タグ一覧:#ライブレポート(65件)
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日本2ndシングル発売を記念した再来日公演を詳細レポート! STAYCがファンと幸せを分かち合った5ヵ月ぶりの日本ショーケース、感謝の手紙&再会の約束も
2023.04.18 18:00
日本2ndシングル『Teddy Bear -Japanese Ver.-』をリリースした韓国のガールズグループSTAYCが、それを記念した「STAYC Japan 2nd Showcase 2023 “Teddy Bear”」を大阪、東京で開催した。本記事では4月10日の東京・Zepp Haneda公演をレポートする。 STAYCはスミン、シウン、アイサ、セウン、ユン、ジェイからなる6人組。 ショーケースは日本デビューシングルリリース時の11月以来、約5ヵ月ぶりとなる。今回日本語バージョンになった「Teddy Bear」は、韓国で2月にリリースされた最新曲で、本国では音楽番組6冠を獲<a href="https://bezzy.jp/2023/04/23947/">…
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「FLOWERS TOUR」後半戦が中野サンプラザからスタート go!go!vanillasが“聖地”に捧げた感謝、3年越しのシンガロングに未来を誓う
2023.04.09 17:00
「こんな素敵な会場がなくなっちゃうのは寂しいです。ここに自分らの名前を、演奏を刻めたことは一生忘れられない思い出になると思うので、みんなもそれを持ち帰ってください!」(柳沢進太郎/Gt) 「俺にとって中野は聖地。上京したとき、中野ブロードウェイに通ったり、牧を含め、いろいろな人と遊んだりした思い出があります。その中野でライブができたなんてうれしい」(長谷川プリティ敬祐/Ba) 「昔、中野に住んでたから懐かしい。だから思い出深い場所だし、中野サンプラザで、ずっとやりたかったんです」(牧達弥/Vo, Gt) 「7,000人くらいの大きなホールになるらしい。そこでまたやろうぜ」(ジェットセイヤ/Dr<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22982/">…
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即完売で迎えた日比谷野音公演にみるバンドの真骨頂 yonawoが支持を集める所以、全てをドラマに変える“バンドのみぞ知る”生音遊び
2023.04.08 20:00
yonawoがメジャーデビュー3周年を祝した記念ワンマンの会場として選んだのは、つい先日開設から100年を迎え、現設備の解体と建て替えが決定した日比谷野外大音楽堂。通称“日比谷野音”の現設備は1983年竣工の第3形態とのことで、第4形態のお披露目は現状未定という。様々なアーティストに愛されてきたことをその歴史が語るこの会場にて、3月18日土曜日に「YONAWO YAON」と題されたライブが催された。 それはとても手荒い歓迎であった。 3月に入り日中20℃を超える日が幾度とあるなかで当日は生憎の雨、ここまでは野外ライブ“あるある”なのだが、気温がまた季節外れの真冬日というジョーカーを引き当ててし<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22611/">…
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輝き続けたアイドル人生の集大成を飾る卒業公演をレポート 矢吹奈子が過ごしたかけがえのない“青春” ラストステージに込めた10年分の感謝と決意
2023.04.08 18:00
HKT48のメンバーとして10年間活動してきた矢吹奈子が、4月1日(土)に横浜・パシフィコ横浜国立大ホールで行われたワンマンライブ『矢吹奈子 卒業コンサート〜未来への翼〜』を持ってグループを卒業した。 矢吹は2013年8月にHKT48第3期生オーディションに合格。当時は小学6年生の12歳というフレッシュさ。翌年の2014年には早くも正規メンバーに昇格し、3rdシングル『桜、みんなで食べた』で初の選抜メンバー入りするなるなど加入初期から活躍してきた。同期で同学年の田中美久とは、なこみくの愛称でファンに親しまれ、2018年の11thシングル『早送りカレンダー』ではダブルセンターを務めたりとまさに盟<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22963/">…
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UK最高峰ロックバンドの9年ぶり来日公演を独自レポート ただ“ロックンロール”だけが在る奇跡──アークティック・モンキーズが巻き起こした次元違いの狂騒
