの表れだといいなと思ってるんですけど。
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