タグ一覧:#ヒップホップで社会を生き抜く!(15件)
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ヒップホップで社会を生き抜く! インディーズアーティスト必見!自主レーベルで天下を取ったラッパー、テック・ナインから学ぶビジネス術
第18回 2023.05.03 14:00
今では多くのアーティストがインデペンデントで活躍しており、技術の発展とイノベーションによって誰もがベッドルームから世界に音楽を届けることが可能になった。以前はヒップホップ業界で最も成功したインデペンデントアーティストの一人であるRuss(ラス)のカムアップを紹介した。連載『ヒップホップで社会を生き抜く! 』第18回では、インデペンデント・ラッパーの先駆けであり、売上と功績ともに「キング・オブ・インデペンデント」として知られているTech N9ne(テック・ナイン)のビジネスを紹介したい。 テック・ナインは1993年にレーベルと契約したものの、アルバムをリリースせずにレーベルから契約解<a href="https://bezzy.jp/2023/05/24200/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! ゴリラズの1stシングルをヒットに導いたデル・ザ・ファンキー・ホモサピエンから学べること
第17回 2023.04.22 19:30
今年の2月24日に最新アルバム『Cracker Island』をリリースしたGorillaz(ゴリラズ)。1998年にBlurのデーモン・アルバーンと、イラストレーターのジェイミー・ヒューレットによって結成されたバーチャル・バンドだが、世界的に人気プロジェクトとして「最も成功したバーチャルバンド」というギネス記録も保持している。Thundercat、Bad Bunny、Tame Impala、Beckなどが参加した最新アルバム『Cracker Island』は全英1位、アメリカではアルバムチャート3位を獲得。米カリフォルニア州で開催された世界最大級の音楽フェス「Coachella 2023」に<a href="https://bezzy.jp/2023/04/22455/">…
#Del The Funky Homosapien#Gorillaz#ゴリラズ#デル・ザ・ファンキー・ホモサピエン#ヒップホップで社会を生き抜く!
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ヒップホップで社会を生き抜く! 故ボビー・コールドウェルがヒップホップに与えた影響 “ミスターAOR”をサンプリングしたラップ曲を紹介
第16回 2023.04.16 13:30
約1ヵ月前の3月14日に「What You Won’t Do For Love」の大ヒットで知られているボビー・コールドウェルが亡くなった。日本では“ミスター・AOR”としても知られている彼は6年ほど闘病生活を送っていたと、妻メアリー・コールドウェルがTwitterで発表した。 マイアミで育ったボビー・コールドウェルは、不動産屋であった母と友人を通して、ボブ・マーリーと友人になり、若い頃からレゲエ、ハイチ音楽、ラテン・ポップ、そしてR&Bなどにも影響された。ロックンロールのパイオニアであるリトル・リチャードのリズムギタリストとして音楽キャリアをスタートさせたが、ソロキャリアを開花させる<a href="https://bezzy.jp/2023/04/21905/">…
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ヒップホップで社会を引き抜く! 2000年代のエミネムが与えた“心の居場所” 家庭や教育に関するリリックを解説
第15回 2023.03.22 18:30
世界で最も知名度があるラッパーの一人として君臨しているエミネム。デトロイト出身の彼は、ドクター・ドレーのプロデュースで1999年に『Slim Shady LP』でデビューし、2000年代に最も売れたアーティストになった。エミネムが主演を務めた『8 Mile』(2002)は全世界で興行収入360億円の大ヒットとなり、サウンドトラックも400万枚のセールスを記録した。コラム『ヒップホップで社会を生き抜く!』では今までにRUN DMC、ジェイ・Z、スヌープ・ドッグ、フレディ・ギブズ、ケンドリック・ラマーのインスピレーショナルなエピソードを紹介してきたが、当コラム第15回では2000年代エミネムの「心<a href="https://bezzy.jp/2023/03/20037/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! ジェイ・Zのラップスキルを紹介、自由なフロウと言葉遊びが効いたパンチラインを駆使するMC
第14回 2023.03.12 18:00
先日Billboard/VIBE誌で最も偉大なラッパートップ50人のリストが公開され、ヒップホップファンの間で大きな話題になっている。多くのヒップホップファンがコメントを寄せ、各々の“グレイテスト・ラッパー”のリストを公開している。 Billboard誌が最も偉大なラッパー1位に選んだのはジェイ・Z。彼のラッパー、そしてビジネスマンとしての功績は計り知れない。ソロアーティストとしてリリースした14枚のアルバムが全米1位を獲得、デビュー前から〈Roc-A-Fella Records〉を立ち上げ、24のグラミー受賞、老舗ヒップホップレーベル〈Def Jam Recordings〉の代表を務め、リア<a href="https://bezzy.jp/2023/03/19612/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! ケンドリック・ラマーの「前に進む」糧になる名言を紹介 成功や失敗についてアドバイス
第13回 2023.02.17 17:00
2022年の5月13日にアルバム『Mr. Morale & the Big Steppers』をリリースし、「SUMMER SONIC 2023」のヘッドライナーを務めることも発表されたケンドリック・ラマー。ラッパーとして初のピューリッツァー賞を受賞し、最も偉大なラッパーの一人として知られている彼であるが、『Mr. Morale & the Big Steppers』は2023年グラミー賞で〈最優秀アルバム〉と〈最優秀ラップ・アルバム〉にノミネートされ、見事〈最優秀ラップ・アルバム〉を受賞。また、収録曲「Die Hard」が〈最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス〉、そして<a href="https://bezzy.jp/2023/02/18091/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! Run-DMCとエアロスミスの「Walk This Way」 最も偉大なコラボ曲が実現した経緯
第12回 2023.01.29 17:30
1980年代前半より始動した3人組で、MCのRUNとDMC、2002年に亡くなったDJのJam Master Jayから成る伝説のグループRun-DMCが、今年4月に最後のコンサートを開催することが先日発表された。ファイナルコンサートはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催される模様で、現在制作中のRun-DMCのドキュメンタリーフィルム用に撮影もされるという。 そんな彼らの代表曲を考えたとき、1986年にリリースしたエアロスミスとのコラボ曲「Walk This Way」を思い浮かべる人も多いだろう。エアロスミスが1975年にリリースした原曲をRun-DMCがカバーをし、レコーディ<a href="https://bezzy.jp/2023/01/17575/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! ファレル・ウィリアムスにみる適材適所、3度クビにされたマクドナルドのために果たした大仕事
第9回 2022.11.27 16:00
先日、今年で音楽活動30周年を迎えると発表したファレル・ウィリアムス。彼の音楽キャリアは、1992年にリリースされたニューヨークのヒップホップグループWreckx-n-Effectのヒット曲「Rump Shaker」から始まった。彼は当楽曲のプロデューサーであるテディー・ライリーのラップパートを書き、それが彼にとって初の商業的リリースとなった。 その後、チャド・ヒューゴとともにThe Neptunesのメンバーとして一つの時代を作るプロデューサーになり、ヒップホップだけではなく、ポップスターも多くプロデュースした。The Neptunesは1990年代後半から2000年代にかけて、手掛けた曲が<a href="https://bezzy.jp/2022/11/13934/">…
#Justin Timberlake#Pharrell Williams#ジャスティン・ティンバーレイク#ヒップホップで社会を生き抜く!#ファレル・ウィリアムス#マクドナルド
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ヒップホップで社会を生き抜く! 30代後半でグラミーに初ノミネート、フレディ・ギブスの軌跡から見る“遅咲き”のメリット
第8回 2022.10.30 18:00
第63回グラミー賞で、凄腕プロデューサー・アルケミストとのコラボアルバム『Alfredo』がベストラップアルバムにノミネートされたインディアナ出身のラッパー、フレディ・ギブス。2014年にマッドリブとリリースしたコラボアルバム『Piñata』、そして2019年にリリースした『Bandana』が非常に高い評価を受け、今ではヒップホップ界に欠かせないラッパーとなった彼であるが、2022年の9月30日にニュー・アルバム『$oul $old $eparately』をリリースした。 リアルでハードなストリートラップと、低く特徴的な声で多くのラップファンに愛されているフレディ・ギブスであるが、彼はいわゆる<a href="https://bezzy.jp/2022/10/12049/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! スヌープ・ドッグの人生から学ぶビジネスと失敗──自身のブランド価値を理解する重要性
第7回 2022.10.10 13:00
1993年にリリースされたデビューアルバム『Doggystyle』が、世界で1,000万枚以上のセールスを記録し、一躍大スターになったスヌープ・ドッグ。現在30年ぶりにドクター・ドレーとアルバムを制作していることが話題になっているスヌープ・ドッグであるが、彼はラッパーとしてだけではなく、様々な分野のビジネスで成功している。 数々のブランド意外にも、自身のゲーム、料理本、そして朝食シリアルなどを手掛けるスヌープ・ドッグであるが、常にビジネスで成功していたわけではない。彼のビジネスの成功は、過去の失敗の上で成り立っているのだ。そんな彼がビジネスで成功するきっかけとなった学びを紹介したい。 ドクター<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10463/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! 今最も熱いラッパーJ.I.Dのカムアップストーリー 夢破れつつも全力を注いだ天才リリシスト
第5回 2022.09.04 13:30
8月26日にニュー・アルバム『The Forever Story』をリリースしたJ.I.D(ジェイ・アイ・ディー)。今ではヒップホップ業界に欠かせない最高峰のラッパーJ. コールに才能を見出され、2017年に彼の〈Dreamville Records〉と契約した凄腕ラッパーであるが、今最も熱いラッパーと言っても過言ではないだろう。誰もが認めるリリシズム、そして音楽的な教養とクリエイティビティを感じる多彩なフロウはまさに唯一無二である。そんな彼のキャリアをおさらいしつつ、ニュー・アルバム『The Forever Story』のアウトロとして収録されるはずであった楽曲「2007」で語られたインスパ<a href="https://bezzy.jp/2022/09/7641/">…
#Arcane#Imagine Dragons#J. コール#J.I.D#JID#アーケイン#イマジン・ドラゴンズ#ヒップホップで社会を生き抜く!
