2025.04.12 17:00
乃木坂46 初披露の会「はじめまして、6期生です」より/写真:鈴木健太(KENTA Inc.)
2025.04.12 17:00
ユニーク超えた謎ムーブで心掴むメンバーも
川端は、「初めまして! 東京都出身、中学3年生14歳、川端晃菜です。私は乃木坂46が結成された2011年生まれで、乃木坂46と同い年です。5歳で乃木坂と出会ってからは乃木坂46一色の日々でした。小さい頃はお人形遊びやおままごとをした記憶がなくて、こんな遊びをしてました」と写真を取り出す。「みなさんこれは何をしてるかわかりますか? 指に爪楊枝を貼り付けて「サヨナラの意味」のMVに出てくる体に棘を持つ棘人の真似をしています」と、かなりマニアックなポイントを突くアピール。観客も思わず「ォオ〜」の声を上げた。

彼女のアピールはさらに続き「これは、2017年に公開された西野七瀬さん主演のなぎなたがテーマの映画『あさひなぐ』のものまねで、映画のポスタービジュアルの西野七瀬さんのポーズを真似してます」「最後に、これは2021年なんですけど、前に買ってもらったアンコールスカートとツアーTシャツを着て1日中遊んでたときの写真で、これでコンビニとか行ってました」「私はこんなことをしながら大きくなりました」「生まれも育ちも乃木坂46の川端晃菜、と覚えてくださるとうれしいです!」と筋金入りの乃木坂46ファンであることを、同志とも言える観客にしっかり伝えた。
鈴木は、「やっほー! 富士山の麓からやってきました。乃木坂46初の山梨県出身、18歳、鈴木佑捺です。幼い頃から日本の文化が大好きな私は、書道や茶道を経験してきました。そして地元の神社で、休日やお正月に巫女さんも経験してきたので、今日は巫女さんでみなさんにご挨拶させてもらいます」と語る。巫女衣装の彼女は、「本日は6期生初披露の会にようこそお参りくださいました。いいご縁がありますように」と、縁起のいい挨拶に観客も拍手を送る。さらに鈴木は、「これまでの経験から得た一期一会をモットーに、ひとつひとつの出会いや活動に感謝し、そのときどきを幸せにできるアイドルになりたいです。そして、私を好きになってくれた人には“好運”がやってきます!」と大きなお守りを取り出す。「みなさんにたくさんの“好運”を導けるよう、一生懸命頑張ります!」と運気上昇確実な自己アピールを見せた。

瀬戸口は、「初めまして! 鹿児島県出身、19歳の瀬戸口心月です。この木何の木? みつきー!」と自身の名前を大きな声で紹介。そして彼女は「私は、みつきだけに3つの“き”でできています。今日はそれを書いてきたので紹介したいと思います。まず1つ目の“き”は“ゆうき”です。新しい挑戦や困難に立ち向かう勇気を持ち続けます。この“き”で自分自身を成長させていきたいです。2つ目の“き”は“げんき”です。高校時代のチアリーディングで育てたこの“き”で、みなさんに元気を! 大きな声でお届けします! 3つ目の“き”は“つき”です。私は、“心”に“月”と書いて“みつき”と言います。月が日々形を変えるように、私もみなさんにいろいろな面をお見せしながら、誰かの心を明るく照らすことができるようになりたいです」と、“き”にかけたアピールを完走。
さらに「この3つの“き”に、これからみなさんといろいろな実を実らせることができるように頑張ります。最後になりますが、今日はみなさんに会えてはわっつうれしいがよ。これから一緒に楽しんでいくが」とラストに鹿児島弁を織り交ぜ挨拶すると、観客も大きな歓声で応えた。

