2023.03.02 18:00
2023.03.02 18:00
これからが楽しみで仕方ない
──10年近くを過ごしたHKT48の活動で、一番の軸にしていたことは何でしたか？
いつ、どんなときもファンの方を一番に思うことです。だからこそ、日頃からしっかりしなければと考えていたし、みなさんがいてくれたからこそメンバーとしての私がいました。他のメンバーやスタッフさんの力も大きくて、支えてくれるみなさんがいなければここまで来られなかったと思います。
──矢吹さん自身は、メンバーで居続けられた理由をどう考えていますか？
ずっと目標があったからです。目標は時期によって様々でした。最初は「グループの選抜メンバーに」という思いがあって、その後、AKB48さんとの兼任期間（2015年9月〜2018年5月）には「AKB48の選抜メンバーに」と変わり、次第に「シングル表題曲のセンターに」と、夢がふくらんでいきました。すべての目標を達成できたので、今はやり切った思いです。
──力強い言葉です。その経験も糧に、卒業コンサートでは「人に届くような女優になりたい」と将来のビジョンを語っていました。
韓国からの帰国後に連続ドラマ『顔だけ先生』に単独で初めてレギュラー出演して、演技が楽しいと思ったんです。卒業発表後、連続ドラマ『沼る。港区女子高生』にも参加できているのはうれしいですし、私の心が動くまでオッケーが出ないほど、監督さんに熱心に指導していただける環境もありがたいです。お芝居の現場では、自分も知らない自分を知ることができるし、ドラマ出演で可能性が広がりました。
──IZ*ONEのメンバーとして、世界で活躍した経験もあります。卒業後、世界発信への意欲は？
韓国エンタメ動画配信サービス「Mnet Smart＋」でご一緒する機会の多い古家正亨さんが「MCに向いてる」とおっしゃってくださったんです。MC経験の豊富な古家さんに言っていただいたのはうれしかったです。実際、MCのお仕事をいただく機会もありますし、日本語と韓国語の両方を話せるスキルも生かしていきたいです。
──最後に、10代はアイドルとして活躍。20代で女優として独り立ちしますが、将来への期待は？
やりたいことが多いんですよ。特に韓国からの帰国後、やりたいことがどんどん浮かんできたから、これからが楽しみで仕方ないです。一番やりたいのはお芝居ですけど、ファッションへの興味も生かしたいです。自分と同じ、身長が低くて着るものが少ないといった悩みを持つ子たちの力にもなれたらと考えているし、色々とこだわりもあるので何かを形作る活動も展開できればと思います。
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2023年3月15日(水) 23:59まで
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