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ヒップホップで社会を生き抜く! インディーズ・アーティスト必見!エド・シーランともコラボしたインディペンデント・ラッパー、ラスのカムアップを紹介
第4回 2022.08.21 12:00
世界で最も成功したインディペンデント・アーティストと言ったとき、誰を思い浮かべるだろうか?近年のヒップホップファンであれば、Russ(ラス)の名前を思い浮かべる人も多いだろう。ヒップホップ業界には多くのインディペンデント・アーティストがいるが、ラスは地道な活動で名を広め、最も成功したインディペンデントアーティストの一人と言っても過言ではないだろう。2022年の9月に30歳になる彼は、2011年から今までに15枚のアルバムをリリースしており、全てのアルバムを自身のレーベル〈DIEMON〉と〈Russ My Way〉からリリースしている。 2015年にSoundCloudでリリースした「What <a href="https://bezzy.jp/2022/08/6168/">…
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ヒップホップで社会を生き抜く! 〜文化を次世代へ〜 ヒップホップアーティストとスケートボードから学ぶポジティブのサイクル
第3回 2022.08.04 12:30
人間が成長していく上で、出会いというものは非常に重要だ。どのような人から何を言われ、どのようにインスピレーションを受けるかによって、その後の人生が全く違うものになる可能性もある。特に子供のうちは、出会いがその後の人生に与えるインパクトは大きく、どのような道を志すかにも影響を与える。今回は、その幼少期の出会いと、「ポジティブのサイクル」によって人生が変わったラッパーたちのエピソードを紹介したい。 コモンが電話した相手 シカゴ出身のベテランラッパー・Common (コモン)。グラミー受賞アーティストであり、俳優としても知られているリリシストであるが、2018年にUSA Todayが報じた内容を紹介<a href="https://bezzy.jp/2022/08/5002/">…
#Chance The Rapper#DJ Premier#DJプレミア#コモン#スケートボード#チャンス・ザ・ラッパー#トラヴィス・スコット#ヒップホップで社会を生き抜く!
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ヒップホップで社会を生き抜く! アンダーソン・パークの人生から学ぶ「ハッスル精神」〜ホームレスから世界的スーパースターへ〜
第2回 2022.07.21 13:00
2021年11月にブルーノ・マーズとのユニット、Silk Sonicとしてアルバム『An Evening With Silk Sonic』をリリースしたAnderson .Paak(アンダーソン・パーク)。シングル「Leave The Door Open」は全米ナンバーワンヒットを記録し、2022年6月に行われたBTS「Proof」のロケでゲスト出演したことも話題になっている。 現在36歳のカリフォルニア州オックスナード出身のラッパー/シンガー/ドラマー/プロデューサーのアンダーソン・パークであるが、彼の人生からは絶対に夢を諦めない「ハッスル精神」を学ぶことができる。 アンダーソン・パークは、<a href="https://bezzy.jp/2022/07/3730/">…
#Anderson .Paak#Dr. Dre#Dumbfoundead#アンダーソン・パーク#ドクター・ドレー#ヒップホップで社会を生き抜く!
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ヒップホップで社会を生き抜く! フライング・ロータスとタイラー・ザ・クリエイターから学ぶ「アイディアを実現させる」精神性 
第1回 2022.07.02 16:00
ミュージシャンとしてだけではなく、レーベル<Brainfeeder>の代表、そして映画監督としても活躍する凄腕クリエイター、Flying Lotus(フライング・ロータス)。現在、新作映画を制作している最中のフライング・ロータスであるが、そんな彼が2017年に発表した衝撃作『KUSO』が印象に残っている人も多いだろう。『KUSO』はフライング・ロータスが監督を務めた初の映画であり、サンダンス映画祭で上映した際には、あまりのグロテスクさに、観客400人のうちの20人ほどが退館するというエピソードが話題になった。 フライング・ロータスは、アルバム『Cosmogramma』などの作品で、LAのビート<a href="https://bezzy.jp/2022/07/1668/">…