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本予告&本ビジュアルも公開

日本を代表する俳優陣が織りなす“絶望エンターテイメント”映画『波紋』5月26日に公開

2023.03.22 08:00

©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ

2023.03.22 08:00

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荻上直子監督の最新作『波紋』の公開が5月26日(金)に決定し、本予告映像と本ビジュアルが解禁された。

本作は主演に筒井真理子迎え、光石研、磯村勇斗、柄本明、キムラ緑子、木野花、安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙が共演。映画作家・荻上監督によるオリジナル作品であり、監督自身が歴代最高の脚本と自負する。

須藤依子(筒井真理子)は、今朝も庭の手入れを欠かさない。“緑命会”という新興宗教を信仰し、日々祈りと勉強会に勤しみながら、ひとり穏やかに暮らしていた。しかしある日、長いこと失踪したままだった夫・修(光石研)が突然帰ってくる。自分の父の介護を押し付けたまま失踪し、その上がん治療に必要な高額の費用を助けて欲しいとすがってくる夫。障害のある彼女を結婚相手として連れて帰省してきた息子・拓哉(磯村勇斗)。パート先では癇癪持ちの客に大声で怒鳴られる。自分ではどうにも出来ない辛苦が降りかかる依子。彼女は湧き起こる黒い感情を、宗教にすがり、必死に理性で押さえつけようとした。

映画『波紋』本予告【2023年5月26日公開】

解禁された本予告映像は、日々の家事や介護をこなす所謂一般的な主婦である依子(筒井真理子)の元から、夫・修(光石研)が突然失踪するシーンから始まる。十数年後、信仰する新興宗教が崇める「緑命水」という水の力と、庭の枯山水に波紋を描くという日課を心の拠り所とし穏やかな日々を取り戻していた依子の元に、失踪した夫が帰ってくる。自分の父の介護を押し付けたまま失踪し、「実はがんなんだよ」と死んだ義父の遺産をあてにする夫、また息子の拓哉(磯村勇斗)が障害のある彼女を結婚相手として連れてくるシーンなど、依子の日常が崩れていく様子が描かれる。より新興宗教に傾倒する依子に「インチキなんだよ!」と怒鳴る夫に、詰め寄る依子。言い合う2人の足元に広がる波紋は、不穏で禍々しい展開を予感させる。そして怒りに震える依子の表情から一変、依子の甲高い笑い声とともに、パート仲間の水木(木野花)の「やっちまおう」という台詞やゴミで荒れた部屋、踊り狂う依子、さらに登場人物たちの奇妙な笑顔のシーンが次々と畳み掛けられる展開に目が離せない映像となっている。

併せて解禁された本ビジュアルは、背景に広がる赤と、依子の喪服、枯山水のモノトーンの対比が印象的となっており、揺れるタイトル文字は依子の周囲で起こる絶望が波紋のように広がる様子を表している。

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    #光石研#波紋#磯村勇斗#筒井真理子#荻上直子

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