妄想を暴走させる中3の“聡子”にまつわるストーリーも明らかに
沖田修一最新作『さとこはいつも』新星・姫野花春を支えるキャストに吉田羊、黒田大輔、小川冬晴ら
2026.05.21 07:00
©2026 「さとこはいつも」製作委員会
2026.05.21 07:00
有村架純×石田ひかり×姫野花春がトリプル主演を務め、9月18日(金)より公開される映画『さとこはいつも』の新キャストが解禁された。
本作は、年齢も育った環境も異なる「さとこ」という名前の女性3人の人生が交差する物語。監督を、ユニークでキュートな人間たちを温かな眼差しで描き続け、今年長編映画監督デビュー20周年を迎えた沖田修一が務める。
キャストでは、初めての恋を持て余し妄想を暴走させる中学3年生・中井聡子(15)役に姫野花春、不倫も仕事もスランプ気味で迷走中の映画配給会社勤務・西田沙都子(35)役に有村架純。また、子育てがひと段落し久々の自分時間で夢に目覚めた飯島里子(55)役を石田ひかりが演じる。
物語では、そんな三者三様の人生を歩む「さとこ」たちがそれぞれに降りかかる出来事をきっかけに自分の人生を小説にし始めたことから、他人だったはずの3人の物語が少しずつ交差していく。姫野演じる中3の聡子は、アレルギー性鼻炎の治療に向かった耳鼻科で同級生の早瀬と遭遇し、並んでネブライザーを当てながら爽やかに話しかけてくる早瀬に鼓動が爆上がりしてしまう。そんな中聡子は、眠りこけて終わった歌舞伎鑑賞の感想文を「明らかに観ていなかった人の感想の中で飛びぬけて面白い」と国語教師の寺尾に誉められ、文章を書く練習をするよう勧められる。そして寺尾の課題に従って書くうちに段々と楽しくなってきた聡子は自分の初恋物語を執筆し始め、早瀬への妄想を暴走させていく。
今回解禁された新キャストは、そんな聡子の心を揺さぶるキャラクターを演じた吉田羊、黒田大輔、小川冬晴ら6名。ドラマ『不適切にもほどがある!』(2024年)などに出演し第一線で活躍を続ける吉田羊は、聡子の人生を大きく変えることになるミステリアスな国語教師・寺尾千穂役を演じ、本作で沖田作品初参加を果たした。
また、沖田組の常連でもあり『怪物』(2023)や『新幹線大爆破』(2025)など話題作への出演が続く黒田大輔が、聡子を近すぎる距離感で見守る父親・中井圭吾役を演じる。さらにドラマ『御上先生』(2025)で御上の中学生時代を演じ注目を集めた新星・小川冬晴が、聡子が恋焦がれる同級生・早瀬勇役に抜擢された。その他のキャストとして聡子の同級生・かなぶん役に泉有乃、嶋っちょ役に大月美里果などフレッシュな面々が顔を揃えたほか、圭吾とともに聡子を見守る母親・中井美津子役を宮部純子がユニークに演じている。
吉田羊(寺尾千穂役)コメント
今回初めて沖田監督とご一緒させていただき、作風に違わぬ穏やかで優しいお人柄と、現場の空気の心地よさに、終始こころがぽかぽかでした。今回演じさせていただいた寺尾先生は、“さとこ”の人生に大きなキッカケを与える役ですが、寺尾先生に出逢って変わってゆくさとこを見ていると、そんな“人生で出会うべき人”は実は必然的に与えられている、そんな気がしました。
「人は誰でも一冊は、自分の本が書ける」というセリフ通り、その人にしかないドラマが人それぞれにある。そのほんの3人分のこの映画をご覧になった皆様がそれぞれに物語を書いてみたら、そこには色とりどりの人生が文章となって踊り出すでしょう。
皆様の物語を読める日を楽しみにしております。

黒田大輔(中井圭吾役)コメント
この映画がこの世にいるっていうだけで充分なので、別に観なくてもいいのかもしれません。
そういうジョークも余裕で受け入れてくれる映画です。

小川冬晴(早瀬勇役)コメント
出演が決まったと聞いたときは、本当に嬉しかったです。
沖田監督の作品に参加できることが楽しみで、撮影に入る前からずっとワクワクしていました。
現場はとてもあたたかくて、自然と笑顔になれる空気が流れていて、毎回撮影に行くのが楽しみでした。
僕が演じた早瀬勇は、中井聡子と関わっていく中でいろいろな表情を見せる役で、ひとつひとつのシーンを大切に演じました。
完成した作品を観て、それぞれ違う人生を歩むさとこたちの物語が少しずつ繋がっていくところがとても印象に残っています。
観終わったあと、自分の人生や大切な人のことを少し考えたくなるような作品だと思いました。
ぜひ映画館で楽しんでいただけたら嬉しいです!

映画『さとこはいつも』場面写真 ©2026 「さとこはいつも」製作委員会
