Bezzy[ベジー]|「人の魅力」にフォーカスしたエンタメメディア

「人の魅力」にフォーカスしたエンタメメディア

INTERVIEW

『山口くんはワルくない』ヒロインと共感する意外な素顔とは

髙橋ひかるにとっての“ピュアな人”。転機を振り返り語る、思いを言葉にする大切さ

2026.06.09 19:00

2026.06.09 19:00

全ての画像・動画を見る(全27点)

言葉にしてみると、思いは意外と受け入れてもらえる

──この作品に絡めて聞かせてください。皐は山口くんのピュアな姿に惹かれていきますが、髙橋さんが「この人ピュアだな」と思うのはどんなときですか?

この人、「生きるの不器用だなあ」って思ったとき。「ちょっと言い方変えたら絶対損しないのにな」っていう、まっすぐな物言いをする人っているじゃないですか。損することも多いと思うけど、それをあえて言ってくれるって優しいし、かわいいなとも思ったりして、そういうときに「まっすぐでピュアな方だな」と思いますね。普通だったら大人になればなるほど表現が上手くなったり、いなし方を覚えていったりすると思うんですけど、そうじゃない感覚も持ち続けているのは素敵だなって思います。

──では次に、山口くんのギャップに魅了されていく本作にちなんで、髙橋さんご自身が明かす「実は私、○○なんです」を教えてください。

実は私、陰キャなんです。

──それは確かに意外かも。

「陰キャなんです」って言うと「嘘だ〜!」って言われるんですけど、実は“ド陰”です。こういうお仕事をしているのがびっくりなくらい。休みの日は一歩も外に出ないことも全然あります。「一日人と話さないと無理」っていう人もいますが、私は一週間人と話さなくても生きていけるくらいには一人が好きですね。だから今こうしていろんな役を通して自分を表現しているのが、当時の自分からしたら全然想像がつかないんです。

──では、皐がドキドキしながら挙手するシーン(クラス対抗ダンス大会への参加者を募るシーン)も、気持ちが理解できたり?

はい。「よく頑張ったね」って言ってあげたくなりました。しかも最後の一人でみんなに注目されるだろうに、渾身の挙手だったんだろうなって思います。

映画『山口くんはワルくない』より

──お休みの日は一歩も外に出ないこともあるとのことですが、お家では何をしていることが多いですか?

料理にハマって凝ってみたり、最近だと、ワンちゃんが年老いてきたので一緒に日向ぼっこしていたり。あとはポケモンのゲームをしたり。恭平さんもポケモンのゲームをされると言うので、現場でもみんなでゲームをしました。家が好きなのと同時に、人混みが苦手なんですよね。人混みに行くと、なんか元気を吸われている気がしちゃって。人と会うことは嫌いではないんですけど……。でもすごく明るい人だと思われがちなので、そこはギャップかなと思います。

──確かにイメージとのギャップは大きいですね。それこそバラエティやラジオなど素の姿も魅力的な髙橋さんですが、髙橋さんが素のご自身を愛すためにやっていることや、大切にしている考え方などがあれば教えてください。

私は芸能界に入ったとき、自分の意見を言っちゃダメだと思って、割とお利口さんでいるようにしていたんです。そのぶん心の中では感情がすごく動いていて、頭のなかで対話をしていたんです。だけど、ラジオで自分が今まで溜めていたものを出したときに、それを面白いと言ってもらえて。「これって言っていいんだ!」と思えたんです。受け入れてもらえたことがすごくうれしかった。そこから、自分の思っていることを見せるということに対する恐怖心が薄れました。

例えば友達との集まりで自分が思っていることをポロッと言っちゃって、「わかる!」って誰かが共感してくれた、とかそういう些細なきっかけで気が楽になることってありますよね。だから私も誰かの言葉には寄り添いたいし、もしその言葉が理解できないことだったとしても、「この言葉の奥にはどういう思いがあるんだろう」「見えない何かがあるはずだ」と考えるようにはしていると思います。

──素敵な考え方ですね。

私はお仕事上、たくさん話す機会があるので、そこで自分の思いを言語化させてもらっていますが、そういう仕事じゃない方も、まずは思っていることを言葉にしてみると、意外と受け入れてもらえるんじゃないかなと思います。

──本作では関西弁も一つのポイントになっていますが、髙橋さんも滋賀出身で、関西弁などの方言にキュンとする気持ちはわかりますか?

