2023.10.05 18:00
2023.10.05 18:00
次々と話題作が生まれるBLドラマにまたひとつ新たな歴史が加わる。それが、10月5日よりMBSドラマ特区枠で放送がスタートするドラマ『君となら恋をしてみても』だ。
窪田マルによる同名コミックを実写化した本作では、江の島を舞台に、男子高校生の淡い恋が描かれていく。そこでダブル主演を務める山菅龍司役の日向亘と海堂天役の大倉空人（原因は自分にある。）にインタビュー。2人の素顔や関係性を深掘りした。
互いの第一印象と距離が縮まったきっかけ
──初めて会った日のことを覚えていますか。
日向亘（以下、日向） 初めては本読みのときだよね。
大倉空人（以下、大倉） そうそう。でも初めての本読みのときはあまり話せなかったよね（笑）。
日向 うん。ほとんど話せなかった（笑）。
大倉 「お願いします、大倉空人です」って挨拶して。
日向 「日向亘です」って言って。その時はそれで終了（笑）。
大倉 打ち解けるのに若干時間がかかるタイプなんです。
日向 僕もです。
大倉 仲良くなったらガンガン行けるんだけど。
日向 1歩目が苦手なんですよね。
──そこから距離をどう縮めていったんですか。
大倉 監督が「2人でご飯に行っておいで」と僕たちの背中を押してくださって。
日向 それで、2人で牛丼を食べに行きました。
大倉 そこからだんだん仲良くなっていったかな。
──お互いの第一印象はいかがでしたか。
日向 本読みを聞いて、お芝居に対してすごく真摯な人なんだなって思いました。
大倉 僕は「背、高っ！」と思いました（笑）。会う前からいろいろネットで調べたりして。本当、ハンサムな顔立ちだなと。
日向 いやいや（照）。
大倉 だから結構クールな人なのかなと思っていたら、話してみると明るくて。大人っぽい顔つきなのに年相応の無邪気さがある。そのギャップが素敵だなと思いました。
──お互いなんと呼んでいるんですか。
大倉 僕は日向か、日向くん。
日向 僕はたかピーです。
大倉 撮影中、ほぼ呼ばれたことないけどね。基本は空人くん。でもテンションが上がるとたかピーになる（笑）。
──本作は、主に江の島で撮影が行われました。放送が始まったら聖地巡礼をしたいファンも出てくると思います。お2人のオススメスポットは？
日向 それはもう見晴亭ですね。僕が演じる龍司の実家で、家族で営んでいる食堂なんですが、実際に江の島にある見晴亭というお店でそのまま撮影しているんです。原作通り階段を上った先にあって、景色もご飯も最高。『なら恋』と言えばという場所なので、ぜひ聖地巡礼に行ってみていただきたいです。
大倉 僕は江の島の灯台をオススメします。原作に出てくる“夕陽アイス”もそこで撮影したんです。いろんな場面で登場するので、きっとそこに行ってもらえたらドラマのシーンを思い出してもらえるんじゃないかなと思います。
──本番以外でも夕陽アイスにトライしてみましたか。
大倉 ちょうど夕陽がいい感じに出ているタイミングで時間が空いていたので、やりました！
日向 僕が撮る側に回って。
大倉 結構いい感じに撮れたので、どこかのタイミングでみんなにも見てもらいたいですね。
──ここに注目してほしいというシーンはありますか。
大倉 僕は第1話で出てくる、階段を上り疲れた天の腕を龍司がひょいっと掴むシーンです。原作ファンのみなさんにとっても、初めて『なら恋』をご覧になる方にとっても、最初にやってくる胸キュンシーン。日向くんが本当にカッコよくて、演じながら「わ、近！」と思いつつ本当にキュンとしました（照）。
日向 僕は、生しらす丼です（笑）。本当においしそうに撮られているんです。実はあの生しらす丼のインサートだけで3回くらい撮り直していて。光の反射なども、スタッフさんがこだわって撮影をされていたので、ぜひ注目してほしいですね。龍司と天の関係はもちろん、江の島ならではのグルメを堪能できるドラマにもなっていると思います。
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