Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

NEWS

ノトーリアス・B.I.G.の声で近年の話題をラップ

凄腕プロデューサーのティンバランドがノトーリアス・B.I.G.をAIで再現 ファンから批判集まる

2023.05.10 18:50

ノトーリアス・B.I.G.

2023.05.10 18:50

全ての画像・動画を見る(全1点)

過去にアリーヤ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジェイ・Zなどの作品を手掛けてきた凄腕プロデューサー、ティンバランド。彼が故ノートリアス・B.I.G.の声からAIで生成したボーカルを楽曲に使用したことに批判の声が寄せられている。

ティンバランドは先日Instagramにて「AI技術については様々な議論が行われていて、色々なものを侵害してるという意見もある。みんなにとって良い結果となる解決策を進めている。ずっとB.I.Gと仕事をしたかったけど、その機会がなかった」とコメントしつつも、ノートリアス・B.I.G.の声からAIで生成したラップを披露した。

ノトーリアス・B.I.G.の声を再現したラップでは、ポップ・スモーク、ニプシー・ハッスル、ヤング・サグなど、現代のラッパーたちの名前がメンションされており、近年のインターネットから派生したスラングも使用されている。ミーゴスのオフセットは「これはイケてる」と称賛しているが、投稿のコメント欄にはファンから多くの批判が集まっており、「カッコいいけど、正しくない」「これは本物のノトーリアス・B.I.G.ではない」「彼のレガシーにとって失礼だ」などの声が寄せられている。

音楽におけるAI技術の使用は近年話題になっており、AIでリアム・ギャラガーの声を生成したオアシスの架空アルバム「Aisis」が先月大きな話題になっていた。ティンバランドが投稿したノトーリアス・B.I.G.の声をAIで再現した曲は以下から聴くことができる。

ティンバランド

アーティスト情報

スーパー・プロデューサー、ティンバランドは90年代中盤以降よりミュージックシーンに決して消し去ることの不可能な影響力を及ぼしてきた。彼のプロダクションは様々なアーティストのキャリアを決定的なものとするメジャーヒットを次々と生み出してきた。JODECI、アリーヤ、ジェニュワイン、ミッシー・エリオット、デスティニーズ・チャイルド、リュダクリス、スヌープ・ドッグ、そしてジェイ・Z。アーバン、ヒップホップとジャンルを超越しリスペクトされ、多彩なカルチャーから受ける影響力をふんだんに取り入れるティンバランドは、国境を越えたスーパー・ポップ・スター=ジャスティン・ティンバーレイクやアヴァンギャルド的シンガー、ビョークなどからもプロダクションの的となっている。セカンド・ソロ・アルバムとなる『ティンバランド・プレゼンツ・ショック・ヴァリュー』は2007年の3月リリースを迎える。全米#1「セクシー・バック」を含むマルチプラチナ・アルバムのジャスティン・ティンバーレイク『フューチャー・セックス/ラヴ・サウンズ』は、ティンバランドが殆どのトラック・プロダクションを務めたが、前回のスマッシュ・ヒット「ジャスティファイド」でも彼らの息の合ったコンビが伺えた。
本名ティモシー・Z.モズレーは1972年3月10日、ヴァージニア州ノーフォークで生まれる。 “ティンバランド”とはJODECIメンバー、デヴァンテ・スウィングによって、ブーツブランド名”Timberland”から取り名付けられた。”DJタイニー・ティム”としてスピンしていた後、”ティンバランド&マグー”の片腕として、またファレル・ウィリアムスもメンバーのプロダクション・ティーム、Da Bassment to S.B.I.(’Surrounded By Idiots’「クレイジーなヤツらに囲まれた」という意味の頭文字を取って)として知られる、”デヴァンテ・スウィングス・スウィング・モブ”のメンバーを経て、現在モズレー・ミュージック・グループのCEOとして君臨している。
ジェニュワインのヒット・シングル「ポニー」に加え、彼のデビュー・アルバム『ジェニュワイン… ザ・バチェラー』はティンバランドの手によってプロデュースされ、90年代のニューウェイヴとしてユニークなビート・スタイルを確立した-R&Bとヒップホップの音を複雑なシンコペーションで切分したスネア・ビートで固め、ジャンルに捕われない”折衷音”をミックスしたスタイルとなっている。ミッシー・エリオットとは、高校時代からの友情が栄え、アリーヤのダブル・プラチナ作『ワン・イン・ア・ミリオン』を誕生させた。彼らのペアリングは音楽界で最も成功したプロダクション/ソングライティング・ティームと言えるだろう。自然な成り行きとして、ティンバランドはエリオットをシングル「ザ・レイン」で一人前アーティストとして賞賛に値するメジャースターに伸し上げた。
 ティンバランドのトレードマーク音を真似しようと様々なプロデューサーが挑戦したが、彼が常にオリジネーターとして評されているのその量産するヒットがなによりも証明している。彼の才能を考慮に入れると、『ザ・クックブック』(2005年)を含めエリオットの3枚のアルバムをプロデュースしながらもインタースコープとパートナーシップを組みニューレーベルを立ち上げたのも納得できる。「サザン・ハミングバード」でデビューを飾ったトゥイートも世に送り出し、リル・キムの「ジャンプ・オフ」をプロデュース、ザ・ゲームには「スティアー」、「プット・ユー・オン・ザ・ゲーム」のプロデュースを頼まれるくらいだ。
現在に至るまで、殆どのプロダクションを完成させるという巨大な5000平方フィートのスタジオをヴァージニア・ビーチに構え、定期的にマイアミのマイ・ホームや西海岸を行き来している。2006年には再度インタースコープとニュー・レーベルを組み、モズレー・ミュージック・グループ(MMG)と名付ける。そのロースターは、アーティストのジャンルは問わず、ネリー・ファータドの特大ヒット「プロミスキュアス~ふしだらなビート。」が、チャート#1で幕を開く。同じく、彼女のアルバム『ルース』も#1と輝いた。
ティンバランドのジャンルレスなスタイルは現在のポピュラー・ミュージック・シーンを大きく変化させた。新しい音を試みるオリジナリティーを想像し、トライアルの最前線を走るプロデューサーとして、自信とカリスマに溢れた彼のゴールは、「常にリスナーを驚愕させ、身体を思わず揺さぶらせるようなビートを創ること」にあるという。パーソナルな面では、アーティスト兼プロデューサーの彼は、厳格な食事制限にトレーニングに励み、スタジオでの自分と同じくらい”真剣なボディ・ビルディング精神”を貫いているという。
「根気強く真剣に取り組めばどんなことだって成し遂げられる」とモチヴェーションに溢れるティンバランドは言う。またそんな彼は、ポピュラー・トレンドの歴史を常に刻み、冒険心溢れ止まることを知らず拡張している音楽という器の持ち主でもある。
(引用:https://www.universal-music.co.jp/timbaland/biography/)