わかります。特に関西弁が好きで。学生のときの担任の先生がゴリゴリの関西弁だったんです。関西人の私ですらちょっと怖く感じるような関西弁で。まさに皐が山口くんに最初感じるように、私も最初、先生に対してちょっと怖いと思っていました。だけど先生の姿を見ていくなかで生徒に対しての熱い思いや厳しさの中に愛があることに気づいて「めちゃくちゃいい先生やん! ついていこう」と思いました。そのギャップには私だけでなくクラスみんながやられていましたね。

──本当に山口くんみたいなエピソードですね。

そうなんですよ。担任の先生だったからみんな接する機会があって良さに気づけたけど、山口くんは本当は優しいということを知ってもらえない。だから映画をご覧になる皆さんも、皐と一緒に少しずつ山口くんのいいところを見つけてくれたらうれしいです。

ヘアメイク:風間裕子 スタイリスト:宇田川彩子

『山口くんはワルくない』場面写真 Ⓒ2026『山口くんはワルくない』製作委員会 ©斉木 優/講談社

記事トップへ戻る

全ての画像・動画を見る(全27点)

PARTNERS

作品情報

山口くんはワルくない

©2026『山口くんはワルくない』製作委員会 ©斉木 優/講談社

©2026『山口くんはワルくない』製作委員会 ©斉木 優/講談社

山口くんはワルくない

2026年6月5日(金)公開
2026/日本/カラー/96分/ビスタ/5.1chサラウンド
配給・宣伝・制作プロダクション:アスミック・エース

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:高橋恭平 髙橋ひかる 岩瀬洋志
上坂樹里 上原あまね 森日菜美 丈太郎 大塚萌香 今堀奏 永岡蓮王(AmBitious) 山口森広
春海四方 ふせえり

監督:守屋健太郎
脚本:高橋ナツコ
原作:斉木 優『山口くんはワルくない』(講談社「別冊フレンド」連載)
音楽:遠藤浩二
主題歌:「ビーマイベイベー」なにわ男子(ストームレーベルズ)
エグゼクティブ・プロデューサー:豊島雅郎 プロデューサー:田辺圭吾 川端基夫
ラインプロデューサー:坂上也寸志 撮影:花村也寸志 照明:志村昭裕 録音:西條博介 美術:趙心智
助監督:土肥拓郎 スタイリスト:里山拓斗 ヘアメイク:リョータ 振付・ダンス指導:MAMORU
スクリプター:沖直美 キャスティング:伊藤尚哉 編集:江橋佑太 音響効果:柴崎憲治 VFXスーパーバイザー:スギモト 制作主任:玉木南美 米澤勉 宣伝プロデューサー:渡辺実莉
製作:アスミック・エース 講談社 ストームレーベルズ ハピネット・メディアマーケティング FAB
制作プロダクション:FAB

髙橋ひかる

アーティスト情報

2001年9月22日生まれ。滋賀県出身。

2014年「第14回全日本国民的美少女コンテスト」にてグランプリを受賞。2016年、映画『人生の約束』にて俳優デビュー。2017年、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」にてドラマ初出演。近年の主な出演作に、ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS)、映画『赤羽骨子のボディーガード』、映画『ロマンティック・キラー』などがある。そして2026年6月5日公開の映画『山口くんはワルくない』では、ヒロインの篠原皐役を務め、その他バラエティ番組への出演や、ファッション誌「Oggi」の専属モデルとしても活躍するなど、活動の幅を広げている。

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram

PARTNERS

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram