第79回ヴェネチア国際映画祭で2冠
ティモシー・シャラメ主演、禁断の純愛ホラー『ボーンズ アンド オール』来年2月17日公開
2022.11.29 08:00
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2022.11.29 08:00
ティモシー・シャラメ主演、ルカ・グァダニーノ監督最新作『ボーンズ アンド オール』が2023年2月17日(金)より公開されることが決定した。
本作は、17歳と24歳の青年の生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描きアカデミー賞脚色賞に輝いた名作『君の名前で僕を呼んで』(2017年)のティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノ監督が再タッグを組んだ、禁断の純愛ホラー。生まれつき人を喰べてしまう衝動をもった18歳のマレンは、初めて同じ秘密を抱えるリーという若者と出会う。人を喰べることに葛藤を抱えるマレンとリーは次第に惹かれ合うが、同族は喰わないと語る謎の男の存在が二人を危険な逃避行へと加速させていく。
人を喰べる衝動を抑えられないリーを演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』で第90回アカデミー賞主演男優賞に若干21歳でノミネートされたティモシー・シャラメ。一躍トップ俳優へ上り詰め、2023年も本作以外に『Wonka』『DUNE: Part Two』(原題)など、超大作への出演が続く“ハリウッドで最も人気のある”若手俳優。そのファッションセンスや言動からZ世代スタイルアイコンとしても注目を集め、本作ではプロデューサーデビューも果たしている。
18歳でリーと運命的な出会いを果たしたマレンには『WAVES/ウェイブス』で注目されたテイラー・ラッセルが大抜擢された。また、クリストファー・ノーラン監督作『ダンケルク』やスティーブン・スピルバーグ作品常連のアカデミー賞俳優マーク・ライランスが物語の鍵を握る人物を怪演している。
なお、本作は第79回ヴェネチア国際映画祭で《監督賞》《新人俳優賞》のW受賞に輝いた。アカデミー賞の前哨戦ともいえるインディペンデント・スピリット賞でも、作品賞、主演俳優賞(テイラー・ラッセル)、助演俳優賞(マーク・ライランス)の計3部門にノミネートされている。