関西大学で撮影する萩原利久など、開放的な姿を捉えた全4枚
河合優実が髪をおろした理由とは？『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』メイキング写真解禁
2025.04.04 18:00
©︎2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
2025.04.04 18:00
4月25日(金)に公開される映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』から主演・萩原利久とヒロイン・河合優実の撮影風景を捉えたメイキング写真4点が解禁された。
原作はコント職人・ジャルジャルの福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした同名の恋愛小説。主演の萩原は冴えない毎日を送る大学生・小西徹を、河合は小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を演じ、その他キャストには伊東蒼、黒崎煌代、古田新太らが脇を固める。監督は、映画『勝手にふるえてろ』（17）や『私をくいとめて』（20）などを手がける大九明子。これまで個性的でリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった大九が、恋愛作品としては初めて男性主人公の物語に挑む。
主人公・小西徹は、ある日の授業帰り、お団子頭の女子学生・桜田花の凛とした佇まいに思わず目を奪われる。勇気を出して声をかけたことをきっかけに、自然と打ち解けた二人。交わされる何気ない会話の中で桜田が口にしたある言葉は、小西の心に深く残っていた亡き祖母の言葉とぴたりと重なり、運命のような感覚が彼を包み込んだ。しかし、少しずつ世界が色づき始めたかに見えたその矢先、二人を待ち受けていたのは運命を変える衝撃の出来事だった。
今回解禁されたメイキング写真では、大九監督と笑顔でモニターを確認する姿や実際の関西大学キャンパスで撮影を行う様子、全車貸切で実施された阪急電車内のシーンでの柔らかい表情など、等身大の大学生を演じるにあたって開放的な雰囲気で進んだ撮影の裏側を垣間見ることができる。
一方でお団子姿から一変、映画の最大の見せ場のひとつである髪を下ろした桜田のシーンでは、真剣に台本に向かい監督と打ち合わせする河合の姿も。映画の雰囲気が一変するクライマックスシーンは、いずれも何度もテイクを重ねることができる芝居ではないと分かっていたため、大九監督は珍しく2カメ体制で臨んだ。「とにかく一気にしゃべらせたいと思ったので、カットは基本割らずに一連で。」とキャストにとって挑戦的なシーンとなっており、畳み掛けるように進んでいく後半のシーンに関して監督は「ここは2人（小西と桜田）の勝負みたいなシーンにしようと。」と演出意図を語った。
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』メイキング写真 ©︎2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