2023.03.16 17:30
これだけははっきりと覚えている。 “紛れもないロックンロールを観た、そしてそのロックンロールは名乗ることさえしなかった” サマーソニック2014にてヘッドライナーを務めて以来、9年振りとなる来日公演、そして単独公演としては2009年の武道館以来、実に14年振りとなるアークティック・モンキーズの来日公演初日、東京ガーデンシアターでの出来事である。 まさに待望と言える今回の来日、踊る胸を抑え切れない筆者は当日朝、とある行列に並んでいた。渋谷パルコ地下クアトロラボにて開催されていたスペシャル・ポップアップ・ストアの整理券を入手するためである。無事に昼過ぎの入場チケットにてTシ<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21486/">…
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ワンマンLIVE『春時雨』Zepp Haneda昼公演をレポート ツユが放った高次元の“生演奏” 削ぎ落とすことで生まれる圧倒的な充実感
2023.03.12 17:00
2023年3月4日、Zepp Haneda。開演時間ほぼ定刻の14時を迎えたところで場内は暗転。ステージ中央に据えられた円形のLEDにチャージャーの様な映像が映し出される。0%から100%へ充電完了といったところで、開演である。その狼煙として選曲されたのは今年初リリースでありTVアニメ『東京リベンジャーズ』聖夜決戦編エンディング主題歌としてデジタル配信されている「傷つけど、愛してる。」であった。 改めて全容が明かされた此度のステージはリズム隊をサポートメンバーに従えた5人の編成であり、円形LEDの背後には巨大なLEDも据えられ、そこに投影されるミュージックビデオと凄まじいスピード感で駆け抜けて<a href="https://bezzy.jp/2023/03/21112/">…
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多彩な個性と楽曲で魅了した初来日公演を詳細レポート LOONAが日本のファンに届けた希望、溢れる想いで再会を誓う
2023.03.09 19:00
韓国のガールズグループLOONA[今月の少女]が3月3日、東京・立川ステージガーデンで日本では初となる単独公演「LOONA 1st Live “LOONA THE WORLD in TOKYO”」を開催した。 本公演は、昨年10月に開催する予定だったライブの振替公演。昨年8月から、アメリカ、ヨーロッパでワールドツアーを行ってきたLOONAだが、日本オリジナル曲や日本最新曲「LUMINOUS」の初パフォーマンスなど、たった一度の日本公演のためにワールドツアーとは異なるセットリストを用意してきてくれたのが嬉しい。そしてライブの最後に、ファンに「これからもLOONAは続きます」や「LOONAはいつも<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20937/">…
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英米最大の音楽賞をW受賞した直後の“超貴重”な初日本ツアー Wet Legがもたらした熱狂空間、圧倒的多幸感とバンドの真価を見せたO-EAST公演
2023.02.17 21:50
Wet Leg(ウェット・レッグ)のデビューアルバムがリリースされたのは2022年4月8日。いきなり全英チャート初登場1位に輝いて全世界の熱い視線を集め、日本でもすぐに話題になった。10代・20代ばかりでなく、40代・50代の音楽好きたちが早くに好反応を示していたのも特徴的だった。2021年5月にデビュー・シングル「Chaise Longue」をリリースしたときから既に注目度は高かったが、アルバムがすごくいいという評判は高速で広まり、発売月中にもう来日公演が決まった。東京公演のチケットはあっという間に完売となり、6月には追加公演が発表されたが、それが売り切れるのも早かった。 チケットが発売され<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19532/">…
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23,000人が集結した会場を“ホーム”と呼べる圧巻の3時間 水樹奈々が誕生日に噛み締めたパワーの源 「LIVE HEROES」さいたま公演DAY1レポート
2023.02.15 19:00
