韓国からはキム・ジョンヨン、キム・ハクソンが出演決定
唐田えりか×知英W主演『過怠』追加キャストに金子大地や荒木飛羽ら、メインビジュアルも解禁
2026.10.23 18:00
©2026 映画「過怠」製作委員会
2026.10.23 18:00
唐田えりかと知英がW主演を務め、2月5日(金)に公開される映画『過怠』(読み:かたい)の追加キャストが解禁された。
本作は最先端の生殖医療を題材に、ひとつの“過ち”から動き始める二つの運命を描く物語。『海猫』『余命』などで家族や愛、人生の機微を描いてきた作家・谷村志穂の同名小説を原作に、監督を『熱のあとに』(2024年)などを手掛けた山本英、脚本を現在放送中のドラマ『俺たちの箱根駅伝』でチーフ脚本に抜擢された現役大学生の鈴木すみれが担当し、等身大の心情の揺らぎを描き出す。また本作は、10月26日(月)から開催される第39回東京国際映画祭のコンペティション部門にも出品が決定している。
主人公は、韓国人として育ったジヒョンと日本人として育った菜々子。25年前に二組の夫婦の受精卵が取り違えられる“過ち”が起きていたが、その事実を知らずに生きてきた二人は大学生となり偶然に出会う。あるきっかけで取り違えの可能性を知った菜々子は事実をジヒョンに打ち明け、二人はジヒョンの故郷・韓国へ渡る。育ての親への愛と血縁への戸惑いに揺れ「自分は何者なのか」と問いながら、二人は自らの過去と向き合っていく。
その配役では、韓国人のジヒョンを日本人の唐田えりか、日本人の菜々子を韓国人の知英が演じるという異例のキャスティングが実現。そして新たに解禁されたキャストのうち、菜々子の恋人・謙太役に映画『ナミビアの砂漠』(2024年)などに出演し、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』への出演でも話題を集める金子大地、菜々子の弟・宮本一輝役にドラマ『俺たちの箱根駅伝』への出演で話題の荒木飛羽が決定した。また菜々子の父・宮本壮平を数多くの映画で強い存在感を放つ鈴木卓爾、母・宮本みずきを唯一無二の俳優として映画界に欠かせない黒沢あすかが演じる。さらにジヒョンにとって忘れられない人物の母・早苗役に坂井真紀、ジヒョンの母ソン・カウン役にキム・ジョンヨン、父カン・ミンジュン役にキム・ハクソンが名を連ねた。


追加キャストの発表にあわせて、本作のメインビジュアルと場面写真が解禁。メインビジュアルは、韓国の名だたる映画ポスターを世に送り出してきたデザインスタジオのPropaganda(プロパガンダ)が担当し、二人の運命が“偶然”に翻弄され交錯していく瞬間を切り取っている。
コメント一覧
金子大地(関謙太役)
山本監督の丁寧な演出と美しい映像の中で演じられて良かったです。
『過怠』を通して「自分ならどうするか」を考えるきっかけになりました。
見てくださったみなさんにどのように届くか楽しみです。
唐田さん、知英さんが素晴らしかったです!
ぜひ見てください!!

荒木飛羽(宮本一輝役)
映画『過怠』で知英さん演じる菜々子の弟・一輝役として出演させていただきました。
「家族とは何なのか」「血のつながりとは何なのか」というテーマに向き合うなかで、不器用ながらも姉を思う一輝の心情を考えながら演じました。
運命に翻弄されながらも、それぞれが前に進もうとする姿を、ぜひ劇場で見ていただけたら嬉しいです。

鈴木卓爾(宮本壮平役)
菜々子の父を演じました。
最愛の子供に取り違えが起きていたと知らされ、家族の形が変わってしまうもろさと恐怖を感じました。
そしてこの映画は、菜々子とジヒョンがその先の未来を探す旅を描いています。
是非、劇場で二人の物語を見つめていただけましたらとても嬉しいです。

キム・ジョンヨン(ソン・カウン役)
東京国際映画祭への出品、心よりお祝い申し上げます。
国境と言語を越えて、映画という言語で共にできたことに、より一層感謝しております。
この作品が日本の観客に深い感動を届け、これからも美しい旅路を歩み続けることを心より願っております。

キム・ハクソン(カン・ミンジュン役)
こんにちは。映画『過怠(カタイ)』で、ジヒョンの父親、カン・ミンジュン役を演じましたキム・ハクソンです。『過怠』が東京国際映画祭のコンペティション部門に選出されたと聞き、本当に嬉しく思いました。
初めて脚本を読んだ時から、「家族とは何か」という問いがずっと心に残っていましたが、撮影を通して、その問いについてさらに深く考えるようになった気がします。
何より、襄陽(ヤンヤン)で韓国と日本の俳優、スタッフの皆さんが同じ現場に集まり、共に息を合わせ、助け合いながら一つの作品を作り上げていく時間が、とても素晴らしいものでした。
そうして皆で作り上げたこの映画が、日本の観客の皆さまと出会えることを、とても嬉しく、意義深く感じています。
『過怠』が多くの方々の心に、長く残る作品となることを願っています。
ありがとうございます。

坂井真紀(水瀬早苗役)
山本監督の演出を受けるのが好きです。本読みを重ねながら、余計なものを削ぎ落とし、身体や心に残るもの、そこから立ち上がるもの、言葉では捉えきれない感情を大切にしてくださる。
人間の愛情は、正しさだけでは説明できない。そんなことを感じた作品です。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

黒沢あすか(宮本みずき役)
今回のお話をいただく前に、海外の生殖医療のドキュメンタリー番組に深く見入っていた私にとって、今作との出会いは不思議なご縁を感じるものでした。生殖医療がもたらした過酷な運命、そして血の繋がりを超えた家族の葛藤というテーマの中で、愛情表現が不器用な一人の母親の苦悩に向き合えた時間は大変貴重な経験でした。観客の皆様の心へ広く、そして深く響き渡ることを願っております。

映画『過怠』場面写真 ©2026 映画「過怠」製作委員会
