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INTERVIEW

『花は誰のもの?』ロングヒット記念インタビュー 2/2

元チェッカーズ鶴久政治が石田千穂に説くヒット曲の大切さ、STU48に願う未来

2022.10.02 12:00

2022.10.02 12:00

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毎日打ってきた色んな点がそろそろ線になる

──実際に、じわじわと世の中に楽曲が広まっていっている現状や、その反響についてどのように捉えてらっしゃいますか?

鶴久 自分が育ってきた中で、USENってすごく大事だったんですよ。演歌の曲とかもランキングに入っていた時代だったので。今回、この楽曲はUSENで動きが出たら絶対に伝わっていくと思っていたんですけど、最初にUSENで1位をとって、そのあと2位や3位になってもまた上がってきたりして。それって、「この曲何だろう?」と思って調べてくれる人が多いってことなんですよ。USENって好きじゃないとリクエストしないし、あの曲を聴きたいなと思って行動が生まれるわけです。それは嬉しかったし、この曲を好きな人が広めてくれたというのはすごく大きいと思います。

──いい曲を作れば広まるということにも繋がる反応でもありますよね。

鶴久 でも、いい曲っていうのは基準がないんですよ。たくさんの人がCD買ったという売上で判断する部分もあるとは思うんですけど、いい曲って5年後10年後にわかると思ってて。その時まで歌い継がれていれば、やっぱりこれは名曲だったなあって。チェッカーズ時代もたくさん曲を作らせてもらっていたんですけど、今でもずっとカラオケで歌われるのは、僕が90年代に作った「夜明けのブレス」っていう楽曲で。未だにずっと歌われます。いまだに、うちの家計を支えてくれる楽曲でもあるんです(笑)。

──「花は誰のもの?」も、10年後20年後に歌い継がれるようになってこそ、本当の名曲になっていくと。

鶴久 そう。そのためには1日1日が大事で、メンバーのみんながいろんなライブ会場で心を込めてファンの人たちと歌うこと。一番広まりやすいのはテレビの歌番組じゃないですか? 実際、STU48がテレビに出て反響や手応えがあるから、スタッフの人たち、レコード会社の人たちも、この曲はいいなってことで、ミュージックステーションへの出演が決まったりしているわけで。

石田 本当に、アイドル好きじゃない方が曲の感想を言ってくださることもあったり、YouTubeのコメント欄を見てても、曲きっかけで好きになってくださった方もいらっしゃって。自分自身も街でUSENで流れているのをよく聞きますし、友達からも「バイト中に流れてきたよ」とか聞くことが多くて。STU48好きな方はもちろんですけど、そうじゃない方にもたくさん伝わってるのを、こんなに実感したのが初めてで、すごく感慨深いです。

鶴久 毎日一生懸命頑張っていろんな点を打ってきたものが、そろそろ線になるぞっていうタイミングが今なんだと思いますよ。

──最後に、鶴久さんから石田さんへ激励の言葉をいただいてもいいですか?

鶴久 取材しながら彼女に伝えたいことはずっと喋っているんですけど、僕は一番最初、この曲で日本レコード大賞で作曲賞をもらっているイメージが映像で浮かんだんです。千穂ちゃんに、僕にもピックなプレゼントしてくれって伝えたんですけど、そこで泣きたいですね。大きいトロフィーをもらって、足に落として、いてててて……ってひとネタ入れながらね(笑)。っていうのは冗談にしても、それが叶うであろう楽曲だと思っています。

──今後のSTU48にも繋がっていく、大切な楽曲になりそうですね。

鶴久 彼女たちはこれからもずっと活動していくし、後輩たちも入ってくるからこそ、この曲がここで花開いてほしいと思っていて。ヒット曲に恵まれないと、人前に立つときにアーティストとして胸を張れないですから。そういう楽曲になってもらいたいし、これから大きい会場で、この曲があってよかったなとなればと思います。僕らもチェッカーズ時代、東京ドームでライブをしたとき、会場が大きすぎて、いつものようにやるけど中盤まで一番後ろまで伝わってないのがわかったんですよ。気合を入れてやるけど、疲れるばっかりで、空回り。でもヒット曲を演奏すると、そこで会場が一つになるんです。やっぱりヒット曲っていいなと思うんですよ。その時に痛感しましたね。「花は誰のもの?」はそういった感じの曲になってくれます。もう言い切るようにしました。それくらい自信のある楽曲です。

石田 鶴久さんから本当に素敵な楽曲という大きなプレゼントをいただいたので、お返しができるよう、年末に向けてさらに気合いを入れてみんなで頑張っていきたいなと思います!