選曲もパフォーマンスも演出も、キャリアを積み重ねなければ成し得ないものばかりが凝縮されたライブだった。声優、歌手として活躍する水樹奈々の、さいたまスーパーアリーナで2days開催されたバースデーライブ「NANA MIZUKI LIVE HEROES 2023」。1日目は「LIGHTNING MODE」、2日目は「BLADE MODE」と題し、彼女がこれまで声優として演じてきたヒーローやヒロインたちが出演するアニメ主題歌や挿入歌を中心にセットリストが組まれた。 「LIGHTNING MODE」はアニメ『魔法少女リリカルなのは』の電撃使いであるフェイト・テスタロッサ、「BLADE MODE」はアニ<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19319/">…
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アルバム再現ツアー第4弾のファイナルをレポート the pillowsが照らし続けるロックの扉、色褪せぬ名曲にともした新たな灯
2023.02.08 18:00
the pillowsが、2017年に第1弾を開催したアルバム過去作を再現するツアー「RETURN TO THIRD MOVEMENT!」の第4弾を昨年10月にスタート。2023年1月29日にKT Zepp Yokohama(横浜)で最終日を迎えた。 今回のツアーでは、2003年リリースの11枚目のアルバム『ペナルティーライフ』と2004年リリースの12枚目のアルバム『GOOD DREAMS』が全曲披露される。約3ヵ月と長きにわたって全国を沸かせ、そのうち首都圏でも何公演か行なっているが、この最終公演もフロアは満員だ。 SEと同時に大きな手拍子が起こり、山中さわお(Vo/Gt)、真鍋吉明(Gt<a href="https://bezzy.jp/2023/02/18717/">…
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ソロ初アリーナライブ「Black Rabbit」東京公演をレポート 全てをクロスオーバーする“香取慎吾”としての存在 2万人に贈られた最高峰のエンターテインメント
2023.01.23 12:20
香取慎吾がアート、芝居、バラエティ、音楽、ファッションなど様々なフィールドで活躍を続けているエンターテイナーであることは周知の事実である。3年ぶりの個展「WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」の展示作品を制作する様子がオフィシャルYouTubeチャンネルにアップされていたが、黙々と自分と向き合いながらひとり絵を描く姿には目を見張るものがあった。そんな様々な表現方法を持つ彼にとって音楽とは、自身がリスペクトする人々とのコミュニケーションのもと成り立つものではないだろうか。彼のアイデアと様々なアーティストの個性が融合した『20200101』と『東京SNG』<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17700/">…
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最新アルバムを掲げたライブツアー埼玉公演をレポート 宮野真守が身体で示した誇り高きエンターテインメント “楽しいだけではない、いいものを”
2022.12.26 12:30
宮野真守のエンターテイナーとしての実力を、つくづく思い知らされるライブだった。全国3箇所6公演にわたる約3年ぶりのライブツアーはコロナ禍という状況を逆手に取ったクリエイティブを発揮する、好奇心に満ちた空間だった。この記事では12月3日のさいたまスーパーアリーナ公演初日の模様をお届けする。 オープニング映像を経て、アルバムのタイトル曲かつ1曲目である軽やかなソウルナンバー「THE ENTERTAINMENT」でこの日の幕を開けた。4人編成のサポートバンドとタキシード姿の4人のバックダンサーで構成された「チームマモ」のメンバーとともに、心地よいグルーヴで場内を満たしていく。伸びやかな歌声、艶やかな<a href="https://bezzy.jp/2022/12/16004/">…
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メジャー1stアルバムを引っ提げ行われた超満員の東京公演 黒子首が初ワンマンツアーを完遂、独特さを武器に突き進む“ど真ん中”
2022.12.21 17:30
黒子首がメジャー1stアルバムのリリース記念の東名阪ワンマンツアー「Butterfly Crews」を実施。ここではSOLD OUTした初日の東京公演をレポートする。 ライブは初見だったのだが、堀胃あげは(Vo/Gt)という表現者が飽くまでも音楽を通じて目の前のオーディエンスとコミュケーションする姿勢に、彼らの曲のタイトルでもある「クールに戦え」の真意を見た。実はもっと突き放したライブをするバンドかと思っていたのだが、そんな態度はクールでもなんもなく、自信のなさの裏返しでしかない。黒子首はもっと強いミュージシャンであり、表現者だった。 飛行機の着陸に見立てたアナウンスからスタートしたライブは1<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15594/">…
