2026.08.13 17:30
2026.08.13 17:30
どんな作品も、広瀬アリスが出ているだけでなんだかワクワクする。そんな人は多いのでは? 確かな演技力と、バラエティ等で見せる飾らない姿、SNSでのコミカルなやり取り。そういったキャラクターはもちろんのこと、端正なビジュアルを持ちながら、どんな役でも観ている人達にその存在がリアリティを持って伝わってくる。そんな稀有な演じ手だ。
現在公開されている『トイ・ストーリー5』では、初登場キャラクターであるタブレット「リリーパッド」の日本版声優を務めた彼女。自身も思い出がたくさんある『トイ・ストーリー』という作品について、そして仕事へのスタンスや人生観。それらを通して、なぜ彼女が魅力的なのかを紐解いていく。

「トイ・ストーリー」には甘い家庭でした
──6月に、『トイ・ストーリー5』のワールドプレミアに参加されていましたよね。アメリカ・ロサンゼルスでプレミア公開を体験された感想はいかがでしたか?
とんでもない熱量を感じました。親子で来ていた方もいらっしゃったんですけど、多分、私はその親子の親の方と同世代なんです。それもすごくエモいなと思って……というのも、子供の時に親に『トイ・ストーリー』を観せてもらって私も同じように、親子で「いいね」って語り合ってたんです。自分が親になったときに、そうやって自分が観ていた作品のシリーズを子供に観せたいと思える、その「子供たちに伝わっていく」感じが、すごく素敵だなと思いました。本当に老若男女関係なく、たくさんの方がいらっしゃったので、そこに参加させていただけたのは自分の人生においてすごく幸せなことだなと感じました。

──広瀬さんご自身は、「トイ・ストーリー」シリーズはもう「生まれたときからともにあった」世代ですよね。
そうです、最初の『トイ・ストーリー』が公開されたのが2歳の時です。『トイ・ストーリー2』は映画館に観に行ってるんです。本当にずっと見てきた作品です。
──テレビの視聴には厳しいご家庭だったけど、「トイ・ストーリー」には甘かったと他のインタビューで語られているのを拝見しました。
そうなんですよ(笑)。私自身はバスケットボールをずっとやっていたんですけど、スポーツに力を入れていた家族だったので、「体づくりはやっぱり睡眠だ!」みたいなところがありまして。毎日夜8時には寝て、これが8時半とかになるとめちゃくちゃ怒られる、というような家庭だったんです。小学校6年生ぐらいまでずっと結構厳しくて。でも、「トイ・ストーリー」シリーズってよくテレビで放送していたじゃないですか。そうすると「1時間だけいいよ」とか、次の日に観せてもらったりして。そういう意味では「トイ・ストーリー」には甘かったんです。
──そうなると、思い出もたくさんあるのでは? これまでのシリーズで印象に残っている場面はありますか?
いやもう、たくさんありますよ! 『トイ・ストーリー』でシドを追い込むところも好きだし、『トイ・ストーリー2』でウッディがきれいにされていくところが面白かったなとか、ジェシーの一番最初の登場シーンも大好きだし……『トイ・ストーリー3』でアンディからボニーに交代するシーンももちろんだし、『3』はシドがまた出てくるじゃないですか。そういう伏線もすごく好きです。
──「トイ・ストーリーはシリーズを通しての伏線が結構ありますよね。
そうなんです。だから友達に言ったのは、『トイ・ストーリー5』を見る前に、最初の作品からちゃんと観て気持ちを作って。それから『5』を観たら大泣きするよ! と。

──そんなご自身にとっても思い出深い作品で、オーディションを経て日本版声優として出演することが決定したときはどんな気持ちでしたか?
そもそも「この作品のオーディションを受けられたことに感謝」みたいな感じで、まさか受かるとは思ってもいませんでした。素直にめちゃくちゃうれしかったですけど、声のお仕事はとても難しいというか、普段私たちのやるお芝居とは全然やり方が違いますし、アフレコが近づくにつれて心配のほうが強くなりました。でも時間をかけてアフレコをしていただいたので、ありがたかったです。
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