2023.02.04 12:00
どうも未菜です。
今回のもぐもぐ未菜散歩は、蔵前駅編。前回の清澄白河と割と近い場所みたいです。なぜ蔵前駅なのかって?それはここに行くためです!!!!
(ダンデライオン・チョコレート)
バレンタイン前のもぐもぐ未菜散歩では絶対に行きたいと思っていたチョコレートショップ!!
デパ地下のワイワイガヤガヤもいいけど、チョコレートショップに行ってみたかったんですよ〜。でも1人で入る勇気と買う勇気がなかったのでこの企画で行きたいなと。(甘え)
ありがとうもぐもぐ未菜散歩。
そしてたくさんのチョコレートショップがある東京の中でなぜこのダンデライオン・チョコレートを選んだのかというと、ここ、豆からチョコレートになるまで(Bean to Bar)の過程を見学できるんです!
豆からお店で作ってるなんて凄すぎる。そんなの見たいに決まってる。
蔵前駅から歩くことたったの5分でお店に到着した。
オシャレ〜な店内。もう美味しそう。
そして1番最初に気になったのがトンカチトントンの音。若い女性の店員さんがめっちゃ叩いてる。割と大きめのトントンが鳴り響く。
その中で私たちは見学用の帽子を被り、見学の説明を聞いた。トンカチ気になりすぎて半分くらい頭に入ってこなかった。まあ見れば分かるはず!ってことで早速見学スタート!!
チョコレートの製造工程
①仕分け
まずはカカオ豆が保管されている部屋へ。輸送されたカカオ豆たちはここで異物がないかチェックしてもらう。カビ、石、木屑、虫などが手作業で取り除かれる。すげー量ある。実際見ていたが、本を読むのも遅い私の目では全然追いつかなかった。多分お姉さん速読できるわ。
ここで試食ターイム!
皮のついたカカオ豆をもらった。これはいわゆるカカオ100%や。めっちゃ苦いかな〜と思ってちびっとかじる。お!意外と苦くない!普段86%チョコレート食べてるからかな?アーモンドくらいの硬さで味はカカオで普通に美味しかった。
②ロースティング
横たわったドラム缶型の機械の中で焼かれるカカオ豆。くるくる回って熱が均等に伝わる様になっている。
そして重要なのがこの温度。焼く時の温度により味や風味が変わるらしく、実際に異なる温度で焼いたものを食べ比べして温度を決めているらしい。え〜楽しそう!
③ウィノウイング
かっこいい名前。ここで粉砕される。焼かれて粉砕されてやっと皮と豆の中身(カカオニブ)に分けられるのだ。
ここで試食ターイム!
カカオニブをいただきます。パクっ。!!!!!!
びっくり!めちゃくちゃフルーティー!そのまま感想を伝えると、お姉さんが教えてくれた。カカオってフルーツなんだって。カカオ豆はそのフルーツの種なんだって。知らなかった〜!
庶民舌の私でも分かる香り豊かさ。さっきのカカオ豆と全然違う。焼くってすごい。
④メランジャー
カカオニブにオーガニックきび砂糖を加えて挽いていく。ここで液体のチョコレートになる。驚きなのは、ここで4〜5日こねくり回されているらしい。閉店後も止まらずこの機械は動いている働き者です。偉い。
ここで試食ターイム!
これはバレンタインチョコ作る時に溶かしたチョコ食べる感じですね。懐かしい。バレンタインの1番楽しい時間。
ここでも思ったのは、やっぱりフルーティー!チョコレートなんだけど、香りがいくつも重なっているような感じがする。伝われっ!!!
とにかく普段食べているチョコレートとまるで違う。素材や温度にこだわって作られているダンデライオンのチョコレートは、レベチなのだ!!
⑤トンカチトントン
このお店に入ってから気になり続けていた工程。若い女性の店員さんがトンカチトントンしてる。私が気になってガン見し過ぎたせいでお姉さんと何回も目が合ってしまった(照)
常温で固められた分厚い長方形のチョコレートを、大きめに砕く。次の工程のテンパリングをしやすくする。
ここで試食ターイム!
完全にチョコ。香り豊かで上品でこりゃーすごいや。でも表面が白っぽくて、いつも見ているチョコレートとはちょっと違う。まだ完成ではないらしい。
⑥テンパリング
昔やってたドラマ「失恋ショコラティエ」で聞いたことある。固めたチョコレートをもう一度溶かしてカカオバターの結晶型を調整し、なめらかな口どけ、艶を出す。
ここで試食ターイム!
テンパリング後のチョコレート、ツヤッツヤ。そして確かに口どけが全然違う、とってもなめらか!!
今まで試食したものもすごく美味しかったけど、一気に完成度が増した。全部の工程が大事なんやということがよーく分かった。
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