“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”が紡ぐ人生の喜びを描く
JO1豆原一成×市毛良枝W主演映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』10月公開、特報解禁
2025.05.28 08:00
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
2025.05.28 08:00
JO1の豆原一成と市毛良枝がW主演を務める映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』が10月24日(金)より公開されることが決定した。
原案は、約100年前の女性の活躍が困難だった時代に学校を創立した島田依史子(しまだいしこ)の著作「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊)。「学ぶことは楽しい」という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢がエッセンスとして散りばめられた作品となっている。
本作は、“夢に迷う孫”が同じ学び舎で学ぶ“夢を見つけた祖母”に元気づけられていく、人生のふとした喜びを描いた家族の物語。物語は祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨が、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つけるところから始まる。それは偉志が遺した文子へのサプライズだった。文子は一歩踏み出し若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する一方、夢に自信が持てず将来に悩む拓磨。そんな二人は、富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つける。
TBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』での好演や、映画『BADBOYS -THE MOVIE-』で初主演を務めるなど俳優としての活躍が注目される豆原が演じるのは、コーヒーにだけはこだわりがある、ちょっと頼りなくて優しい大学生の孫・拓磨。もう1人の主役で、映画『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『明日を綴る写真館』(24)など長年多くのドラマ・映画・舞台で活躍し、『青葉学園物語』(81)以来44年ぶりの映画主演を務める市毛良枝は、ピュアな好奇心を解き放ち世界を広げていくチャーミングな祖母・文子を演じる。監督は中井貴一主演映画『大河への道』(22)などの中西健二が務め、脚本は『サイレントラブ』(24)のまなべゆきこが担当する。
解禁されたティザーポスタービジュアルは、拓磨(豆原一成)と祖母・文子(市毛良枝)が、コーヒーにこだわりを持つ拓磨が淹れたコーヒーを並んでおいしそうに飲むシーンを切り取っており、笑顔の二人に「一歩踏み出してみると、人生って意外と楽しい」というコピーが添えられている。さらに、特報映像と主演2人からのコメントも到着した。
豆原一成 コメント
やっと皆さんに情報解禁することができて本当に嬉しいです。
自分の中ですごい挑戦で、色々なことを考えながら、そして悩みながら作り上げた作品になりました。名だたる役者の皆さんや、素晴らしい監督と一緒にできたことが本当に嬉しかったですし、自分にとってすごく成長できたと思います。この作品を通して、誰かを思うことや学ぶことの楽しさを感じてもらえると嬉しいです。
楽しみに待っていてください。
市毛良枝 コメント
幸せってなに?私は幸せなの?きっと誰もが考え、悩んだことがあるのではないでしょうか。
当たり前の日常に幸せを感じていた文子さん。突然夫を亡くしうつろになってしまいます。でも夫の遺したものから彼女は一歩踏み出し、新たな世界を見つけていきます。それは亡き夫の思いを探る旅でもありました。
我々世代がこれからを考えるとき、避けては通れない老後の生活。新しい体験をする文子さんに叱咤激励されつつ、暑い中での撮影を終えました。
彼女の走り出した先に見えたのは、私も目指していきたい、信じ続けていきたい未来でした。挑戦を怖がらない。人はいくつになっても変われる。そして学びは楽しい。