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『Are U Romantic?』と共に歩んだ2022年を締め括る UAが更新する自らのポップネス、過去と現在を総括した東名阪ワンマンライブ最終公演
2022.12.16 18:00
11月に『Are U Romantic?』東名阪ワンマンライブを行なったUA。その最終となる11月26日の東京・昭和女子大学人見記念講堂公演を観た。 2022年は8月にブロードウェイミュージカル『ジャニス』があり(UAはアレサ・フランクリン役で出演)、11月23日(人見記念講堂公演の3日前)には奄美島唄の唄者(ウタシャ)である朝崎郁恵と銕仙会能楽堂本舞台で共演。ソウル、民謡と、音楽の種類が変わって発声の仕方が変わろうとも魂で歌うことに変わりはなく、むしろそうして表現の様式をまたいでいくことで自身の可能性を探り、広げ、確認し、楽しんでいる、そんな2022年のUAがいる。いや、“2022年の”では<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15272/">…
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披露された代表曲たちの魅力と共にレポート STAYCが初ショーケースで誓った約束、喜びと感謝が溢れた日本デビュー
2022.11.29 18:00
韓国のガールズグループSTAYCが、11月21日(月)にTOKYO DOME CITY HALLで初のショーケースイベント「STAYC Japan Debut Showcase~Star To A Young Culture~」を開催した。 STAYCは、リーダーのスミン、シウン、アイサ、セウン、ユン、ジェイからなる6人組。TWICEの「TT」「CHEER UP」、SISTARの「TOUCH MY BODY」など数多くのヒット曲を生み出してきた作家チーム、ブラック・アイド・ピルスンが設立したHIGH UPエンターテインメントの初のガールズグループだ。韓国で2020年11月にデビューして以来、発<a href="https://bezzy.jp/2022/11/14318/">…
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新旧楽曲を織り交ぜた熱演の一夜 Superflyが3年ぶりの有観客ライブでみせた新境地、過去と未来を同時に照らした15周年記念公演
2022.11.26 18:00
来年6月17日から全国9ヵ所13公演のアリーナ・ツアーを開催することを発表し、ファンを狂喜させた3年ぶりの有観客ライブは、タイトルで「Superfly 15th Anniversary Live “Get Back!!”」と謳っているとおり、ライブも含め本格的な活動の再開をアピールするという意味で、Superflyのキャリアにおけるマイルストーンの1つとなった。 1万4,000人を集めた、そんな一夜限りの有明アリーナ公演は、360度観客に囲まれるようにアリーナの真ん中に作ったピースマーク型の円形ステージの中央で越智志帆(Vo)が「行くぞ、有明アリーナ!」と声を上げ、「Bi-Li-Li Emot<a href="https://bezzy.jp/2022/11/14077/">…
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初のホール単独公演をレポート Hakubiが到達した新たな景色、強さを纏った“生きる”ための音
2022.11.10 18:00
京都出身のスリーピース、Hakubi。近年の配信シングルでは新たなアプローチによりそのサウンドスケープに更なる進化を見せてくれており、そんなバンドのまた新たな試みとして、去る11月3日に自身にとって初となるホールでのワンマン公演を開催した。本記事ではその模様をお届けする。(取材・文/庄村聡泰) “Hakubi Noise From Here – HALL edition”と銘打たれた本公演。会場は普段Hakubiが主戦場としているライブハウスとは随分と趣の異なる”The Garden Hall”。所在地は恵比寿であり、渋谷区および目黒区が誇る恵比<a href="https://bezzy.jp/2022/11/12800/">…
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貴重なバンド編成で行われた渋谷クアトロ公演 堀込高樹が超える音楽の時空、新旧楽曲をアップデートさせた現在進行形のKIRINJI
2022.10.26 18:30
