2026.06.24 17:30
2026.06.24 17:30
Fujii KazeにKHRUANGBIN、無数のジャンルで攻めてくる2日目
2日目はもう、本当にジャンルの幅が広い1日。グリーンステージだけで言っても日本のBialystocksの静謐な音楽と苗場の自然が溶け合う様が楽しみで仕方のないし、昨年のCA7RIEL & Paco Amorosoに続くアルゼンチンからの次なる一手であり既に本国並びに現在のラテン・ヒップホップを席巻しまくっているラッパーTrueno、国内からKANDYTOWNの中心人物であり昨年11月には横浜アリーナ単独公演をやってのけた同じくラッパーのIO、ダンスミュージックシーンのトップランナーのひとつであり此度もサイコーにぶち上げてくれること請け合いのBASEMENT JAXX、そしてここフジでもまた伝説級のステージを観せてくれることとなるであろうFujii Kaze(グリーンで「まつり」なんてやってくれたらそれはもう超サイコーな景色だと思う)、そしてヘッドライナーは先述したKHRUANGBINだ。
近年は毎年のようにホットなサイケファンクのアクトを世界中から提供してくれるフジロックだが、その流れを決定づけたのはまさに2019年ヘブン3日目のヘッドライナーを務めたKHRUANGBINのライブだったのではなかろうか。そこから7年、ついにグリーンステージのヘッドライナーとしての登場である。気持ちよく揺れながら、その調べに思う存分酔いしれたい。
で、そんなKHRUANGBIN、並びにホットでサイケなアクトがお好きな方々にはヘブン出演のYuufを強く推したい。ロンドン発の4人組インストバンドでありながらメンバーの出自がそれぞれイギリス、スイス、デンマーク、フランスと異なり、さらにそこにアフリカや中東由来の音楽までをもミックス。ドラム担当のメンバーとハンドパン担当のメンバーがそれぞれパーカッションも兼任する形で繰り広げられる幻想、幻惑的な「Alma’s Cove」は是非とも現地で体感したいなあ。
レッドマーキーもまた混迷を極めんばかりの幅広さ。特に今年2月の初来日ツアーも大盛況(東京公演は完売)だったと聞いているニュージーランド出身のパワーポップ/オルタナバンドTHE BETHSが早くもありがたいご帰還。そしてcero。これがもう、音源で聴ける緻密な作り込みとは違い、ライブでは独自のアレンジを加えまくり、さらになんとあの音楽性でありながら同期音源などを多用することもなく人力のグルーヴでやり切ってしまう圧倒的な熱量と実力を持った、素晴らしいライブバンドなのである。他に実に9年ぶりの来日となるオルタナの伝説THURSTON MOORE GROUPもいて、サニーデイ・サービスがトリなのである。深夜帯の唾奇もいいなあ。
それでいて日本のロックバンド勢としてブランデー戦記やSIX LOUNGEがいて、もうはちゃめちゃである。こんなメンツ、フジロックじゃなきゃ受けきれない。ちなみに筆者はSIX LOUNGEの「ダーリン・ダーリン」がめちゃくちゃに好きです。絶対やってほしい。それでみんなにもこの曲の素晴らしさを分かってほしい。
さらにはXGと、The Chemical BrothersのTom Rowlandsとノルウェー出身シンガーソングライターAURORAによるまさかのユニット・TOMORAが続けざまにラインナップされているホワイトステージ。ともにコーチェラ(XGは25年、TOMORAは26年)で大きな話題となった2組がいっぺんに観れてしまうのもとても嬉しい采配だ。
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