音楽はショパンを起用、新場面写真には森田望智の姿も
岸井ゆきの×浅野忠信が“光”を探す『すべて真夜中の恋人たち』特報解禁、公開日は11月13日に
2026.07.24 09:00
©2026『すべて真夜中の恋人たち』製作委員会
2026.07.24 09:00
岸井ゆきのと浅野忠信の共演で川上未映子の小説を映画化した『すべて真夜中の恋人たち』の公開日が11月13日(金)に決定し、特報映像と新場面写真3点が解禁された。
原作の同名小説は、『乳と卵』(2008年)で芥川賞、『夏物語』(2019)で毎日出版文化賞を受賞した川上未映子にとって初の恋愛作品。2011年の刊行以来、全米批評家協会賞小説部門に日本人として初ノミネートされ、米「TIME」誌の“2022年の必読書100冊”にも選出され、国内でも累計発行部数も40万部を超えるベストセラーとなっている。
主演の岸井ゆきのが演じるのは、人との関わりを避けて孤独に生きてきたフリーの校閲者・入江冬子。その冬子がひょんなことから出会う年上の物理教師・三束役には浅野忠信が扮し、日常の中で細やかな交流を重ねながら、それぞれの孤独や感情と向き合っていく姿を描く。監督・脚本を『あのこは貴族』(2021)以来約5年ぶりの長編映画となる岨手由貴子が務め、その他のキャストには冬子の同僚で数少ない友人の石川聖役に森田望智、冬子の高校時代の友人・早川典子役に深川麻衣、聖と微妙な関係にある大橋役に塩野瑛久。さらに松坂桃李が語り役として声のみの出演を果たし、物語に奥行きを与える。
今回解禁された特報映像には、フリーの校閲者として働く冬子が三束と出会い交流を重ねるうちに恋に落ちていく様子が描かれる。「三束さんが言う光は、私がイメージしている光と同じものですか?」「同じものをイメージしていると思います」という会話からは二人の心の距離が近づいていく様子を窺うことができ、タイトルを読む松坂桃李によるナレーションで映像は締めくくられる。また、“光”が鍵となる物語にちなみ、本作では撮影形式に16mmフィルムを採用。音楽には原作でも重要視されていたショパンが使用されており、繊細な光で描き出される大人のラブストーリーに期待が高まる特報となっている。
併せて解禁された場面写真は、特報映像でも捉えられた冬子と三束が肩を並べて歩く姿や数少ない友人の聖(森田望智)と語らう姿に加え、部屋の中で小さくなりながら電話をする冬子の姿が切り取られた全3点。人と関わることが苦手で恋愛経験に乏しい冬子が、少しずつ変化していくことが示唆される写真となっている。

Ⓒ2026『すべて真夜中の恋人たち』製作委員会
第79回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、5月のワールドプレミアでは海外の批評家からも高い評価を受けた本作は、フランスや韓国をはじめ全世界10ヵ国での配給も決定。なお、ムビチケカード&ムビチケ前売券(オンライン)は本日7月24日(金)より発売開始される。