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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! これぞエンタメ!『RRR』監督の傑作『マガディーラ 勇者転生』にみるインド映画特有の魅力
第19回 2024.03.24 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第19回は2018年に日本で劇場公開されたS・S・ラージャマウリ監督の『マガディーラ 勇者転生』。 1609年、国王の娘と愛し合っていた伝説的な戦士が、軍司令官の陰謀によって無念の死を遂げてしまう。それから400年後のインドで、バイクレーサーのハルシャはあるきっかけで自身の前世がその戦士であることを思い出し、姫の生まれ変わりであるインドゥとも再開する。しかし、彼らの仲を引き裂いた軍司令官もインドゥの従兄弟ラグヴィールとして転生していた。 『RRR』や『バーフバリ』シリーズでお馴染みのラージャ<a href="https://bezzy.jp/2024/03/42220/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 人間の記憶は曖昧で脆い、リーアム・ニーソンが“遅咲き”ならではの魅力を放つ『アンノウン』
第18回 2024.01.21 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第18回は2011年に日本公開されたジャウム・コレット=セラ監督、リアーム・ニーソン主演映画の『アンノウン』。 アメリカの植物学者であるハリス博士(リーアム・ニーソン)は、国際学会に出席するために妻と共にベルリンを訪れる。しかしホテルに辿り着くと、運ばれている荷物が少ないことに気づきタクシーに乗って一人空港まで戻ろうとする途中、交通事故にあって昏睡状態になってしまった。4日後、意識が戻ると身分証がない上に事故によって記憶が混濁している博士。しかし、妻との予定を思い出してホテルに向かうと彼女は自分のこと<a href="https://bezzy.jp/2024/01/39359/">…
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YouTubeと映画作りの大きな違いを語る 映画『TALK TO ME』若者の“降霊中毒”を描いた監督が考える真の恐怖とは
2024.01.10 17:00
スタジオA24によるマッシブヒットのホラー映画『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』が遂に日本上陸した。オーストラリアの学生たちがハマる「降霊チャレンジ」。怪しげな“手”を握り、「トーク・トゥ・ミー」と唱えると目の前には死者が現れる。そんな本作はスマホを掲げ、互いが憑依された姿を撮り笑い合う彼らを襲う恐怖を描く。監督したのは本作で長編映画デビューを果たしたダニー・フィリッポウ、 マイケル・フィリッポウの兄弟だ。 「RackaRacka」の名義で活動するYouTuberとしても知られる彼らにとって、初めての映画作りとは。ホラーに内在させた個人の記憶、想いを語ってくれた。 ホラーとして描かれ<a href="https://bezzy.jp/2024/01/38832/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 下心丸出しで失敗した『クレオパトラ』から学んでいった“デート映画”のすすめ
第17回 2023.12.10 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第17回は1970年に日本公開された手塚治虫の『クレオパトラ』を中心に“デート映画”について考える。 最初のデートでの映画チョイス、失敗しがち。いろんな人が経験してきたことだが、例に漏れず映画デートの苦い思い出がある関根勤が、その失敗談を含め、結局のところどんな映画が向いているのか語る。 第17回 “デート映画”を考える 僕が高校2年生の時に同じクラスでちょっと好きだった女の子を電話でデートに誘ったの。手塚治虫さんが監督したアニメ映画の『クレオパトラ』を観ようと思って。予告編を観て、ちょっとセクシーな<a href="https://bezzy.jp/2023/12/37283/">…
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“子宮”をテーマにしたSFコメディをどう捉えればいい? 映画『ポッド・ジェネレーション』監督が提起する、AIと過ごす未来に向けた問題とは
2023.12.03 17:00
『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズで人気のエミリア・クラークと、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォー共演の映画『ポッド・ジェネレーション』が公開中。 舞台は近未来のニューヨーク。持ち運び可能な卵型の「ポッド」と呼ばれる機械の中で妊娠から出産まで赤ちゃんを育てられる時代に、ハイテク企業に勤めるキャリアウーマンのレイチェルはそんな新たな出産方法に惹かれる。一方、夫であり植物学者のアルヴィーは失われつつある自然界を守ることに奮闘しており、もちろん出産も自然派。そんな二人が“ポッド妊娠”を選択し、新時代の育児と向き合うことになる。 多くの人に発見を<a href="https://bezzy.jp/2023/12/36824/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! もし自分だったらと考えるだけで怖い、エンディングのハードさが随一の『オールド・ボーイ』