ノトーリアス・B.I.G.

アーティスト情報

本名:クリストファー・ウォレス、1972年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。10代からラップを始めた彼は、4曲入りデモ・テープがヒップホップ誌「THE SOURCE」の「UNSIGNED HYPE」コーナーに紹介されると、ショーン・パフィ・コムズ(現:P.ディディ)の目に止まり、彼が設立した新レーベル=バッド・ボーイと契約。メアリー・J・ブライジの「リアル・ラヴ」のリミックスにゲスト参加するなど注目を集め、94年にアルバム『レディ・トゥ・ダイ』で華々しくデビュー。「ジューシー」「ビッグ・ポッパ」などの大ヒットを連発し一躍スターダムに。その後、西海岸を代表する人気ラッパー、2パックとの確執が"東西抗争"としてマスコミを騒がせると、最終的に2パックが何者かの銃撃によって死亡するというヒップホップ界を震撼させる事件に発展。そして2パックの事件からわずか半年後、2ndアルバム『ライフ・アフター・デス』リリース直前の97年3月に自らもまたロサンゼルスで凶弾に倒れる。享年24歳であった。死の直後にリリースされた2枚組アルバムは初の全米チャート1位を記録し、「ヒプノタイズ」「モー・マネー、モー・プロブレムス」2曲の全米NO.1ヒットを生んだ。2年後の99年には未発表トラックを中心にした3rdアルバム『ボーン・アゲイン』をリリース、こちらも全米NO.1を獲得。その後、21世紀に入りワーナーグループと新たに契約を結んだバッド・ボーイから、2005年には超豪華なゲストが集結した"最後の新作"『狂宴~ザ・ファイナル・チャプター[最終章]』が、10周忌となる2007年3月には初のベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ~絶世の詩(うた)』がリリースされるなど、いまだに大きな注目を集めているビギー。ストリート・ライフをリアルに反映したハードな内容のリリック、巨体から繰り出さす重厚なフロウをキャッチーなトラックに乗せるという絶妙なバランスで一世を風靡した彼は、米MTVが2006年に発表した“ヒップホップ史上最も偉大なMCランキング”でジェイ・Z、2パックに次ぐ堂々の3位にランキングされるなど、生前に残したアルバムはわずか1枚ながら、死後10年以上を経た今も絶大な影響力を放つヒップホップ史に残る不世出のラッパーである。

(引用)https://wmg.jp/notorious/profile/

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram
  • YouTube

SERIES & SPECIAL連載&特集

ALL SERIES

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram
  • YouTube