長嶋は、「初めまして! 北海道出身、17歳高校3年生、春ずくしの女の子、長嶋凛桜です。春ずくしというだけに、私には春とのつながりがたくさんあります。好きな季節は春で、私は春組のオーディションで合格しました。好きなお花は桜で、りおって名前にも桜の字が入っています。桜の字が入ったこの名前が私は大好きです」と、今の季節にぴったりな自己紹介を行う。彼女は「そんな春ずくしの私なんですが、実は今日みなさんと一緒に叶えたい夢があります。この会場を桜色いっぱいにして、みなさんと一緒にお花見をしたいんです。一緒に叶えてくださいますか? 私が“春と言えば”と言ったらピンク色のペンライトを上にあげて、“りお!”って言って欲しいです」と、先ほども見たような既視感のある展開を誘う。長嶋が「春と言えば!」と声を上げ、観客が「りお!!」と大声で返し、会場はピンクのペンライトに埋め尽くされた。「ありがとうございます! 満開です!」と長嶋は満足げ。彼女は「これから満開の笑顔で、みなさんの心に元気を届けます!」と、にこやかにこれからの思いを伝えた。

増田は、「カタカタカタッ」と謎の擬音を発し、「初めまして! 私は5年間コンピュータ部に所属していたのでエアタイピングをしながら自己紹介をしていきたいと思います」と、擬音がタイピングの音であることを明かす。続けて「大阪府出身、高校1年生になりました。15歳の増田三莉音です。私はずっと室内で過ごしてきて運動神経がよくなくて、カタカタカタッ。学校の体育測定ではほとんどの種目で最低点を叩き出していましたが、ひとつだけ得意なことがあったので、カタカタカタッ。今日はそれを披露したいと思います。反復横跳びです」と声を上げると、いきなり高速の反復横跳びを見せる。彼女の謎のムーブは止まらない。「今日はみなさんの応援のおかげで、いつもより早く動けました。そしてもうひとつ見て欲しいことがあるので、応援してくださるとうれしいです。スキップです」と言うと、全体的におかしい感じのスキップでステージを横断する。笑いと拍手に包まれる中、「今日はいつもよりできました。だけどまだまだ軽やかに飛べてないので上手にスキップができるようになることをひとつの目標に、感謝を忘れず精いっぱい頑張ります!」と不器用ながらもユニークなアピールで観客の心を掴んだ。

個性豊かな自己紹介タイムも、いよいよラストスパート。森平はステージ中央に立つものの、「ダメだ〜、ごめんなさい」と緊張の涙で言葉が出ない。観客とMC2人の応援で気持ちを立て直した森平は、「高校2年生、16歳の森平麗心です。私は人見知りが激しくて今も緊張でドキドキなんですけど、話すことが大好きなのでこれからたくさんの方と話す機会を楽しみにしています。そこで、今日はみなさんにあだ名をつけてもらいたくて来ました」とスケッチブックを取り出す。「今までは、うるちゃん、森の妖精うるみん、うるざえもん、うるみん大統領とかいろんなあだ名があったんですけど、何か呼びたいあだ名はありましたか?」と観客に問いかける。「大統領!」「うるざえもん!」とたくさんの声が聞こえるが、「ありがとうございます。じゃあ、うるみんでお願いします」と、あだ名はうるみん確定を告げた。さらに彼女は「最後に、私の憧れは賀喜遥香さんです。私は猫顔って言われてクールに思われがちなんですけど、賀喜遥香さんみたいな笑顔が映えるアイドルになりたいです!」と涙と笑顔の自己アピールをやり遂げた。

自己紹介タイムのラストを飾る矢田は、「「初めましてこんにちは! 私は高校3年生、17歳の矢田萌華です。秋田県出身です」と笑顔で挨拶。「私は小学生の頃から、もたもたしてるって理由で、もたもたのもったんって呼ばれてました。だけどこれから活動するにあたってみなさんに絶対に、もたもたしてるなんて思われたくないので、今日はここでチャキチャキ準備しながらテキパキ秋田の伝統行事であるナマハゲをしたいと思います」と声を上げる。ゆったりと準備を開始した矢田は、寸劇チックに「わるごはいねーかー、わるいごはいねーかー、この中に矢田萌華を推してくれる人はいねーかー」と、ナマハゲになりきって自分を売り込む。「これから活動していくにあたって、この質問に答えてくださる方をもっともっと増やしていけるように精いっぱいがんばります! 最終目標はみなさんの心をモノポリーすることです!」と、最後は乃木坂46の楽曲「Monopoly」にかけて自己紹介を終えた。

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