「何箇所も泣いてしまいました」秦のコメント、予告編も解禁
秦 基博が『35年目のラブレター』主題歌担当、楽曲タイトルは「ずっと作りかけのラブソング」
2024.12.11 07:00
2024.12.11 07:00
秦 基博の新曲「ずっと作りかけのラブソング」が、2025年3月7日(金)公開の映画『35年目のラブレター』主題歌に決定した。
『35年目のラブレター』は、一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けた妻の心温まる実話をもとにした物語。この夫婦の話は2003年に朝日新聞で紹介されるやテレビ・雑誌で取り上げられ、さらには創作落語にもなるなど、様々な形式で広まり多くの感動を呼んだ。その映画化では主人公・西畑保を笑福亭鶴瓶、妻・皎子を原田知世、西畑夫妻の若かりし頃を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる。
秦が本作の脚本を読んだ上で作詞・作曲に挑んだ主題歌「ずっと作りかけのラブソング」は、まるで主人公の西畑夫妻のように温かく優しさに満ち溢れた楽曲。リリースは未定だが、楽曲の一部は映画予告編で聴くことができる。
秦 基博 コメント
最初に脚本を読ませていただいて、すごく身近にありそうで、それでいて特別なお話だなと思いました。それに対して自分が主題歌を歌わせていただけるというのは、とても嬉しかったです。
主人公の西畑保さんは何度も何度も手紙を書き直します。その度に変化していく気持ちもありながら、深まり強くなっていく奥さんへの想いをどんどん更新しながらお手紙を書かれていました。その姿は、自分が歌を作ることにも置き換えられると思い、歌うことにリンクする部分を感じながら曲を作りました。
完成した映画を観させてもらい、何箇所も泣いてしまいましたが、特に印象に残っているのが、若かりし保が皎子に初めてお寿司を振る舞うシーンです。字が書ける・書けないということや、言葉にする・しないということを超えて、気持ちや想いそのものがお寿司を通じて伝わっていると思え、心に響きました。
あらゆる世代の方が共感でき、心が温まる、そんな映画だと思います。僕の楽曲もその映画の一部として皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。ぜひ映画館でご覧ください。