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信じるべき“正義”とは何か、謎が深まる映像に

杉咲花、萩原利久ら登場人物の“葛藤”にフォーカスした『朽ちないサクラ』キャラクター映像解禁

2024.05.25 12:00

©︎2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

2024.05.25 12:00

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6月21日(金)公開の杉咲花主演映画『朽ちないサクラ』より登場人物のキャラクター映像が解禁された。

原作は大藪春彦賞作家・柚月裕子の同名小説。県警の広報職員という本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。

杉咲花が演じるのは主人公の県警・広報職員26歳の森口泉。単独主演作となる本作では、“事務職のお嬢ちゃん”が自責と葛藤を繰り返しながら強さを手に入れていく姿を繊細な演技で体現している。また、メガホンをとる原廣利は公開中の『帰ってきた あぶない刑事』の監督に抜擢された注目株。長編映画2作目となる本作では、警察×サスペンス×ミステリーという王道エンタテインメントに洗練されたノワールの味付けを施し、主人公が己の正義感に目覚めていく成長譚として仕立てた。

今回解禁されたのは、登場人物それぞれが抱える“葛藤“にフォーカスした映像。県警広報職員の森⼝泉(杉咲花)は、地元新聞のスクープで警察の不祥事が明るみになったことを新聞記者の親友がリークしたからではないかと疑う。そして、親友は喧嘩別れしたまま何者かに殺害されてしまう。自分が疑ったせいで親友は殺されたのだと自責の念を抱える泉。「嫌です、じっとなんてしていられません」と捜査権の無くとも「私が犯人を捕まえてみせる」と強い信念をもって真相を捜査することを決意する。

泉の警察学校の同期で年下の生活安全課に勤務する磯川俊一(萩原利久)は、好意を寄せる泉に「僕も協力します」と一緒に捜査することを告げるる。しかし、捜査をしていく内に警察官としての“正義”に翻弄されていく磯川。それでも泉への「思いっきり笑ってほしい」という一途な思いを強くしていく。

梶山浩介(豊原功補)は、ストーカー殺人と泉の親友・津村千佳の殺人事件を捜査する捜査一課長のベテラン刑事。「お前の周りで二人の女が死んだことになるな」と問いただす相手とは。そして、真向から事件と向き合い、犯人を捕まえることが“正義”とする梶山の「もう隠す必要はない」という言葉の真意とは。

泉の上司・冨樫隆幸(安田顕)は自分を責めながら捜査する泉を見守るが、自らも忘れられない過去を抱え「今でも自分を責めない日はない」と葛藤し続ける。そしてその過去は「綺麗事じゃあ、国は守れん」と冨樫の信じる“正義”へと繋がっていく。最後には新聞記者の津村千佳(森田想)、生活安全課の磯川の先輩・辺⾒学(坂東⺒之助)、千佳の上司で米崎新聞社の記者・兵藤洋(駿河太郎)、千佳殺害の捜査線上に浮かびあがる浅羽弘毅(遠藤雄弥)、公安の警察官(和田聰宏)、千佳の⺟親・津村雅子(藤田朋子)の姿も映し出され、誰が真相の鍵を握っているのか謎が深まる映像となっている。

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作品情報

朽ちないサクラ

©︎2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

©︎2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

朽ちないサクラ

2024年6月21日(金) TOHOシネマズ日比谷他全国公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

主演:杉咲花
萩原利久 森⽥想 坂東⺒之助
駿河太郎 遠藤雄弥 和⽥聰宏 藤⽥朋⼦
豊原功補
安田顕

原作:柚月裕子「朽ちないサクラ」(徳間文庫)
監督:原廣利
脚本:我人祥太 山田能龍
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
製作:映画「朽ちないサクラ」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、U-NEXT、TCエンタテインメント、徳間書店、ホリプロ、ムービック、nullus)

1997年10月2日生まれ。

主な出演作は、映画『湯を沸かすほど熱い愛』(16)、ドラマ「花のち晴れ~花男Next Season~」(TBS/18)、NHK連続テレビ小説「おちょやん」(20~21)、「杉咲花の撮休」(WOWOW/23)、「アンメット ある脳外科医の日記」(カンテレ・CX/24)、映画『十二人の死にたい子どもたち』(19)、『99.9-刑事専門弁護士-』(21)、『法廷遊戯』(23)、『市子』(23)、『52ヘルツのクジラたち』(23)など。2025年に『片思い世界』の公開を控える。

1999年2月28日生まれ。埼玉県出身。
主な出演作にドラマ「美しい彼」(MBS)、「月読くんの禁断お夜食」(テレビ朝日)、「真夏のシンデレラ」(フジテレビ)、「たとえあなたを忘れても」(ABC)、映画『劇場版 美しい彼〜eternal〜』(23)、『おとななじみ』(23)、『キングダム運命の炎』(23)、『ミステリと言う勿れ』(23)など。

1965年9月25日生まれ。東京都出身。
主な出演作に映画『ヤクザと家族 The Family』(21)、『さかなのこ』(22)、『キリエのうた』(23)、『福田村事件』(23)、WOWOWオリジナルドラマ「TOKYOVICE」(22)など。シンセカイ合同会社を2018年に設立。第1回プロデュース作品に『ソワレ』(20)がある。

1973年12月8日生まれ。北海道出身。
主な出演作にドラマ「下町ロケット」シリーズ(TBS)、「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ)、映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(18)、『愛しのアイリーン』(18)、『私はいったい、何と闘っているのか』(21)、『とんび』(22)、『ラーゲリより愛を込めて』(23)、『アントニオ猪木をさがして』(23)など。

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