W主演ドラマ「あのさず」を経て語るメンタル術と溺愛精神
佐々木美玲&森次政裕の健やかさの秘訣。共演してわかった互いの愛され力とは?
2026.06.11 18:00
2026.06.11 18:00
ネガティブと言われないのは、自分のことを考えないから
──傷ついた栞里の前に現れるのが、貴人です。ここまでの放送回を振り返って、貴人にキュンとした場面を教えてください。
佐々木 いっぱいありました。特に「あなたに価値なんてない」って言われたところとか。
森次 違う。「あなたに価値がないなんてあり得ない」だから。「あなたに価値なんてない」だと、ただの悪口だから(笑)。
佐々木 本当だ(笑)。
森次 こういう抜けてるところが愛されるんですよね(笑)。
佐々木 えっと、「あなたに価値なんてないなんて」……?
森次 「あなたに価値がないなんてあり得ない」(笑)。
佐々木 その言葉はキュンとしました。自分に対して否定的な栞里にとって、そんなプラスの言葉をストレートに言ってくれる人っていなかったんだと思います。普通に言われたらちょっと小っ恥ずかしいですけど、そういう状況だから胸に響いたんだろうなって。

──確かに。真っ向から自分の価値を認めてもらえることなんてなかなかないですもんね。
佐々木 ですよね。恥ずかし隠し?
森次 照れ隠しね。
佐々木 ははははは!
森次 もうすごいですよね。人を幸せにしますよ、このキャラは。
佐々木 照れ隠しで言えないじゃないですか、こういう言葉って。漫画原作だからこそ成立するストレートな台詞がたくさんあって、世のキュンキュン好きな方には発狂ものです。
森次 発狂!? ちょっと意味変わってくるな、それ。黄色い歓声のほうが良くない?
佐々木 そう(笑)。キャーっていう黄色い歓声で溢れ返ってほしいです。
──そんなキュン台詞を演じている側の森次さんはどんな気持ちでしたか。
森次 普段言わないような台詞だからこそ、いざ言うならカッコよく決めたいじゃないですか。なので、本気で栞里をおとす気持ちで。あとは何よりマイナス思考の栞里をプラス思考に変えたいという気持ちを込めて口にしました。
──ちなみに、ちょっと恥ずかしいという感覚はあるんでしょうか。
森次 恥ずかしいですよ(笑)。超特急の活動でも、罰ゲームは基本キュン台詞。なんなら今日の上映会(取材は、第1話先行上映会の前に実施)でもそういう台詞が用意されているみたいで。「変えてください」という言葉がギリギリ出そうになったけど、これも仕事だと思ってゴクンと飲み込みました(笑)。

森次政裕(瀬古貴人役)、佐々木美玲(花井栞里役)
──実際、自分に価値がないと思い込んでいる人って今の世の中すごく多いと思うんですね。
佐々木 私も自己肯定感が低い自覚があるので、考えないようにしています。
森次 僕、めっちゃ高いです。
佐々木 いいことですね。
森次 基本悩まない。育ってきた環境がそうなんでしょうね。ずっと野球部をやっていて、そのときからメンタルトレーニングみたいな授業があったんですよ。
佐々木 へー!
森次 どうやったら自分のペースを崩さずにプレーができるかということを講師の先生が来て教えてくれるみたいな。そうやってメンタルを一定にキープするトレーニングを学生時代からやってきたのが今に生かせてるのかもしれない。
佐々木 トレーニングってたとえばどんな?
森次 マイナスなことは考えないとか。
佐々木 確かに言ってましたね、朝、ニュースをあえて見ないようにしてるって。
森次 そう。朝のニュースってどうしてもマイナスなことも多いから。ネガティブなニュースを観ると、1日の気持ちがマイナスからのスタートになるそうなんです。だから、世の中の動向は夜のニュースでチェックする。朝はテレビをつけずに、YouTubeで好きなアーティストの音楽を流したりアニメを観たりします。

──自己肯定感が低めの佐々木さんは、どうやって自己肯定感を高める工夫をしていますか。
佐々木 自分のことを考えないようにしています。私、人からネガティブだねって言われることがあんまりなくて。それは、自分のことをあまり考えていないから。それよりも、人のいいところを見つけるとか、その場を楽しむことに自分の思考を使う。逃げかもしれないけど、そっちのほうが楽だなと思って生きています。
森次 確かに自分を見つめる時間って、逆にマイナスに走っちゃうこともあるからね。忙しいと、そんな時間ないじゃないですか。このドラマを撮ってる間も毎日忙しかったけど、その分、仕事に熱中して、楽しいことをやって、おいしいご飯を食べて、というのがすごく楽しかった。だから、落ちそうなときほど予定を入れるといいかも。
佐々木 あとは日記を書くとか。全部の感情がお芝居の練習になると思って日記を書いてるんですけど。
森次 カッコいい。
佐々木 あ、でも時間があるときだけですよ。ちょっと暇だなというときに、今日はこういうことがあったとか、こういう感情になったとか、書くことで気持ちを整理しています。
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