高度な洗練とスキルと成熟。キャリアを重ねたアーティストであるだけでなく、その音楽性ゆえ、そうしたベクトルに進んでもなんらおかしくないのだが、昨年の新作『crepuscular』を機に堀込高樹のソロプロジェクトとなった現在のKIRINJIはむしろバンド期以上に最新の音楽要素を消化し、現在進行形のライブを見せてくれた。一期一会のサポートメンバーを迎えての貴重な渋谷CLUB QUATTROの2日公演の初日をレポートする。なお、2日目はリハーサル映像も含む、ライブ配信が行われた。 カタカナ時代からのホームグラウンド的なクアトロに、初期からのファンと思しき人も、最近聴き始めたであろう若いリスナーも混在し<a href="https://bezzy.jp/2022/10/11616/">…
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キャリア3度目の横アリ単独公演をレポート 水瀬いのりが唱える“飾らない自由” 内なる輝きで魅了したツアー「glow」横浜アリーナ公演
2022.10.24 19:00
4thアルバム『glow』を引っ提げて全国5都市で開催された、「Inori Minase LIVE TOUR 2022 glow」。「より自然体の自分らしさを表現したい」という思い、「輝き」や「日常の小さな宝物を集めた光」という意味を込めて名付けられたタイトルなど、アルバムの軸となるメンタリティが健やかに発揮されたライブだった。本レポートではセミファイナルとなる横浜アリーナ公演の模様をお届けする。 オープニングムービーとともにバンドメンバーがステージへ現れる。アルバムの幕開けともなる「sunrise glow (overture)」の演奏を経て、ステージ中央の高位置に設けられた円形のセットの上<a href="https://bezzy.jp/2022/10/11566/">…
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10月16日の渋谷Spotify O-EAST公演をレポート SHERBETSが25周年に向け踏み込んだ一歩、夢を与えた男と巡る “そして未来へ” ツアー初日
2022.10.24 18:00
4月27日にリリースした最新アルバム『Same』をひっさげ、5月21日から全国10カ所を回った「欲望の種類TOUR」を6月27日に終えたばかりのSHERBETSが「24th→25th ANNIVERSARY TOUR “そして未来へ”」と題した新たなツアーを、前回のツアー・ファイナルと同じ渋谷Spotify O-EASTで10月16日にスタートさせた。 スタンディングのフロアを埋めた観客が見守る中、敢えてバラードとも言えるスロー・ナンバーでライブを始めたのは、逸る観客の気持ちをジラそうとしたわけではなく、そこから一転、「Let’s party!!」と浅井健一(Vo, Gt)が声を上げ、浅井と福<a href="https://bezzy.jp/2022/10/11532/">…
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イナズマロック フェス 2022 特集 今年のイナズマを振り返る──温かい愛で包まれた2日目、強い結束で来年へ
第4回 2022.10.19 17:00
(取材・文/庄村聡泰) 凱旋レポ、2日目である。初日に強固で温かな西川の地元愛に触れた事は先述(初日のレポ)の通りであるが、2日目の途中で台風の接近に伴う3日目の中止の発表があった。そこから感じた事は、強固で温かなオーディエンスのイナズマロックへの”愛”であった。初日はビールを飲んだ事をスカパラ兄さんのせいにする事としたが、この日にビールを飲んだ事はそんなオーディエンスの愛が余りにも強固で温かくて美しかったからである。そして当記事を目にする読者の方も勿論イナズマロックへの愛を持っている方々であろうと推察されるので、とどのつまり筆者がビールを飲んだのは皆さんの愛のせいとい<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10996/">…
#DISH//#MY FIRST STORY#T.M.Revolution#THE ORAL CIGARETTES#UVERworld#Vaundy#アイドルマスター SideM#イナズマロック フェス 2022#ライブレポート
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イナズマロック フェス 2022 特集 今年のイナズマを振り返る──まさに“ごった煮”を堪能させた祝宴初日
第3回 2022.10.18 17:00
