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INTERVIEW

笑顔満開で『それいけ!ゲートボールさくら組』公開を迎える

“大好き”を頑張り続けるために 本田望結が真摯に向き合う未来の自分

2023.05.14 16:00

2023.05.14 16:00

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いつまでも大好きな2つのことを頑張りたい

──劇中では登場人物たちがチームメイトや家族に支えられて奮闘する姿が描かれていますが、本田さんがお仕事をするうえで支えとなっている存在はいますか?

家族です。私が今この仕事をしているのは家族のおかげだし、むしろ家族のためにしているようなところもあって。だから家族が嫌な気持ちにならないようにというのを考えて活動をしています。家族には常に感謝をしています。

──悩んだときなどはご家族に相談も?

はい、相談事はすべて母にしています。家族だからこそ本当の悩みを言えなかったり、隠し事をしてしまったりすることってあると思うのですが、私はそんなこと全くなくて。逆にお母さんから「本当に私のことお母さんだと思ってる?」「全部言わなくていいんだよ」って言われるくらい、何もかも隠さずに話しています。なので反抗期もなかったんですけど、その話を母にすると「あと2年ぐらいしたらくるんじゃないかな?」と言われました。もしかしたら20歳で反抗期が来るかもしれません(笑)。

──もう少し本田さんのパーソナル部分のお話も聞かせてください。本田さんには、七海のゲートボールのように、我を忘れるくらい夢中になるものはありますか?

私自身が没頭してしまうものは、やっぱりフィギュアスケートをしているときですね。フィギュアをしているときは時間を忘れちゃいます。4月から生活も新しくなりましたが、今も合間を塗って滑っていますし、氷の上に立つと「好き! 楽しい!」となるので、スケートが好きな気持ちはいくつになっても変わらないなと思います。もしかしたら競技者としては嫌いになるくらいのほうがいいのかもしれないですけど……私は好きな気持ちをずっと忘れずに持っていますし、いつまでも没頭できる時間がフィギュアをやっている時間であってほしいなと、未来の自分に対して思います。

──俳優業とフィギュアスケーターとしての活動でお忙しい本田さんですが、傾倒しているカルチャーや趣味などはありますか?

趣味は、映画館に映画を観に行くことです。コロナ禍前は、練習終わりに週4くらいで映画館に行っていました。最近はまた行けるようになってきたのでうれしいです。しかも年齢的にレイトショーを観られるようになったのが本当にうれしくて。レイトショーを観るというのは成人してから一番やりたかったことなので、最近は、別の時間でも観られる作品を、わざわざレイトショーで観に行っちゃうくらい、大人の時間を味わっています。

──となると、好きな映画やおすすめの映画はたくさんあると思うので、特にご自身の俳優活動において影響を与えた作品を教えてください。

最近で言うと『トップガン マーヴェリック』です。私は6回映画館で観ました。シンプルに『トップガン』シリーズが好きです。あと、やる気を出したいときに観る作品も決まっています。

──ぜひ教えてください!

映画の『チア☆ダン』(『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』)です。女子高生がチアダンスの大会で優勝を目指す話で、初心を思い出させてくれるんですよね。基本的にやる気がもらえる映画は好きです。

──本田さんは現在フィギュアスケーターと俳優という“二刀流”での活動をされていますが、ご自身の今後はどのように考えていますか?

正直、自分を二刀流だと思ったことはないんです。女優としてのお仕事をしているときはフィギュアのことは一切忘れていて、逆にスケートをしている時間はお芝居のことは一切忘れる。私の中では、本田望結が2人いる感覚です。もしかしたらそれは逃げの言葉でもあるかもしれないけど、過去の自分に失礼なので私はそれを逃げだとも、もったいないとも思っていません。未来の自分に対しても、大好きな2つのことを、誰に何を言われても、嫌いになるまで頑張ってほしいなと思っています。

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本田望結のテンションメーターは円状!?

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作品情報

それいけ!ゲートボールさくら組

©2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員会

©2023「それいけ!ゲートボールさくら組」製作委員会

それいけ!ゲートボールさくら組

2023年5月12日(金)より全国ロードショー
配給:東京テアトル

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:藤竜也
石倉三郎 大門正明 森次晃嗣 小倉一郎
田中美里 本田望結 木村理恵 / 赤木悠真 川俣しのぶ 中村綾 直江喜一
特別出演:毒蝮三太夫 友情出演:三遊亭円楽 / 山口果林

監督・脚本・編集:野田孝則
主題歌:Rei「Smile!with 藤原さくら」(Reiny Records/Universal Music)
音楽:安部潤
特別協賛:(ドクターリセラ株式会社)
協力:公益財団法人日本ゲートボール連合 千葉県ゲートボール連盟 学校法人作新学院
企画・制作プロダクション:ファーイースト
配給:東京テアトル

<ストーリー>
かつて高校ラグビーで青春を謳歌したジーサンたちが、60年ぶりに集結!マネージャーだったサクラが運営するデイサービス“桜ハウス”が倒産危機と知り一念発起!
衰えなんてなんのその、友情復活!青春復活!体力復活?今の自分達ができることで手助けしようと、試行錯誤の末にたどりついたのは……ゲートボール大会に出場して優勝を目指すことだった!けれど、ジーサンたちの前に悪徳ゼネコン企業の陰謀が渦巻き、あっちもこっちもピンチの大連続!固いチームワークで困難を乗り越え、桜ハウスを救うことはできるのか?笑いあり、希望あり、感動ありのスポコン人情コメディが、きっと日本の未来を明るく照らす!

2004年6月1日生まれ、京都府出身。3歳から芸能活動をはじめ、ドラマ「家政婦のミタ」(11)、映画『コドモ警察』(13)、『ポプラの秋』(15)など数多くの作品に出演。近年の主な出演作は、ドラマ「少年のアビス」(22)、「ばかやろうのキス」(22)、映画『きさらぎ駅』(22)など。女優業と並行してフィギュアスケーターとしても活躍。

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