2025.05.29 12:00
2025.05.29 12:00
昨年6月19日にシングル『1st IS:SUE』でデビューしたガールズグループIS:SUE(イッシュ)が5月21日、3rdシングル『EXTREME DIAMOND』をリリースした。
デビュー前の「KCON JAPAN 2024」の初パフォーマンスから堂々たるステージングと実力で我が道を突き進んできた彼女たち。最近では時代を超えて愛される名曲をカバーする「TIE’m IS:SUE」というプロジェクトを始動し、SNSで注目度の高さを伺わせている。
ますます勢いを加速させながら、間もなく迎えるデビュー1周年。初登場となるインタビューでは、3rdシングルについてはもちろん、この1年を振り返った思いもたっぷりと語ってくれた。

今までにないクレイジーガールになれた
──待望の3rdシングル完成おめでとうございます。今回はビジュアルからシャイニングなIS:SUEが感じられるジャケットとなっていますが、どんなシングルになりましたか?
NANO 『EXTREME DIAMOND』というタイトルのシングルなんですけど、ダイヤモンドってたくさん叩かれたり、衝撃を与えることによってさらに磨かれてキラキラ光る宝石なんですよね。そのダイヤモンドみたいに、私たちも多様な人がいる社会の中を突き進んでいき、いろんな困難を乗り越えた先に自分本来の強さや輝きを生み出すことができるという強いメッセージ性が込められた作品になっています。
──3枚目だからこそ送り出せるシングルであり、メッセージということですか?
NANO そうですね。今までリリースしてきたシングルとも繋がっていますし、段階を踏まえての『EXTREME DIAMOND』がある、というのはすごく思います。

──今回、ジャケットが7種類あってシャイニングな衣装のバージョンとオールブラックのシックな衣装になっています。ビジュアルで伝えたいイメージや、撮影の時に意識していたことなどはありますか?
YUUKI ここまでフェミニンでボディーラインが見える衣装は初めてだったので、自然と取るポージングや表情も変わってきて、自分がすごくレディーになったような気持ちで撮影に挑めたと思います。
NANO みんなが履いていた靴がまるでプリンセスが履くような、すごくキラキラしたもので。その靴を履くといつもの自分とは違う自分になれた気持ちになれましたし、今までキラキラしたものを取り入れた衣装ってあんまりなかったので、そこも新鮮なポイントでした。
──3作目のシングルですが、今まで以上に完成度の高い楽曲が揃っているなと感じました。歌のレコーディングで印象に残っている出来事は?
RINO 2ndシングルの時に、「クレイジーガールみたいな感じで」というアドバイスをいただいたのですが、今回もプロデューサーさんに同様のアドバイスをいただきました。今回は「SHINING」や収録曲の「NO Game Over」で特に意識したので、今まで以上にクレイジーガールな感じになったと思います(笑)。今まで出したことない声色をラップやメロディーパートで使い分けたりしていて、そういった部分は今までになかったんじゃないかなって思います。
YUUKI 私は普段ラップが多いので、ボーカルで違う声色を出すことがチャレンジングだったんです。そういう意味では収録曲の「Starstruck」は今まで使ったことがないような声を使っていて、役になりきって歌うような感じでレコーディングに挑んだ記憶があります。「SHINING」の1番最初のパートはデモが男性だったのでそれに近いような力強さを逆に意識するような感じだったんですけど、「Starstruck」はその真逆なの雰囲気を意識したので、そういうところから多様性を感じてもらえたらうれしいです。
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