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小川智宏 音楽ライター

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「rockin'on」「ROCKIN'ON」編集部を経て、現在は各種webメディア、雑誌で音楽を中心に執筆活動を展開中。

ARTICLES

  • みんなで楽しむ姿勢を貫いたZepp DiverCity公演をレポート 一途に進化を続けるにしな、今を鮮やかに刻んだツアー「クランベリージャムをかけて」最終日

    2023.08.02 17:30

    ソファや本棚、クッションやおもちゃが並べられ、まるで自分の部屋のようなあしらいがされたZepp DiverCityのステージ。そこに静かに登場してきたにしなは、白いドアに赤いペンキで文字を書き始める。「with cranberry jam」──「クランベリージャムをかけて」。今回のワンマンツアーのタイトルであり、ちょうどこのライブの前日に配信がスタートした新曲の曲名でもある。 そんな演出を経て、「ランデブー」からライブは始まっていった。バンドメンバーの奏でるゆったりとしたグルーヴに身を委ねながら、にしなは身体を揺らしながら気持ちよさそうに歌う。先ほどのオープニングで一気に自分の世界へと惹き込ん<a href="https://bezzy.jp/2023/08/29766/">…

    #にしな#ライブレポート

  • “生きる道”を言葉とスタイルで届けたZepp Shinjuku公演 水曜日のカンパネラ・詩羽が高らかに宣言した人間愛、肯定する強さで到達した次の目的地

    2023.07.22 18:00

    水曜日のカンパネラのワンマンライブツアー「RABBIT STAR ☆ TOUR」が7月19日水曜日、Zepp Shinjukuでファイナルを迎えた。詩羽が初代のコムアイから引き継いで2代目主演・歌唱担当となってから1年10ヵ月。新たなフェーズを迎えた水曜日のカンパネラのスタイルとメッセージが確立されたといっていい、とても完成度の高いライブだった。 今回のツアーでガイド役を務めてきた「シャトル青木ラビット」のカウントダウンとともに、フロアを埋め尽くしたオーディエンスを乗せたロケットが宇宙に飛び立つ。そしてステージがライトで照らされると、そこには赤い衣装を着た詩羽の姿が。そんな<a href="https://bezzy.jp/2023/07/29225/">…

    #ライブレポート#水曜日のカンパネラ

  • レーベル移籍第1弾アルバムに顕在させた意識に迫る 小林私が日々に積む小さな幸せ、新作で象った「生きる」の形

    2023.07.04 18:00

    音楽はもちろん、動画配信や画家としての活動など、独自のスタンスであらゆる表現活動を展開している小林私が、6月28日、3作目となるアルバム『象形に裁つ』をリリースした。今作はキングレコード内の新レーベル「HEROIC LINE」に移籍しての第1作。じつはこのレーベル移籍の裏側にはいろいろな事情や経緯があったそうで、環境を一新してリリースされる新作は、とてもストレートに小林私という人の姿を伝える1作となったように思う。 『象形に裁つ』という不思議なタイトルにはどんな意味合いが込められているのか、そしてときにディープな内面性を伺わせる楽曲で彼は何を考え、何を記録したのか。じっくり話を聞くうちに、話題<a href="https://bezzy.jp/2023/07/28218/">…

    #インタビュー#小林私

  • 2枚組全22曲の1stフルアルバム『NAKIGOTO,』をリリース なきごと4年間の成長物語、次へ進むための一作

    2023.02.15 18:30

    2人組バンド・なきごとがファーストフルアルバム『NAKIGOTO,』をリリースした。全22曲からなる本作は、2022年にリリースされた楽曲を含む新曲を収録した「A面」と、これまでリリースしてきた楽曲にライブで披露してきた未発表曲を集めた「B面」の2枚組。結成から4年となるなきごとのこれまでと今をすべて注ぎ込んだ、現時点での集大成である。 デビューした当時のなきごとの楽曲には、「夜」や「ひとり」というイメージが強くあった。ファーストミニアルバムのタイトルからして『夜のつくり方』である。水上えみり(Vo・G)の書く歌詞には孤独の影が色濃く映り、そのとても内面的でリアルな心情が、岡田安未(G・Cho<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19123/">…

