3作目のタッグとなる大九明子監督が語る現場での萩原とは
難役に挑んだ萩原利久が表情で演じる『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』新場面写真解禁
2025.03.07 12:00
©︎2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
2025.03.07 12:00
主演に萩原利久、ヒロインに河合優実を迎え4月25日(金)に公開される映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』から新たな場面写真が解禁された。
コント職人ジャルジャル・福徳秀介の小説家デビュー作となる恋愛小説を実写化して本作で、萩原利久は主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西徹、河合優実は小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を演じる。監督は映画『勝手にふるえてろ』（17）、『私をくいとめて』（20）、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」（NHK／23）などを手がける大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、今話題の俳優を迎えて恋愛作品として初めて男性主人公の物語に挑んだ。
思い描いていた大学生活とは程遠い冴えない毎日を送る小西は、ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われる。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり2人は急速に意気投合。会話が尽きない中「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にすると、奇しくも半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じ言葉だったことに喜び震える小西。モノクロだった世界が急にカラフルに色づき始め、ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲う。
主人公・小西を演じる萩原利久はドラマ『美しい彼』（21／MBS）で注目を浴び、映画・ドラマに多数出演。2025年は『世界征服やめた』につづく2作目の出演作となる。そんな萩原と大九監督は今作が3作目のタッグとなり、萩原が14歳の頃に出演したドラマ『想ひそめし』でタッグを組んだ大九監督は「その頃から芝居は確かな方でした。今回久々にお会いしましたが、いい意味で印象はあまり変わらなかった。私が現場で演出意図を伝えると、利久くんは迷わず“承知しました”と言うんです。そして本当に承知している。様々な難しいシーンで、そういうことが多々ありました」と、萩原の現場での様子を語った。
そんな萩原は、小西という役柄について「小西を演じてみて、“本当に難しかったな”というのが率直な感想です。」と振り返る。さらに「全体でもそうですし、シーン1つ1つを取ってみても常に掛け違えているんじゃないかと考えていました。とことん自由だけど、とことん考える、そんな現場でした」と語っており、今回解禁された写真でも、今を時めく俳優・萩原利久が普通の大学生っぽさと爽やかさを共存させる姿を見ることができる。
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』場面写真 ©︎2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