STU48 石田千穂のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!

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作品情報

『花は誰のもの?』初回限定盤<Type A>

『花は誰のもの?』初回限定盤<Type A>ジャケット

『花は誰のもの?』初回限定盤<Type A>ジャケット

『花は誰のもの?』初回限定盤<Type A>

2022年4月13日リリース
価格:各¥1,750(税込)
形態:CD+DVD
品番:KIZM-90721~2

収録内容

CD
1. 花は誰のもの?
2. 船から降りた僕たちは・・・
3. 花は誰のもの?(off vocal ver.)
4. 船から降りた僕たちは・・・(off vocal ver.)

DVD
1.「花は誰のもの?」ミュージックビデオ

『花は誰のもの?』初回限定盤<Type A>

『花は誰のもの?』初回限定盤<Type B>ジャケット

『花は誰のもの?』初回限定盤<Type B>ジャケット

『花は誰のもの?』初回限定盤<Type A>

2022年4月13日リリース
価格:各¥1,750(税込)
形態:CD+DVD
品番:KIZM-90723~4

収録内容

CD
1. 花は誰のもの?
2. ポニーテールをほどいた君を見た
3. 花は誰のもの?(off vocal ver.)
4. ポニーテールをほどいた君を見た(off vocal ver.)

DVD
1. ドラマミュージックビデオ「光は君に、あの日々に。」〜主題歌:「花は誰のもの?」〜

『花は誰のもの?』通常盤<Type A>

『花は誰のもの?』通常盤<Type A>ジャケット

『花は誰のもの?』通常盤<Type A>ジャケット

『花は誰のもの?』通常盤<Type A>

2022年4月13日リリース
価格:各¥1,750(税込)
形態:CD+DVD
品番:KIZM-721~2

収録内容

CD
1. 花は誰のもの?
2. 船から降りた僕たちは・・・
3. 花は誰のもの?(off vocal ver.)
4. 船から降りた僕たちは・・・(off vocal ver.)

DVD
1.「花は誰のもの?」ミュージックビデオ

『花は誰のもの?』通常盤<Type B>

『花は誰のもの?』通常盤<Type B>ジャケット

『花は誰のもの?』通常盤<Type B>ジャケット

『花は誰のもの?』通常盤<Type B>

2022年4月13日リリース
価格:各¥1,750(税込)
形態:CD+DVD
品番:KIZM-723~4

収録内容

CD
1. 花は誰のもの?
2. ポニーテールをほどいた君を見た
3. 花は誰のもの?(off vocal ver.)
4. ポニーテールをほどいた君を見た(off vocal ver.)

DVD
1. ドラマミュージックビデオ「光は君に、あの日々に。」〜主題歌:「花は誰のもの?」〜

『花は誰のもの?』<劇場盤>

『花は誰のもの?』<劇場盤>ジャケット

『花は誰のもの?』<劇場盤>ジャケット

『花は誰のもの?』<劇場盤>

2022年4月13日リリース
価格:各¥1,150(税込)
形態:CD
品番:NMAX-1383

収録内容

CD
1. 花は誰のもの?
2. Sure、じゃあね
3. 花は誰のもの?(off vocal ver.)
4. Sure、じゃあね(off vocal ver.)

国内6番目のAKB48姉妹グループとして2017年3月に誕生。「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」を中心に活動するAKB48グループ初の広域アイドルグループ。

瀬戸内(SeToUchi)の頭文字からSTU48(エスティーユー フォーティエイト)と命名される。
瀬戸内7県を巡業公演しながら、全国に「瀬戸内の声」を届ける活動とパフォーマンスを展開中。

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