2025.04.12 17:00
乃木坂46 初披露の会「はじめまして、6期生です」より/写真:鈴木健太(KENTA Inc.)
2025.04.12 17:00
先輩からのエールは「どれだけグループに思いを寄せられるかで全然違う」
個々の魅力をたっぷり見せた6期生の11人は、ついにファンの前での初パフォーマンスを見せる。
ベージュの制服衣装を着た11人が「OVERTURE」とともにステージに登場。大歓声の中、センターの瀬戸口が「初めまして6期生です! 今日は私たちのために集まってくださりほんとにありがとうございます! 今から6期生全員で、みなさんに最高の笑顔をお届けします!」と煽り、彼女たちは「おひとりさま天国」で元気さいっぱいのパフォーマンスを見せる。「制服のマネキン」で一転してクールなビートが鳴り響くと、森平がセンターとなり、11人が一丸となった揃ったダンスを見せていく。彼女たちは、パワフルなかっこよさで観客を圧倒した。会場のボルテージの高まりは「インフルエンサー」でさらに上昇。大越と川端がセンターとなって、情熱的なパフォーマンスを繰り広げる。そして矢田がセンターとなった「歩道橋」で、彼女たちは爽やかなメロディとともにしなやかなダンスを披露。青春感あふれるステージは、今後の期待感を高めるに充分なものがあった。

6期生11人がずらりと横に並ぶと、矢田が「ありがとうございました。4曲披露させていただきました。みなさんいかがでしたか。これまで毎日不安でいっぱいでしたが、今日ここにいるみなさんの声援を聞いて、配信をご覧になってるみなさんの応援を受けて、自然と笑顔になることができました。本当にありがとうございます。これからも成長していく私たちのことを、どうか温かく見守っていただけたらうれしいです」「続いてが最後の曲になります。最後に披露させていただく曲は、私たちが一番最初にいただいたとても大切な1曲です」と語る。

最後に披露されたのは、矢田がセンターを務める6期生楽曲「タイムリミット片想い」。学校をイメージさせる歌詞を、爽快なメロディで届けるキラキラで透明感あふれるナンバー。限られた時間の中で、当たって砕けてみようという内容は、まさに6期生メンバーの指針表明に映った。メンバー11人は、精いっぱいのパフォーマンスで大きな会場をフレッシュさで包み込む。いま持つ力を出し切った6期生に向けて観客は大きな拍手を送り、濃密なイベントもエンディングを迎えた。

「ペンライトとか振ってもられることってほんとにすごいことだと思って感動しました!」とイベントの感想を語った森平。そんな6期生たちに、MCを務めた乃木坂46キャプテンの梅澤も「キャプテンの私としても、こんなにかわいくて個性的なみんなが入ってくれて、乃木坂46の未来がほんとに楽しみです。6期生のみんなに伝えたいのは、このグループをどれだけ愛して思いを寄せられるかで、自分に返ってくるものが全然違ってくるから、どんなときも乃木坂46を強く思って大事にして、これから頑張っていって欲しいなと思います。そして私たちは、これから6期生のみんなと一緒に頑張っていきます。ファンのみなさんには、ぜひ温かく6期生を見守っていって欲しいなと思います」と、先輩としてのアドバイスを織り交ぜながらコメントした。
副キャプテンの菅原は「めちゃくちゃ感動しました。素敵な子たちが乃木坂46に入ってくれてうれしいなって気持ちと、これから一緒に活動できる楽しみだったりを感じました。ほんとに乃木坂46には優しい先輩がたくさんいるので、何か困ったことがあったらなんでも聞いて欲しいし、一緒にこれから乃木坂46を盛り上げて行けたらいいなと思います。ほんとに楽しみです。お疲れさま!」と、初の後輩への優しい言葉を投げかけた。
『乃木坂46 初披露の会「はじめまして、6期生です」』は、まさにこれからの希望しか見えない充実のイベントとなった。スタートしたばかりの彼女たちが、ここからどれだけ大きく成長していくのか。11人の6期生メンバーの活躍を期待したい。

写真:鈴木健太(KENTA Inc.)