(取材・文/庄村聡泰) 去る9月17日、18日と2日間に渡って開催された「イナズマロック フェス2022」。3日目は台風の接近に伴い中止となってしまったが、先日のインタビュー内にて西川貴教が発言する強固で温かい地元への”愛”がそこかしこに散りばめられるフェスであった事を証明してくれた。 ちなみに筆者にとってライターとして初の出張であり、ライターとして初の「イナズマロック フェス」である(2015年に[Alexandros]として出演)。凱旋ライブならぬ凱旋レポだ、ご覧あれ。(大変お待たせしました) イナズマならではのジャンルの越境ぶり まずは初日、関西圏のラジオDJが前<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10957/">…
#04 Limited Sazabys#Da-iCE#Fear and Loathing in Las Vegas#OWV#イナズマロック フェス 2022#ももいろクローバーZ#ライブレポート#東京スカパラダイスオーケストラ#櫻坂46#西川貴教
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新曲も織り交ぜた2時間半の熱演 go!go!vanillasが2年越しに果たした約束、新たな約束を刻んだ超満員の日本武道館
2022.10.05 18:00
「2年前、この日本武道館で初めてワンマン・ライブをやりました。その時は人数の制限もあって、みんなも声を出せないし、どうなるのかなって思ったけど、めちゃめちゃ最高のライブができました。また戻ってくるその時は満員の日本武道館でやろうぜって言ったよな? 今日、それが叶ったぞ! 最高だ。本当に最高だ!」(牧達弥/Vo, Gt) go!go!vanillas(以下、バニラズ)は2年前の約束を忘れてはいなかった。もっとも、それがその場限りの発言だとしても、それについてとやかく言う人間は1人もいなかったに違いない。しかし、誰よりもそれを言った本人がその約束を胸に刻み込んでいた。そして、この日2022年9月3<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10179/">…
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2019年以来の対バンが実現したリキッドルーム公演をレポート fox capture plan×Newspeak、2マンライブならではの熱いケミストリーが生まれた夜
2022.10.05 13:30
fox capture planとNewspeakによるツーマンライブ「On The Alert vol.3」が2022年9月27日、恵比寿LIQUIDROOMで開催された。両者の対バンは2019年以来、そして両者ともに思い入れのあるLIQUIDROOMでの久々のライブとあって、気合いを入れてこの日に臨んだことがわかる。互いのバンドのエネルギーが高い次元でぶつかり合う、これぞツーマンライブという一夜になった。 先陣を切ったのは、現代版ジャズ・ロックがコンセプトのピアノトリオfox capture plan。国内外のロックフェス、ジャズフェスに出演するほか、近年ではドラマ『カルテット』や『コンフ<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10109/">…
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バースデーケーキで自らを祝い正式に音楽活動再開 葉菜子、ネガティヴを“愛”に転化し歌った1年3ヵ月ぶりの復活ライブ
2022.10.02 17:00
葉菜子が2022年9月11日(日)、ワンマンライブ「葉菜子バースデーワンマン またお愛しましたね。」を東京・下北沢SHELTERにて開催した。 2期BiSのメンバーとしてデビューし、グループ解散後は音楽プロジェクト・Her knuckleとして活動を始めた彼女。2021年6月3日に「Her knuckleを“発展的な意味”で卒業します」と宣言し、葉菜子名義でアーティスト活動をスタートさせたが、6月19日のソロ初のワンマンライブ「A REALITY OF REALITY」をもって突然の活動休止することを宣言した。 同年9月から3ヵ月連続で作詞とアートワークを自身で手掛けた配信シングルをリリースす<a href="https://bezzy.jp/2022/10/9832/">…
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5月から始まったツアーの千秋楽リキッドルーム公演をレポート TENDOUJIが5ヵ月にわたる2マンライブツアー完走、04 Limited Sazabysを迎えたファイナル公演
2022.09.30 12:30