    #インタビュー#なきごと

  • 2023年第一弾曲「Enchant」で打ち出す“攻め続ける”モード THE ORAL CIGARETTESの新たな武器、縛られないことで手に入れた強さ

    2023.02.14 18:00

    ラッパーのKamuiをフィーチャーした「ENEMY feat. Kamui」とそれを先行配信曲としたフィーチャリングEP『Bulletes Into The Pipe』、山中拓也を中心としたギルド的コミュニティ「JOGO」とのタッグで制作された「BUG」、そしてさいたまスーパーアリーナで開催された主催イベント「PARASITE DEJAVU 2022」……ホールツアーや各地のフェスへの参戦も含めて、THE ORAL CIGARETTESの2022年はかなりアグレッシヴで挑戦的だった。 いや、外側から見ると挑戦的に「見えた」ということにすぎないかもしれない。いずれにしても彼らはそれまでの自分たち<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19136/">…

    #THE ORAL CIGARETTES#インタビュー

  • ニューアルバム『2100年』を元日にリリース Mega Shinnosukeが今ロックを鳴らす理由、夢中になれる未来に放つ会心作

    2023.01.05 12:00

    東京生まれ福岡育ち、現在22歳のクリエイター、Mega Shinnosuke。昨年7月のEP『ハンサムなDANCE』に続く新作デジタルアルバム『2100年』は、資料に「渾身のロックアルバム」とあるとおり、どこを切ってもロックな1作になった。 まあ今でもロックをやったりやらなかったり、ヒップホップをやったりやらなかったり、ダンスミュージックをやったりやらなかったり、つまりはそのときどきの心の赴くままに自由奔放に音楽をやってきたMegaなので、もはや何をやろうと驚かないのだが、今回彼がロックを選んだのには、これまでとは違う確信と必然を感じるのである。何かと閉塞感のあるこの時代、コロナ禍も終わりそう<a href="https://bezzy.jp/2023/01/16320/">…

    #Mega Shinnosuke#インタビュー

  • 翌日に響きまくりの“獣を喰らう”1万字インタビュー あなたはサバシスターを知ってるか?──躍進止まらぬ3人組のガチトーク

    2022.11.30 18:30

    “サバシスター”という名をご存知だろうか? 今年結成されたばかりの3人組ガールズバンドだ。「ジモティー」で知り合ったメンバーで結成し、MVをTikTokにアップしたところバズりまくり、8月にはオーディション「出れんの!?サマソニ!?」を勝ち抜いてSUMMER SONIC 2022に出演、9月には初の音源として1stデモCD-R『鯖ノ壱』をリリース(サブスクでも配信中)、そして12月には04 Limited Sazabysの2マンツアー「Harvest tour 2022」京都公演になぜか大抜擢……と、目の覚めるようなスピードで注目度を高め続けている彼女たち。 <a href="https://bezzy.jp/2022/11/14207/">…

    #インタビュー#サバシスター

  • 3ヵ月連続配信シングル第2弾をリリース 竹内アンナが紡ぐ何気ない日常、歌で届ける“誰もが主人公”の物語

    2022.11.10 19:00

    今年メジャーデビュー4周年を迎えたシンガーソングライター・竹内アンナ。今年は3月にリリースした2年ぶりのアルバム『TICKETS』を皮切りに、ツアーに配信リリースにと、これまで以上に精力的なアクションが続いている。9月からは3ヵ月連続配信リリースをスタート、9月の「あいたいわ」に続く第2弾が「made my day feat. Takuya Kuroda / Marcus D」だ。タイトルにあるとおり、世界的トランペッターの黒田卓也と、こちらも世界を股にかけて活躍するビートメイカー、マーカス・Dが参加。これまでの竹内アンナとは一味違ったチルでジャジーなトラックの上で、とある深夜の恋人たちの風景<a href="https://bezzy.jp/2022/11/12643/">…

    #インタビュー#竹内アンナ

  • 新作アルバム『Double Circle』インタビュー ORANGE RANGEが語るコロナ禍での制作、ブレない強みが生んだ“追い風”

    2022.10.10 17:00

    9月14日に4年ぶり、通算12作目となるアルバム『Double Circle』をリリースしたORANGE RANGE。今年結成21周年に突入し、今夏は復活した各地のフェスを席巻。いわゆる「Y2Kリバイバル」を追い風に新しいファンも巻き込んで大きな盛り上がりを作り出している。 『Double Circle』は2022年に入ってから作り上げた楽曲を集めたDisc 1と、前作『ELEVEN PIECE』以降にリリースされた配信シングルやタイアップ曲を集めたDisc 2のカップリングになっていて、ORANGE RANGEのポップな部分とコアな部分のコントラストをはっきりと伝える作品となっている。 これ<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10485/">…

    #ORANGE RANGE#インタビュー

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