やり手の川瀬陽太に「自分を使ってほしい」と直談判
崖っぷち記者・林遣都が“惑星難民X”への使命を訴える 映画『隣人X -疑惑の彼女-』本編映像解禁
2023.11.02 19:00
©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023.11.02 19:00
12月1日(金)より新宿ピカデリー他で全国ロードショーされる映画『隣人X -疑惑の彼女-』より本編映像が初解禁された。
原作は第14回小説現代長編新人賞を受賞した小説「隣人X」。7年ぶりの映画主演となる上野樹里と初共演の林遣都で実写映画化される本作は、紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ動揺が広がる世界を描く。人間の姿で日常に紛れ込んだXを見つけ出そうと誰もが躍起になる中、X疑惑のかかった柏木良子(上野樹里)の追跡を始める週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)。やがて笹の中に恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。良子への想いと本音を打ち明けられない罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれる笹が最後に見つけた真実とは。
解禁された本編映像は、笹が記者としての使命感と意欲を感じられるシーン。惑星難民Xの特集記事のために週刊東都に引き抜かれたやり手記者の内田瑛太(川瀬陽太)に、これまで成果をあげられず後がない笹がスクープを上げるのに自分を使ってくれないかと必死に直談判する。「Xが安全だなんて俺、鵜呑みにできないです」と語り、内田に軽くあしらわれながらも、「コロナが出始めた時も、感染者を排除したりしようとしましたよね。皆Xが怖いんだと」と世界で起こったコロナ現象で、感染者を排除する対策が取られた過去があることから、笹は人々がXにも恐怖を感じているのではと訴えかける。
“人間の姿をして、日本のどこかに紛れ込んでいるのでは”と言われる惑星難民Xの生態や目的などは誰も知らず、Xは“人間にトレースする”“電気を発する”など噂だけが先走る。実際にどんな生態なのかは、メディアからの情報だけが全てだった。日本に紛れ込むXとは何なのか、そして彼らは私たちにとって本当に安全な存在なのか。笹たちは、Xという存在と共存する新しい生活に変えていくことができるのか。