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ニューアルバム『2100年』を元日にリリース Mega Shinnosukeが今ロックを鳴らす理由、夢中になれる未来に放つ会心作
2023.01.05 12:00
東京生まれ福岡育ち、現在22歳のクリエイター、Mega Shinnosuke。昨年7月のEP『ハンサムなDANCE』に続く新作デジタルアルバム『2100年』は、資料に「渾身のロックアルバム」とあるとおり、どこを切ってもロックな1作になった。 まあ今でもロックをやったりやらなかったり、ヒップホップをやったりやらなかったり、ダンスミュージックをやったりやらなかったり、つまりはそのときどきの心の赴くままに自由奔放に音楽をやってきたMegaなので、もはや何をやろうと驚かないのだが、今回彼がロックを選んだのには、これまでとは違う確信と必然を感じるのである。何かと閉塞感のあるこの時代、コロナ禍も終わりそう<a href="https://bezzy.jp/2023/01/16320/">…
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芸人結成物語 by やついいちろう カミナリ(竹内まなぶ&石田たくみ)後編──不意の一発が切り拓いたロングロード
第6回 2022.12.29 17:00
やついいちろうがホストとなり、さまざまなコンビ・トリオの結成や現在までのエピソードを聞くインタビュー連載『芸人結成物語』。3組目のゲストは、ボケの竹内まなぶとツッコミの石田たくみから成るカミナリ。前編では保育園から幼なじみの2人の出会いから、着実に絆を深めていった学生時代を振り返ってもらったが、後編ではいよいよコンビとして本格始動の幕が開く!カミナリ名物の“どつきツッコミ”はいつ、何をきっかけに生まれたのか。今以上にイキっていた(?)駆け出し時代から現在までの逸話をやついに語ってもらった。 やつい 江古田に2人で住んでたんだね。でも住みはじめた頃はまだ何もやってないんでしょ? たくみ 僕が大学<a href="https://bezzy.jp/2022/12/16170/">…
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ブレイク必至の16歳シンガーソングライターの現在地に迫る 次世代アーティストao、新曲で示すたしかな成長と無限大のポテンシャル
2022.12.27 18:00
今年3月に1st EP『LOOK』をリリースしたシンガーソングライター、ao。オンタイムなポップサウンドの精度、陰影に富んだソングライティングの筆致、そしてすでに備わっている独立した歌のグルーヴという点においても、彼女を語る際にどうしても「10代とは思えないという」枕詞を添えたくなるのは重々承知だ。しかし、それだけの切り口では彼女の歌の本質を捉えることはできないということを、はっきりと提示しているのが新曲「瞬きと精神と君の歌と音楽と」である。これまでの様相とは異なるあり方で、オーガニックかつオーセンティックな普遍性をまとったラブソングを作り上げたaoにその現在地を聞いた。 ──aoさんの歌は一<a href="https://bezzy.jp/2022/12/16095/">…
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本間昭光のMUSIC HOSPITAL ヒグチアイと考えるアーティスト人生、一歩ではなく半歩先を行く難しさ
第7回 ヒグチアイ(前編) 2022.12.27 12:00
ポルノグラフィティの作曲&トータルプロデュースやいきものがかりのサウンドプロデュースなど、数々のヒット曲を生み出してきた本間昭光の対談連載「本間昭光のMUSIC HOSPITAL」。本間のプライベートスタジオを舞台に、毎回セルフプロデュースに長けた若手アーティストを招いた音楽談義が繰り広げられていく。 今回のゲストは、幼少期からクラシックピアノに触れながらさまざまな楽器や音楽を経験、18歳から鍵盤弾き語りを生業とするヒグチアイ。2016年のメジャーデビュー以降、自分自身を鼓舞するような楽曲リリースを重ね、着実に支持者を増やしてきた彼女は、何に迷い、どんな壁を越えて今にたどり着いたのか。前編では<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15965/">…
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玉袋筋太郎と小原綾斗の次、行こうぜ! 下北沢で人と人との距離を知る「ニューサニー」
第1店 2022.12.26 19:00
全日本スナック連盟の会長を務める芸人、玉袋筋太郎とTempalayの小原綾斗(Vo, Gt)が都内近郊のスナックを訪ね、酒を片手にママの人生模様に花を咲かせる連載がスタート。その記念すべき初回に2人がお邪魔したのは、1974年より下北沢に店を構える名店「ニューサニー」。この日は某テレビ番組で「シモキタのキューピッド」と謳われたしょうこママ、キャストの菜央さん、奈美さんの3名があたたかく迎えてくれた。ちなみに玉袋と小原には、この連載は毎度「ママの悲喜交々な人生の話を聞く」連載であること、その初回では「連載のタイトルを決めてほしい」ことだけ伝えておいて、あとはお任せ状態。さて、どうなることやら……<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15948/">…
