2026.04.17 20:00
©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会
2026.04.17 20:00
俳優のみならず脚本家・映画監督としても活躍する佐藤二朗が原作・脚本・主演を務め、5月22日(金)より全国公開される映画『名無し』の新場面写真が解禁された。
本作は、数奇な運命を背負い“名前のない怪物”と化した男の希望と絶望、そして狂気を描いたサイコバイオレンス作品。佐藤が執筆した脚本はその過激なテーマと特殊な世界観ゆえにお蔵入り寸前だったが、編集者の目に留まり永田諒の作画により漫画化、その好評をもって覆し瞬く間に映画化が決定した。
佐藤二朗が演じるのは、名無しと呼ばれる“異能の右手”で触れた全てを消してしまう未曾有の怪物。名無しは白昼の商店街で無差別大量殺人事件を起こすが、監視カメラ映像には手元にあるはずの凶器が映っていない。その後も証拠不在・動機不明の殺人が続き、止まらない名無しの凶行。果たして“目に見えない力”の秘密に隠された真実とは何なのか。
キャストには“名無し”役の佐藤のほか、幼少期の名無しを保護する警察官・照夫役に丸山隆平、名無しと幼い頃から行動を共にする女性・花子役にMEGUMI。また、同じ演劇畑出身の佐藤の熱望に応えて駆けつけた佐々木蔵之介が名を連ねる。そして監督を『悪い夏』(2025)『嗤う蟲』(2025)などで知られる城定秀夫が務め、劇中に仕掛けられた謎と深い闇をえぐり出す。

解禁された全3枚の場面写真には、これまでのパブリックイメージを覆す“静”の狂気を体現した佐藤演じる名無しの姿。血に濡れた口元、虚空を見上げる歪んだ表情、そして無表情で何かを振り下ろす振り下ろす瞬間で、観る者の感情を容赦なく侵食する“説明不能の狂気”が映し出されている。そんな“名無し”について、佐藤自身も撮影を振り返り「自分自身で創り上げた役ですが、半ば放心状態です。放心状態にならざるを得ない役でした」と難役だったことを語っている。

さらに本作が、横浜国際映画祭にセンターピース作品として出品されることが決定。5月3日(日)の上映当日には丸山隆平とMEGUMIが登壇し、原作・脚本を読んだ時の印象や撮影の裏側について語られる予定だ。
『名無し』場面写真 ©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会