先の見えない“コロナ禍”は、あの始まりから2年半が経った今も続いている。そんな状況下でも、人々は楽しめることを見つけ、希望を見出し進んできた。TENDOUJIがスタートさせた「EASY PUNK PARK」も、そんな企画のひとつである。イベントにこめられているのは「気軽に街のライブハウスへ行ける感覚を、みんなに取り戻してほしい。俺らもライブをやりまくる日常をちょっとずつでも取り戻したい」という願いだ。 そんな想いと共に5月から始まった2マンライブツアー「EASY PUNK PARK in West」「EASY PUNK PARK in East」は、9月21日に開催された東京公演「EASY P<a href="https://bezzy.jp/2022/09/9445/">…
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不動の人気作2枚を全曲パフォーマンス a flood of circleが10年の時を経て鳴らす“今日のための曲” アルバム2枚再現ツアー東京公演レポート
2022.09.22 22:00
a flood of circleが、約10年前にリリースした2枚のアルバム『FUCK FOREVER』と『I’M FREE』の全曲を演奏するツアー「Tour “FUCK FOREVER & I’M FREE”」を2022年9月に名古屋、大阪、東京、札幌の4都市で全5公演開催した。 2012年12月5日にリリースされた赤い背景に中指を立てたイラスト写真がインパクト大のインペリアルレコード移籍第1弾ミニ・アルバム『FUCK FOREVER』、2013年7月17日にリリースされた移籍後初にして5作目のフルアルバム『I’M FREE』。この2作に収録された楽曲が、2022年にどう鳴り響くのか<a href="https://bezzy.jp/2022/09/9067/">…
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全公演完売で迎えた東阪ワンマン東京編をレポート さとうもかが見せるビタースイートな夢、創意工夫に満ちた夏の終わりの東京キネマ倶楽部公演
2022.09.13 17:00
さとうもかが梅田シャングリラと東京キネマ倶楽部で各々2公演行った「Sugar Science Show〜2022 Summer〜」は全公演がSOLD OUT。今回は東京公演の一部をレポートする。ライブタイトルとして恒例になった“Sugar Science”の、「甘くて夢みたいだけど、現実」というニュアンスを存分に味わった。 ダイナ・ショアやコーデッツ、ディジー・ガレスピーなどジャズやオールディーズの開場BGMが似合いすぎるキネマ倶楽部のシチュエーションに、現実感が後退していく。昔の映画館のアナウンスのようなメンバー紹介とともにシンリズム(Gt)、厚海義朗(Ba)、沼澤成毅(Key)、河合宏知(<a href="https://bezzy.jp/2022/09/8403/">…
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無数の“YAZAWA”タオルが舞った夜 矢沢永吉が国立競技場の新たな幕開けを彩った2日間──MISIAとB’zと世代を超えた共演でデビュー50周年祝う
2022.08.31 17:30
「50th ANNIVERSARY TOUR “MY WAY”」と題した矢沢永吉の全国ツアーが8月27日、国立競技場からスタートした。 メンバー全員が黒い革ジャンとリーゼントでキメたロックンロール・バンド、キャロルのボーカリスト/ベースシストとしてデビューしてから50年。日本のロック・シーンにおけるパイオニアとして、常にシーンの最前線を走り続けてきたキャリアを振り返ると、タイトルに掲げた「50th ANNIVERSARY」という言葉は、より意義深いものになる。そんなあまりにも大きな節目にふさわしく、ツアーの始まりは合計11万人を集めた国立競技場2デイズ公演に。 その初日は午後6時になっても気温<a href="https://bezzy.jp/2022/08/7424/">…
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圧巻の歌声と遊び心満載の演出で魅了 水樹奈々が一番活き活きとする“帰る場所”──3年ぶりツアー「HOME」さいたま公演レポート
2022.08.25 12:30
「NANA MIZUKI LIVE HOME 2022」これほどまでにエモいツアータイトルがあるだろうか。 “ライブこそが、ツアーこそが、私たちのホームなんです!”的なある種の常套句とも取れるこの様な意味合いの一文であるが、何だかやはりこの人が言うと重みが違う様な気がしてしまうのだ。 それもそのはず、2000年に歌手としての活動をスタートさせてから2019年に行われた「NANA MIZUKI LIVE EXPRESS 2019」最終公演の千葉・ZOZOマリンスタジアムにてワンマンライブ通算200公演を達成。こちらは勿論、言わずと知れた人気アニメの数々や海外ドラマなどの吹<a href="https://bezzy.jp/2022/08/6857/">…