『山口くんはワルくない』ヒロインと共感する意外な素顔とは
髙橋ひかるにとっての“ピュアな人”。転機を振り返り語る、思いを言葉にする大切さ
2026.06.09 19:00
2026.06.09 19:00
「ひかるちゃん」と呼んでもらったことで、ぐっと距離が縮まった
──ラブコメが大好きとのことですが、見るのもお好きですか?
はい。テンポの良さとかが楽しく見られて好きなんです。

──そんな大好きなラブコメの世界をつくる側になってみていかがでしたか?
監督も“ラブコメのパーセンテージ”をすごく考えていらっしゃって。「ここは“コメ”で」「ここは“ラブ”で」って演出してくださったんです。それを受けて、どうしたら見てくださる方がキュンとしてくれるかを、山口くんを演じる(高橋)恭平さんと相談しながら作り上げていきました。作品を作る上で監督と話し合うということはよくあると思うんですが、この作品ではキャスト同士も話し合って、各シーンに向き合っていったので、それが見てくださる皆さんの笑顔やキュンにつながったらいいなと思います。
──今、高橋恭平さんのお名前が出ましたが、撮影現場はかなりにぎやかだったとお伺いしました。
そうなんですよ。今日も先ほどまで恭平さん、岩瀬(洋志)さんと3人で取材を受けていたんですが、2人がにぎやかすぎで!(笑) 真ん中に恭平さんがいて、左右に私と岩瀬さんという並びだったんですが、あの2人は並べちゃいけないなと思いました(笑)。2人でいると無限にノリツッコミしていて。見ているのも楽しいですし、現場でもたくさん笑わせてもらいましたけどね。兄弟みたいで微笑ましかったです。

──そんな撮影で、特に印象的なエピソードがあれば教えてください。
たくさんありますが、ダンスシーンは特に印象的でした。作品の撮影に入る前からみんなでダンス練習をしたんです。普通は本読みから撮影の間に期間が空くことが多いのですが、今回は本読みの次がダンス練習で。それが良かったですね。撮影の前に“みんなで一緒に頑張る”ということをやったおかげで、一致団結できましたし、撮影の前にチーム感がより高まりました。すごく大事な時間だったなと思います。みんなで「本気で決めて一回で終わらせよう!」と頑張る感じはどこか懐かしさもあって。大人になって、こんなにみんなで一つのことに向き合うことってなかなかないと思うので、本当に青春でした。
──まさに劇中の皐や山口くんたちのような時間になったんですね。
はい。だんだんみんなと息が合っていくのもすごく楽しかったです。特に恭平さんは普段ダンスをやっていらっしゃるので、ソロがものすごく素晴らしくて。山口くんが石崎を救うために踊る場面ではあるんですが、高橋恭平さんとしての魅力も十二分に出ているんじゃないかなと思います。
──劇中に皐と山口くんが呼び方を苗字から下の名前に替える場面がありますが、これまでで髙橋さんが呼ばれた呼び方やあだ名で変わったものはありますか?
普段は下の名前で呼ばれることが多いのですが、仕事現場ではだいたい「髙橋」と苗字で呼ばれます。でも今回は恭平さんも同じ「高橋」で。

──そうですよね。
だから現場でも、自然と2人とも下の名前で呼ばれることになって。それはすごく新鮮でした。「ひかるちゃん」と呼んでもらったことで、ぐっと距離が縮まって。呼び方って大事なんだなと思いました。
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