感情のぶつかり合いを緊迫感たっぷりに描く特報映像も解禁
香取慎吾×赤楚衛二共演ドラマ『虚ろな十字架』に鈴木杏、蓮佛美沙子、宇崎竜童、ピエール瀧が出演
2026.07.26 08:00
2026.07.26 08:00
香取慎吾が主演を務め、9月6日(日)よりWOWOWで放送・配信される連続ドラマW 東野圭吾『虚ろな十字架』に鈴木杏、蓮佛美沙子、宇崎竜童、ピエール瀧がメインキャストとして出演することが明らかになった。
本作は国民的作家・東野圭吾のベストセラー小説『虚ろな十字架』(光文社文庫刊)を、映画『64-ロクヨン-』(2016年)などで知られる名匠・瀬々敬久が映像化した社会派サスペンス。11年前のある事件をきっかけに離婚し、孤独と虚しさを抱えて生きる“被害者遺族”の主人公・中原道正(なかはら・みちまさ)を香取が演じ、“加害者家族”として道正と対峙していくキーパーソン・仁科史也(にしな・ふみや)を赤楚衛二が演じる。
香取演じる道正の元妻・浜岡小夜子(はまおか・さよこ)を演じるのは鈴木杏。「第71回芸術選奨」文部科学大臣新人賞など数々の演劇賞を受賞してきた実力派俳優で、本作が連続ドラマW初出演となり香取とは子役時代以来約26年ぶりの共演を果たす。小夜子は広告代理店勤務時代の道正と出会い結婚するも、11年前のある事件を機に離婚。以来顔を合わせていなかった2人は、小夜子が路上で何者かに殺害されたことで、変わり果てた姿での再会を果たす。真相を追ううちに道正は、離婚後ジャーナリズム精神を掲げたライターとして活動していた小夜子の知らない顔と驚くべき真実にたどり着いていく。
赤楚演じる史也の妻・仁科花恵(にしな・はなえ)を演じるのは蓮佛美沙子。連続ドラマW『悪党 ~加害者追跡調査~』(2019年)以来となる瀬々監督作品への出演となる。小児科医として働く史也を支える良き妻であり幼い息子の母でもある花恵は、史也の実家からある疑惑をかけられているという役どころ。そして実の父が金目当てで小夜子を殺害したことで幸せな暮らしは一転、加害者家族として史也と共に追い詰められていく。
道正の伯父・竹井(たけい)を演じるのは宇崎竜童。ロック歌手・作曲家として、また俳優としても数々の作品で唯一無二の存在感を放ってきた宇崎にとって、WOWOW連続ドラマへの出演は今回が初。竹井は11年前の事件以来前を向けずにいる道正にそっと寄り添い、自身が営むペットの葬儀会社を道正に引き継がせた人物で、孤独な道正にとって唯一の理解者といえる。
そして道正の元妻・小夜子を手にかけた殺害犯・町村作造(まちむら・さくぞう)を演じるのはピエール瀧。Netflix『地面師たち』(2024年)や『全裸監督』シリーズ、『ガス人間』(2026年)など話題作への出演が続く瀧にとって、WOWOWドラマ出演は2016年の連続ドラマW『きんぴか』以来となる。義理の息子・史也からの援助を頼りに生活する町村は、ある日通りがかった小夜子を金目当てで殺害。しかしその犯行には不自然な点も多く、11年前の事件以来日々を無為に生きてきた道正に“死刑制度の是非”や“本当の償いとは何か”という答えのない問いを突きつける、物語の超重要人物となる。
併せて新キャスト陣が総出演する特報映像も解禁。「人を殺した人間に、罪を償うことはできるのか?」という道正の問いかけを機に、被害者遺族と加害者家族それぞれの立場から登場人物たちの感情が激しくぶつかり合う映像となっている。
コメント一覧
鈴木杏(浜岡小夜子役)
まだ自分の中で言語化が追いついていないほど、濃厚な撮影期間でした。それぐらい小夜子さんにとって「ある事件」は過酷な境遇です。私は自分のつたない想像力をフル稼働していましたが、それでも本当に彼女に寄り添えていたのかは分かりません。ただただ全身全霊で向き合いました。その時に救いだったのが、瀬々監督の(大きな声の)「オッケー!」と、わずかに余裕があった時、香取さんとアートの話ができたこと、そして素晴らしくプロフェッショナルなスタッフの皆さんのまなざしでした。100人の方が見てくださったら、100通りの感じ方がある作品だと思います。善悪では語りきれない、「命」の物語。受け取っていただけたら、幸いです。よろしくお願いします。
蓮佛美沙子(仁科花恵役)
この社会には、どうあがいても晴れない思いを抱えて生きている人がいます。 罪を罪と思わず、罰を罰と思わず、生きている人もいます。 被害者と、加害者。それぞれにとって、何が本当の“償い”になるのか。 撮影を思い返すと、ずっと誰かの心の痛みに触れていた気がして、私はいまだに香取さん演じる中原さんに初めて対峙した時の、目の奥の深い悲しみが忘れられません。 エゴや思想が絡まり、悲劇が悲劇を呼ぶ“人間の不完全さ”を、味わってもらえればと思います。
宇崎竜童(竹井役)
原作、監督、主演、三拍子そろった作品への出演依頼、二つ返事でお引き受けしました。 中原を気遣う竹井の温かい愛情の深さを、短いシーンの中でどう表現すれば良いか一瞬考えさせられましたが、監督の指示を受け素直に応じられるよう、フラットな気持ちで現場に立てることを第一に、作り込まず緊張しないで落ち着いていこうと臨みました。 シーン中、香取くんとは面と向かってのやり取りはありませんでしたが、背中に感じる香取君のオーラが私をリラックスさせてくれました。待機中に香取くんとお話しできたことで、中原と竹井の距離が近づき、役柄に反映されたのかも知れないと感じています。 たくさんの皆さんにご覧いただききたい心揺さぶるドラマです。
ピエール瀧(町村作造役)
今回初めて瀬々監督の作品に参加させていただきました。 倫理観と精神をえぐられ、さらに原色の深淵を剥き出しにされるような重いテーマのドラマですが、それでも飄々と現場の撮影を進行されていく監督の胆力の強い立回りに感銘を受けました。 久しぶりに再会できた香取くんとの共演も感慨深いものがあり、心に残る作品となりました。
