メインビジュアルは2種類、深川麻衣や塩野瑛久らの新写真も
岸井ゆきのが浅野忠信に初めて見せる“恋の恍惚” 映画『すべて真夜中の恋人たち』本予告解禁
2026.09.12 09:00
Ⓒ2026『すべて真夜中の恋人たち』製作委員会
2026.09.12 09:00
主演に岸井ゆきの、共演に浅野忠信を迎え11月13日(金)に公開される映画『すべて真夜中の恋人たち』の本予告と追加場面写真が解禁された。
原作は2008年に『乳と卵』で芥川賞、2019年に『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞した川上未映子の同名小説。2011年に発行され、全米批評家協会賞小説部門に日本人として初めてノミネートされたほか、米「TIME」誌の「2022年の必読書100冊」にも選出されるなど海外でも人気を博し、国内累計発行部数は40万部を突破している。川上にとって初となる長編小説の映像化作品で監督・脚本を担うのは、本作が『あのこは貴族』以来約5年ぶりの長編映画となる岨手由貴子。第79回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、海外からも賞賛を浴びた本作は現代人が抱えるリアルな孤独感やそれでも人と向き合うことの幸せと尊さをまっすぐに描く恋愛映画となっている。
岸井ゆきのが演じるのは、人との関わりを拒み孤独に生きてきたフリーの校閲者・入江冬子。ひょんなことから浅野忠信扮する年上の物理教師・三束と出会い、交流を深めながら静かに心の距離を縮めていく中で、自らの孤独や感情と向き合っていく。共演には森田望智、深川麻衣、塩野瑛久ら実力派俳優が名を連ね、松坂桃李が語り役として声のみで出演し物語に奥行きを与える。
解禁された予告映像では、“光”に関する会話をきっかけに近づいていく冬子と三束の物語が描き出される。フリーの校閲者として働き、誕生日の夜に散歩することをひそかな楽しみにしている冬子がある日出会ったのは物理教師の三束。「私、光を見るのが好きで」「わかりますよ。私も光が好きで物理を始めたようなものなので」という会話を交わし、冬子は急速に三束へ惹かれていく。初めての恋の恍惚を知り、三束とゆっくり丁寧に関係を築いていくかに思えた冬子。しかし、数少ない友人である聖(森田望智)が放つ「なんでそんなにぼーっとしていられるの?」という言葉に我に返る。最後には「私は、三束さんを――」と絞り出すように言葉を紡ぐ冬子の切ない表情も収められ、大人たちの恋の行方が気になる映像となっている。
併せて解禁されたメインビジュアルは、冬子と三束の姿を捉えた2種類。メインビジュアルAには夜の公園で心の距離を測るように手と手を重ね合わせようとする2人、メインビジュアルBには孤独を抱えた2人が夜の高架下にたたずむ姿が映し出され、どちらのビジュアルでも物語の鍵となる“光”がそっと2人を見守っている。両ビジュアルには「なぜ、望んでしまったんだろう。」というキャッチコピーが添えられ、ただ何もない日常を過ごすだけでよかった冬子が、ふとしたきっかけから三束に募らせていく恋心に自身も振り回されていくことを予感させる。

さらに、冬子の高校時代の友人・典子(深川麻衣)と、聖(森田望智)と微妙な関係にある大橋(塩野瑛久)の姿を含む場面写真5点も解禁。いずれも劇中の光と影が印象的に切り取られ、登場人物たちの心の機微や物語の奥行きを感じさせる場面写真となっている。