2026.04.20 17:30
©2027「殺人の門」製作委員会
2026.04.20 17:30
東野圭吾の小説『殺人の門』が山﨑賢人と松下洸平のW主演で映画化され、2027年2月19日(金)より公開されることが決定した。
2003年に刊行された原作は、幼馴染2人の歪んだ友情と殺意を描き「映像化不可能」と言われたミステリー。原作者の東野は実写化について「今回の映画化に、私はすでに二度驚かされています。一度目は、こんな厄介な小説を映画にしたいという人がいて、そんな映画に出たいという役者さんがいると知った時です。二度目は今回で、そんな企画が実現したことに驚いています」と驚きと喜びをにじませた。なお現在、映画公開に先駆け原作の新装版上・下巻が角川文庫より発売されている。
主人公は親友の人生を狂わせる男・倉持(山﨑賢人)と、そんな親友を殺したい男・田島(松下洸平)。倉持は完璧かつ人たらしで誰もが惹かれる男だったが、田島の人生が狂う瞬間、いつも必ずその影に倉持がいた。約30年もの間、どんなに距離を置こうとしても必ず親友として現れる倉持に対し、田島の中ではある疑念と殺意が膨れ続けていく。
W主演の山﨑と松下はドラマ『アトムの童(こ)』(2022年)で親友を演じたのをきっかけにプライベートでも親交を深めてきたといい、本作では歪な関係性の親友を演じこれまでにない表情をのぞかせる。そして監督を『HERO』(2014)や『コンフィデンスマンJP』(2018)など数々の大ヒットドラマシリーズで演出を手掛けた実力派の金井紘が務めた。
さらに今回、超特報映像と主演2人のソロカットが解禁。映像は倉持がタバコ片手に田島の肩を抱き寄せ「俺たち親友だろ?」と自信たっぷりに語りかけるもので、ソロカットには冷たく鋭い視線を向ける倉持と、怒りと苦悶に満ちた表情を見せる田島の姿が捉えられている。
コメント全文
東野圭吾(原作)
今回の映画化に、私はすでに二度驚かされています。
一度目は、こんな厄介な小説を映画にしたいという人がいて、そんな映画に出たいという役者さんがいると知った時です。
二度目は今回で、そんな企画が実現したことに驚いています。
そして三度目は、たぶん映画を見た後でしょう。
感動のあまり惚けているか、別の意味で惚けているか、今からとても楽しみです。
山﨑賢人(倉持役)
初めて脚本を読んだとき、すぐには理解しきれない部分もありましたが、それでも言葉では表せないほどの面白さを感じました。
物語は決してシンプルではなく、考えれば考えるほど何層にも重なり合っていて、その複雑さこそが魅力だと思います。
倉持修は物語をかき乱していく存在であり、依存や愛、執着、友情といったさまざまな感情が入り混じった複雑な男です。
そして、この物語は本質的には“愛の物語”なのではないかとも感じています。
松下洸平(田島役)
田島という役を演じさせていただく中で、依存の心理についてよく考えていました。
なぜ自分を傷つける人と離れられないんだろう。倉持に狂わされた人生なのに、どうして倉持を求めてしまうんだろう。
誰かに愛されることに飢えた2人の男と、その間を流れる友情と殺意を、スクリーンで感じていただけたら嬉しいです。
この映画は、ある意味究極のラブストーリーかもしれません。
金井紘(監督)
初めて今作のオファーを頂いた際、久しぶりに山﨑賢人と現場に立てること、それも自身初の長編映画で東野圭吾さんの名作に一緒に挑戦できることに心を躍らせました。
原作を拝読した際、どこまでもダークで救いのない物語の底に、ある種の「美しさ」を湛えた友情を感じました。
その“歪んだ友情”を、山﨑賢人と松下洸平の2人がこれ以上ない形で美しく生々しく表現してくれました。
門の内側に渦巻く濃密な人間ドラマを、ぜひスクリーンでご覧ください。