第16回 2023.09.18 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第16回は2003年に日本公開された『オールド・ボーイ』。 主人公のオ・デスは、何の変哲もない男だった。強いて言えば酒癖が悪く、口の軽い男ではあるがそんな彼がある日突然誘拐される。そして何の理由も聞かされずに監禁されて15年、何の前触れもなく解放された。自分が誘拐・監禁された意味がわからない彼は、その理由を解き明かすために情報を集め出す。しかし、すべての謎が明かされた時、それは彼の想像を絶するものだった──。鬱映画としても名高く、パク・チャヌク監督が世界的に評価され有名になったきっかけの作品。そんな本<a href="https://bezzy.jp/2023/09/32707/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 仕事に疲れた女性に観てほしい、父親として身も引き締まる『コロンビアーナ』
第15回 2023.09.03 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第15回は2011年に日本公開された『コロンビアーナ』。 幼少期、目の前で両親をマフィアに殺された少女カトレアは迫り来る追手の手から死に物狂いで逃れ、故郷・コロンビアからアメリカに住む叔父の家に身を潜む。すぐに殺し屋になりたがった彼女を戒める叔父だったが、15年の歳月を経て美しく成長したカトレアは復讐を誓った残忍な殺し屋になっていた。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズをはじめとしたマーベル映画のガモーラ役、さらに『アバター』シリーズのネイティリ役でも知られるゾーイ・サルダナが“素顔”で主演<a href="https://bezzy.jp/2023/09/31786/">…
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高畑勲と交流があった監督の考える日仏アニメの違いとは 『古の王子と3つの花』監督のミッシェル・オスロが意見する、アニメーション技術の過去と未来
2023.07.21 18:00
「僕は太陽が燦々と降り注ぐヴィルフランシュ=シュル=メールで生まれ、海岸から少し遠いおばあちゃんの家にいました。海岸まで一人で行って、家に戻る日々でしたね。そしてカラフルな色彩が溢れるアフリカで幼少期を過ごしました。」 そう語るのは、今年80歳になるフランスを代表するアニメーション映画監督ミッシェル・オスロ。7月21日公開の最新作『古の王子と3つの花』のプロモーションのため、来日した。「運命は変えられる」という印象的なキャッチコピーの本作は、エジプト・フランス・トルコの3つの異なる都市と、古代・中世・18世紀という3つの異なる時代を舞台に、自分を信じることで運命を変え幸福を手にする3人の王子の<a href="https://bezzy.jp/2023/07/29135/">…
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日本作品にもオマージュを捧げた背景を語る 『マッド・ハイジ』ハートマン監督&クロプシュタイン監督が狂った快作に込めた熱い想い
2023.07.18 17:30
「教えて、おじいさん」の歌詞でお馴染みの『アルプスの少女ハイジ』。日本では高畑勲と宮崎駿によるテレビアニメが記憶に残るが、原作の方は著作権が失われ、パブリックドメインとなっている。そんな背景で生まれたのが、同国スイス出身の監督とプロデューサーが手がけたエログロ&バイオレンスにアレンジされた映画『マッド・ハイジ』だ。 “スイス映画史上初のエクスプロイテーション映画”と謳われる本作は、独裁者によって牛耳られ、搾取(エクスプロイテーション)が蔓延るダークなスイスを舞台に、愛する者を奪われたハイジが復讐を誓う物語。予告編が公開された時から大きな反響を呼んでいたが、一体どんな経緯で本作は誕生したのか。狂<a href="https://bezzy.jp/2023/07/28811/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 実話に基づくストーリーとマ・ドンソクの迫力に痺れる『犯罪都市』
第14回 2023.06.25 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第14回は2018年に日本公開された『犯罪都市』。 中国マフィアのボスが手下を連れて、借金の回収を目的にソウルにやってきた。あまりの暴力的な彼らのやり方によってソウル市内の暴力団組織との抗争も激化。そんな中、ソウルのチャイナタウンを管轄とする刑事が、地域の平和を守るために一斉検挙を計画する。マーベル映画にも出演したことで世界的に人気が高い俳優、マ・ドンソクを主演に迎えたシリーズ第1作目となっている本作の魅力を関根勤が語る。 第14回『犯罪都市』 今回『犯罪都市』を紹介するのは、前回の『蘇える金狼』松田<a href="https://bezzy.jp/2023/06/27763/">…
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