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INTERVIEW

映画『金髪』の2人が語るリアルな学生生活とイマドキ度

「おじさんなんで」は自虐じゃなく自己防衛?岩田剛典×白鳥玉季の“ジェネギャ”を測る世代観トーク

2025.11.28 18:00

2025.11.28 18:00

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普段から「疲れた」とかは言わないようにしている

──岩田さんが演じた市川は「おじさん」になることに怯えながら、もうすでに自分が「おじさん」になっていることに気づいていない男性でした。ということで、失礼ながら岩田さんのおじさん度をチェックさせてください。つい「おじさんなんで」と自虐することはありますか。

岩田 僕は絶対それをしないようにしてるんですよ。そういうことを言う人が周りにどんどん増えてきて。でもそれは自分を守ろうとしてるだけなんで、絶対言わないようにしてます。

──耳が痛いお話です。

岩田 言ったほうが楽なんですよね。

白鳥 でもスルーされますか。

岩田 スルーというか、会話の外にいける。「俺、もうおじさんなんで」と言ったら、それ以上ツッコまれないから楽なんです。

白鳥 そっか。あれは自分を守る言葉なんですね。

岩田 そう。守る言葉。だから言わないようにしている。

──じゃあ次です。サッカー日本代表が全員年下になっていることにショックを受けますか。

岩田 それはもう余裕で感じます。でも、もっと昔からですね。アイドルとか歌手とかスポーツ選手とか、活躍している人が気づいたらみんな年下。それは20歳くらいのときから感じていましたね。

──そういう年齢になると、それこそ年下の人と接するときに何か気にすることはありますか。

岩田 特に何も気にしないですけど、発言とかはヤバいんだろうなと思います。それ、死語だよみたいなことを普通に言ってるんじゃないかな(笑)。

白鳥 えー。全然なかったです。

岩田 いや、あるんだよ。

白鳥 そうなんですか。私が詳しくないだけかもしれないですけど、私から見たら、そんなところは全然なかったです。

──10代の頃に聴いていた曲を聴いて泣きそうになったことはありますか。

岩田 泣きそうになったことはないですけど、エモいなみたいなことは全然ある。

──ついYouTubeで昔の曲ばかり検索しちゃうみたいなことも?

岩田 いや、それはないかな。

白鳥 (あります、という顔で手を挙げる)

岩田 聴いてるの? あ〜、昭和レトロみたいな?

白鳥 「虹」とか?

岩田 にじ……?

白鳥 小学校のときに歌いませんでした? 合唱曲とかで。

岩田 合唱曲か〜。

白鳥 私、合唱団に入っていたんです。それもあって、久しぶりに聴いて、懐かしいな〜と浸ってます。

岩田 そういう感じでいくと、僕は「翼をください」かな。卒業式のときに歌った記憶がある。

白鳥 ありますよね。私は「旅立ちの日に」を歌いました。

──今のお話を聞く限り、岩田さんのおじさん度はかなり低めな気がします。おじさんにならないための心がけがあれば教えてください。

岩田 自分でおじさんと言わないことですね。自分をおじさんだと思ったら、おじさんになっていくと思うので、死んでも言わないと思って生きています。だから、普段からも「疲れた」とかあんまり言わないようにしていて。

白鳥 お〜。

岩田 「腰痛い」とか「座りたい」とかね。そういうことを言うと、おじさんだなって思う。だって、白鳥ちゃんは言わないでしょ?

白鳥 言います。

岩田 言うんかい!(笑)

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作品情報

金髪

©2025 映画「金髪」製作委員会

©2025 映画「金髪」製作委員会

金髪

2025年11月21日(金)全国公開
※第38回東京国際映画祭 観客賞受賞
2025年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103分/G
配給:クロックワークス

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

主演:岩田剛典
白鳥玉季、門脇麦、山田真歩、田村健太郎、内田慈

監督・脚本:坂下雄一郎
音楽:世武裕子

1989年3月6日生まれ、愛知県出身。
2014年『クローズEXPLODE』で映画デビュー。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)で映画初主演を飾り第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人賞俳優・話題賞、第26回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞した。2018年には、映画初単独主演作『去年の冬、きみと別れ』などで第31回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞石原裕次郎新人賞を受賞。同年、「崖っぷちホテル!」(18/NTV)でドラマ初主演を務めた。その後も「シャーロック」(19/CX)、『名も無き世界のエンドロール』(21)、『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』(22)といった話題作への出演を重ねる。近年では、NHK連続テレビ小説「虎に翼」(24)や「アンチヒーロー」(24/TBS)、「フォレスト」(25/ABC)、『パリピ孔明 THE MOVIE』(25)、「DOCTOR PRICE」(25/NTV)での活躍で知られる。そのほか主な出演作に『AI崩壊』(20)、「金魚妻」(22/Netflix)、『ウェディング・ハイ』(22)、『死刑にいたる病』(22)、「あなたがしてくれなくても」(23/CX)、『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』(23/Netflix)、『聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団』(24)など。
アーティスト業においては三代目 J SOUL BROTHERSとして活動しながら、2021年にはソロアーティストとしても歌手デビュー。11月から自身初となるアジアツアーも開催が決定しておりソロアーティストとしても活躍の場を広げている。

2010年1月20日生まれ、東京都出身。2016年、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でドラマ初出演。同年、西川美和監督の『永い言い訳』で映画デビュー。約800人の候補からオーディションで役を勝ち取った李相日監督の『流浪の月』(22)での好演をはじめ、大河ドラマ「どうする家康」(23/NHK)、映画『正欲』(23)といった話題作への出演が続く。昨年は今泉力哉監督作『からかい上手の高木さん』(24)や『アイミタガイ』(24)に出演。そのほか主な出演作に「凪のお暇」(19/TBS)、『ステップ』(20)、「テセウスの船」(20/TBS)、「極主夫道」(20/YTV)、『極主夫道ザ・シネマ』(22)、「御手洗家、炎上する」(23/Netflix)、「0.5の男」(23/WOWOW)、「いちばんすきな花」(23/CX)、「水平線のうた」(25/NHK)、現在放送中のドラマ「ぼくたちん家」など。

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