『トイ・ストーリー5』に重ねた活動観と“遊び”への思いとは
「長く続いているからこそ、今もこれからも大切にしたい」乃木坂46・井上和の夢を掴む原動力
2026.09.04 18:00
2026.09.04 18:00
この夏、日本のエンタメ界で最も中心にいた一人と言っていいだろう。
乃木坂46の井上和。グループでは42枚目のシングルをリリースし、毎年恒例の「真夏の全国ツアー」を過去最大規模で完走。その合間を縫って『オールナイトニッポン』のパーソナリティを毎週務め上げ、「TOKYO IDOL FESTIVAL」では3代目チェアマンの役目を全うした。NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも出演中で、つい先日もプライベートで富士山登頂を果たすなど、名前を見ない日がないほどの活躍が続いている。
そして大ヒット中の映画『トイ・ストーリー5』では、新キャラクター・スナッピーの日本版声優を務めた。井上にとって憧れを超えた夢の世界だった、ディズニー&ピクサー。なぜ彼女はそれを現実に引き寄せることができたのか。これは何より乃木坂46を愛し、その日々を万華鏡のように輝かせる井上和の“今”を切り取ったインタビュー。

ウッディにはすごく親近感がありました
──いきなりですが、先日Instagramで菅原咲月さんとコラボ投稿されていましたよね(取材は7月上旬)。その中で「あんまりビジュ良くない。」と書かれていましたが……今日のビジュはどうですか?
出た写真を見てみないとわからないです(笑)。
──フォトグラファーも絶賛していましたし、最高だと思います! では『トイ・ストーリー5』の話を聞かせてください。井上さんは『トイ・ストーリー2』公開の5年後、2005年生まれですよね。「トイ・ストーリー」とはどんな形で出会いましたか。
思い出そうと頑張ってみたんですけど、本当に「トイ・ストーリー」って当たり前に身近にあったというか、絵本を読むとか、おままごと遊びをするのと同じように“トイ・ストーリーを観る”っていうことが小さい時の娯楽の一つだったので、「これが出会いだ!」っていうのは覚えてないんです。でも家にDVDがあったので、それを観たのが多分出会いなのかなと思います。
──ご両親が「トイ・ストーリー」をお好きだったんですね。
「トイ・ストーリー」に限らず、母親がディズニー大好きで。小さい時からパークにも何度も連れて行ってもらっていましたし、家にピクサー作品もいっぱいあったし、ディズニー作品もスティッチとか全シリーズあって、プリンセスの作品もほぼ全部と言っていいぐらい揃っていました。「トイ・ストーリー」は母が本当に大好きだったので、よく観せてくれましたね。もう教育素材みたいな感じで観てた気がします(笑)。
──シリーズを通して特に推しのキャラクターはいますか。
ベタなんですが、やっぱりウッディが好きです。というのも私は長女で下に弟が2人いるんですけど、親戚の中でも私が1番上だったというのもあって、特に小さい時は責任感が無駄に強かったというか(笑)、やっぱり作品を通してウッディって長男な感じがするので、そういう意味で勝手にすごく親近感がありました。正義感が強いところとか、みんなのことを大事にするところとか、アンディのことが大好きなところとかすごく好きだなと思います。

──『トイ・ストーリー5』ではジェシーを中心に、おもちゃたちがリリーパッドに向いてしまったボニーの心を取り戻そうと奮闘しますが、大好きな人の心が離れそうになった時の悔しさや、なんとかしたいという気持ちは井上さんも理解できるところはありますか。
わかります! グループで活動させていただいているからこそだと思うのですが、わかりやすい例えで言うと、私たち乃木坂46は新しいメンバーが入って、先輩方がご卒業されてっていうのを繰り返しているじゃないですか。そうするとファンの皆様も、私のことが好きだよって言ってくれていた方が新しい子たちの魅力に気づいて「この子のほうが好きかも」みたいになってしまったりするから、そういうのを見るとちょっと寂しいなぁと思ったりしますね。
──最終的にそれで箱推しになってくれればいいですね。
そうですね! 本当に。
──グループ内だといかがですか。特に大好きだった先輩や、親しかった同期が後輩が入ってきたことで「かまってくれなくなった」みたいなことはないですか。
全然あります(笑)。それこそ以前、ディズニー★JCBカードのお仕事を遠藤さくらさんとさせていただいて、私遠藤さくらさんのことすごく大好きで……もうお会いした時から今もずっとアイドルとして尊敬してるし大好きなんですけど、なんて言うんですかね。あんまり私喋るの上手じゃなくて、実は(笑)。
──ラジオではあんなに饒舌なのに!
好きすぎて、何話したらいいかわかんなくなっちゃうっていうのもあって(笑)、加入してからなかなかずっとちゃんと喋れてないというか、緊張しすぎちゃうんです。そうなってくると、新しく入ってきた6期生ちゃんとか、あと他の同期と楽しそうに話している姿を見ると「私と話しているのより絶対楽しいんだろうなぁ……」と思って、「悔しい」ってなりますね。

──そういう時、井上さんは静かに黙って見てるんですか。
いやもう、私は黙って見てますね。「悔しい、寂しい」って思うけど、私は乃木坂46のいちファンなんで。話しているその子とさくらさんの関係性も「すごい素敵だな」って思っちゃうから、それはそれでファンとして楽しんじゃう自分もいるというか(笑)。
──「気づいてアピール」とかすればいいのに。
そんなことしてしまった暁にはもう!(笑)。絶対に嫌われたくないので、「寂しいな」と思うけど、「可愛いなぁ」って思いながら、ファンになって見ています。
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