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最新アルバムを掲げたライブツアー埼玉公演をレポート 宮野真守が身体で示した誇り高きエンターテインメント “楽しいだけではない、いいものを”
2022.12.26 12:30
宮野真守のエンターテイナーとしての実力を、つくづく思い知らされるライブだった。全国3箇所6公演にわたる約3年ぶりのライブツアーはコロナ禍という状況を逆手に取ったクリエイティブを発揮する、好奇心に満ちた空間だった。この記事では12月3日のさいたまスーパーアリーナ公演初日の模様をお届けする。 オープニング映像を経て、アルバムのタイトル曲かつ1曲目である軽やかなソウルナンバー「THE ENTERTAINMENT」でこの日の幕を開けた。4人編成のサポートバンドとタキシード姿の4人のバックダンサーで構成された「チームマモ」のメンバーとともに、心地よいグルーヴで場内を満たしていく。伸びやかな歌声、艶やかな<a href="https://bezzy.jp/2022/12/16004/">…
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新体制第1弾シングル『超FINE!!!』をリリース BOYS AND MENが語る「夢」への想い、叶えた先にある恩返し
2022.12.24 17:30
東海エリア出身&在住のメンバーで構成された、名古屋発のエンターテインメント集団・BOYS AND MEN(通称:ボイメン)がニューシングル『超FINE!!!』を12月21日にリリースした。2022年5月に長らくリーダーを務めていた水野勝がグループを卒業し、6月1日より新体制での活動を開始した6人は、辻本達規のケガ、手術、リハビリの経過を見ながらも歩みを止めることなく最大限の力を注ぎ続けている。「超FINE!!!」はそんな彼らの姿を爽やかかつ熱く描いた楽曲に仕上がった。 「何回だって、何歳だってオレら夢をみよう」というメッセージが刻まれた同曲を踏まえ、今回のインタビューではボイメンの考える「夢」<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15845/">…
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メジャー1stアルバムを引っ提げ行われた超満員の東京公演 黒子首が初ワンマンツアーを完遂、独特さを武器に突き進む“ど真ん中”
2022.12.21 17:30
黒子首がメジャー1stアルバムのリリース記念の東名阪ワンマンツアー「Butterfly Crews」を実施。ここではSOLD OUTした初日の東京公演をレポートする。 ライブは初見だったのだが、堀胃あげは(Vo/Gt)という表現者が飽くまでも音楽を通じて目の前のオーディエンスとコミュケーションする姿勢に、彼らの曲のタイトルでもある「クールに戦え」の真意を見た。実はもっと突き放したライブをするバンドかと思っていたのだが、そんな態度はクールでもなんもなく、自信のなさの裏返しでしかない。黒子首はもっと強いミュージシャンであり、表現者だった。 飛行機の着陸に見立てたアナウンスからスタートしたライブは1<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15594/">…
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芸人結成物語 by やついいちろう カミナリ(竹内まなぶ&石田たくみ)前編──組むずっと前から「おめぇしかいねえ」ツレ
第5回 2022.12.18 15:00
やついいちろうがホストとなり、毎回さまざまなコンビ・トリオの結成にまつわるエピソードや現在に至るまでの紆余曲折を聞く『芸人結成物語』。3組目にお招きするのは茨城県出身、どつき漫才でお馴染みの、ボケの竹内まなぶとツッコミの石田たくみから成るカミナリ。毎回ゲストの“思い入れの場所”で撮影をしている当企画だが、今回2人がやついを招いたのは経堂駅前にある居酒屋CRiB。後々話題にも出てくるのだが、経堂に移転する前は江古田で「もつ焼 あぶさん」という店名で地元の方々に長年愛されていたお店で、2人が江古田で共同生活を送っていた時代にとてもお世話になった居酒屋だという。 そんなお店にて、着席するや否やビール<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15382/">…
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『Are U Romantic?』と共に歩んだ2022年を締め括る UAが更新する自らのポップネス、過去と現在を総括した東名阪ワンマンライブ最終公演
2022.12.16 18:00
11月に『Are U Romantic?』東名阪ワンマンライブを行なったUA。その最終となる11月26日の東京・昭和女子大学人見記念講堂公演を観た。 2022年は8月にブロードウェイミュージカル『ジャニス』があり(UAはアレサ・フランクリン役で出演)、11月23日(人見記念講堂公演の3日前)には奄美島唄の唄者(ウタシャ)である朝崎郁恵と銕仙会能楽堂本舞台で共演。ソウル、民謡と、音楽の種類が変わって発声の仕方が変わろうとも魂で歌うことに変わりはなく、むしろそうして表現の様式をまたいでいくことで自身の可能性を探り、広げ、確認し、楽しんでいる、そんな2022年のUAがいる。いや、“2022年の”では<a href="https://bezzy.jp/2022/12/15272/">…
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